
「なるようにしかならない」
一見、この言葉はすべてを諦めて投げやりになっているように聞こえるかもしれません。
しかし、この「なるようにしかならない」は、スピリチュアルにおいては幸せになるための究極の生き方であり、最強の言葉でもあるのです。
そこで今回は、魂が本当に望んでいる未来を手に入れることができるマインドである「なるようにしかならない」のスピリチュアルな意味、実践のコツについて、説明していきたいと思います。
目次
「なるようにしかならない」はスピリチュアルな究極の生き方
「なるようにしかならない」という言葉や、考え方はスピリチュアルにおいては決して悪い意味やネガティブな意味を持っているものではありません。
恋愛にしても仕事にしても、自分が必死になって考えて行動して…としなくても、最終的に本来魂が行き着くべきだった場所に到達することができるという考え方なのです。
もともと繋がれている縁に導かれるので、試行錯誤しなくても最後には行き着くべき場所に行きつくことができると考えて、「なるようにしかならない」と生きることは、不安を手放し、余計なことを考えなくなる生き方に繋がります。
結果的に肩の力を抜いて生きられるようになることで、良い結果を招くこともできるようになるのです。
「なるようにしかならない」のスピリチュアルな本当の意味
「なるようにしかならない」という生き方はいったいどのようなものなのでしょうか?
まずは、一般的な意味とは異なるスピリチュアルにおける「なるようにしかならない」の本当の意味と、そう考えて生きることで生まれる効果について知っていきましょう。
他人をコントロールをしない
「なるようにしかならない」という考え方が一番有用的なのは、人間関係においてだといえるでしょう。
自分の気持ちや考え方、行動だけではどうにもならない人間関係において、「なるようにしかならない」と考えることで、人付き合いが楽になっていきます。
仲が悪い人、どうも相性が悪いと感じる人となかなかいい関係を築くことができないと悩んでいるときでも、片想いが一向に成就しない、相手に自分の気持ちを理解してもらえないと悩んでいるときでも、「なるようにしかならない」という考え方は“他人をコントロールすること”への良い意味での諦めを得ることができるのです。
そうすると人間関係で感じるストレスも大きく減っていくようになります。
肩の力を抜いて生きる
「なるようにしかならない」は“諦めの境地”だと捉える人は少なくないはずです。
スピリチュアルにおいては多少ニュアンスは変わってくるものの、似たような意味として受け取っても間違いではないといえるでしょう。
肩の力を抜いて生きること。
これが、「なるようにしかならない」という考え方から行き着くことができる生き方なのです。
「なるようにしかならない」からこそ、必要以上に気を張ることなく、リラックスして日々を生きることで自然と視野が広がり、さまざまな観点や価値観で物事を見ることができるようになっていきます。
物事への執着心を手放す
物事への執着を手放すことができるのも、「なるようにしかならない」という考え方がもたらしてくれる効果のひとつです。
何かに執着することをやめるのは、投げやりになってすべてを投げ出してしまうとか、諦めてしまうなどといったことではなく、ひとつのものから目を離し、広い視野で物事を見て判断できる自分になることへ繋がっていきます。
「なるようにしかならない」のだからと、考えることで不安や執着から解放され、自分にとっての新しい考え方、選択肢や価値観を手に入れることができるようになるでしょう。
運命の流れに身を任せる
「なるようにしかならない」から、すべてを流れに任せてしまう。
これも、スピリチュアル的には良いことだと考えられています。
運命の流れに身を任せるというのは、スピリチュアルにおいては魂の導きに従って生きていくという意味です。
決して自分がすべてを諦めて生きるという生き方のことではありません。
そして、「なるようにしかならない」と考えて生きることで、本来の魂の導きに一切逆らうことなく、魂が求める未来や、魂が呼び寄せられる方向へと自然と引き寄せられていくようになるのです。
そしてその行き着く先は、あなた自身が本来たどり着くべき場所となります。
「なるようにしかならない」と考えることで魂に従って生きることができるようになるでしょう。
辛いことも成長する機会だと前向きに受け入れる
「なるようにしかならない」と考えていると、辛いことがあっても自然と「乗り越えるしかない」と思えるようになっていきます。
しかしそれは決して“仕方なく”ではなく、乗り越えるしかないから乗り越えようという前向きな考え方をもって、辛い出来事を乗り越えられれば、成長できる、自分はそのチャンスをもらったという考えとともに生まれる考え方なので、あくまでネガティブなものではありません。
大変なことや、困難なことと向き合ったときに、「なるようにしかならない」から、逃げずに向き合うと考えることで、その試練を乗り越えることができる気力を得て、そして乗り越えた先に魂の成長、人間としての成長が待っているのです。
「なるようにしかならない」で幸せな人生を手にするコツ
「なるようにしかならない」という考え方は、一般的にはネガティブな意味として捉えられており、その意味のほうが浸透してしまっていることがほとんどです。
そこで、ここでは、「なるようにしかならない」で幸せを手に入れるコツについて説明していきます。
「なるようにしかならない」の意味をあなたの中でポジティブなものに変換する機会になるよう、参考にしてください。
努力を怠らない
「なるようにしかならない」という考え方は、世間一般的には、“だから諦める”とか、“努力をしない”“投げやりになる”という生き方に繋がってしまうでしょう。
しかし、スピリチュアルにおいてはそうではなく、努力をしたうえでその結果を受け入れる…という意味で解釈するのが正しいと考えられます。
努力をしないまま、「なるようにしかならない」と考えて生きれば、それはスピリチュアルな意味における「なるようにしかならない」を理解しているとはいえません。
努力しなければ成長はできないので、その状態で「なるようにしかならない」と生きても、諦めてネガティブに生きることになってしまうので気をつけてください。
日常の中に幸せを見つける
「なるようにしかならない」のマインドを持って生きていこうとする中で、普段の生活のひとコマひとコマに幸せを見つけることを意識してみてください。
美味しいものを食べること、趣味に没頭できる時間を持つこと、会いたい人に会えること。
普段と何ら変わらない生活の中でも、小さな幸せを見つけて感謝したり、喜ぶようにしましょう。
そうするとポジティブなエネルギーが生まれることになり、あなたが本来あるべき姿へと導かれていくようになります。
幸せになれると信じ続ける
明るい未来を信じて、自分は必ず幸せになれると信じ続けることは、実際に幸せな未来を引き寄せることに繋がります。
暗い思考に囚われてしまっていると、自然とネガティブなほうへ引っ張られた行動や言動をしてしまいがちです。
そうすればどんどんネガティブな方向へと引きずられてしまい、「なるようにしかならない」も後ろ向きな捉え方となてしまいます。
反対に、明るい未来を信じて幸せになれることを信じて生きていくことを心がけると、「なるようにしかならない」の意味合いも自分の中でポジティブに解釈することができるようになっていき、無意識のうちに明るい未来へ繋がる行動や言動をとっていけるようになるでしょう。
今できることに集中する
今を一生懸命生きることで、「なるようにしかならない」の意味を理解できるようになっていきます。
仏教においても、今を大切に生きることが説かれていますが、未来のことをあれこれ考えて勝手に不安になってしまうのでは未来は良いものにはなりません。
特に、今できることに集中して一生懸命に取り組むことで良い未来へ続く道を切り拓くことができるのです。
また、集中して努力したという自信が生まれてくるので、ここまで頑張ったのだから、あとは「なるようにしかならない」と、前を向けるようになります。
しっかりとした自分軸を築く
自分軸を大切にした人生を意識しましょう。
自分軸が確立されていないと、周囲の意見や考え方に翻弄され、流されてしまい、本来自分が歩むべきだった道からそれてしまうこともあります。
周りに振り回されてしまうことで正しい選択ができなくなり、本来あなたの魂が導かれるはずだった場所へ進むことができなくなってしまうのです。
自分軸で生きていれば、あなた自身の魂が求める選択ができ、魂が望む結果に落ち着くことができます。
そこへ行き着く間に「なるようにしかならない」と前向きな気持ちで考えられるようになっていくでしょう。
ネガティブな感情も受け入れる
「なるようにしかならない」のスピリチュアルな意味を理解し、前向きな気持ちで生きている中でも、ほんの些細なきっかけや理由でネガティブな感情が生まれてしまうこともあるでしょう。
そんなときは、ちょっとネガティブに引っ張られてしまった自分を責めないことです。
ネガティブな感情が生まれることは決して珍しいことではないし、当然悪いことでもありません。
人として生きていれば当然のことだとすらいえます。
だからこそ、ネガティブな感情も受け入れる広い心が必要です。
その感情を否定してしまうと、自分を否定することに繋がってしまうので、魂の導きに悪影響が出てしまうので注意しましょう。
占い師CRISSのワンポイントアドバイス「なるようにしかならないは幸せになれる生き方」

でもね、「なるようにしかならない」っていう考え方は、本当に素敵で前向きで、本来のあなたを思い出させてくれる考え方なの。
だからこそ「なるようにしかならない」に対してあなたがこれまで築き上げてた固定観念は一度手放してみてほしいわ。
この言葉を前向きに捉えることができれば、あなたの魂は本来あるべき場所へスムーズに導かれていくことになるはずよ。
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