
スピリチュアルで不思議な力を持っているといわれているアメジストは、置き場所に気をつけなければならないといわれています。
置いてはいけない場所に置くことで、アメジストが本来持っている力が発揮できなくなってしまうからです。
そこで今回は、アメジストを置いてはいけない場所、そしてそのスピリチュアルな理由について、説明していきたいと思います。
アメジストを家に置いているのにいまいち効果が感じられないという人は、アメジストを間違った場所に置いていないか、確認してみてください。
同時に、アメジストを置くのにおすすめの場所も紹介しているので、参考にしてください。
目次
アメジストを置いてはいけない場所とは?7つの条件
アメジストは、透明度が高い紫色をした水晶です。
まずは、アメジストを置いてはいけないといわれている場所について確認していきましょう。
その姿の通り、和名では“紫水晶”と呼ばれているアメジストですが、水晶に含まれる鉄分によって紫色の濃度に変化が現れます。
その一方で、熱や光によって色が変化したり、退色してしまう性質も持っているのです。
それも踏まえて、アメジストを置いてはいけないといわれる場所もあるので、まずはどんなところにアメジストを置いてはいけないのかと、その理由について、確認していきましょう。
アメジストについて詳しく知りたいかたはまずかちらをご覧ください。
直射日光が当たる場所
アメジストは、そのすべてがというわけではありませんが、一部、紫外線や高温によって退色してしまうものも存在します。
そのため、直射日光が当たる場所や、窓際などに置いてはいけないといわれているのです。
色が変化してしまっても、その石がアメジストであることに変わりはありませんが、しかし色とともにアメジストが本来持っているエネルギーに衰えが現れてしまうとされています。
あなたが出会ったときのアメジストの色を守ることで、アメジストが本来持っているエネルギーを如何なく発揮することができるのです。
じめじめとした場所
アメジストは、じめじめとした場所…つまり多湿な場所に置くのも良くないといわれています。
アメジストは、多湿な場所に置き続けると、カビてしまうこともあるからです。
スピリチュアルな観点からも、じめじめした場所に置き続けることによって、その場所に引き寄せられた邪気を吸い続けてしまうこと、そしてアメジスト自体がまったく浄化できず、どんどん疲弊していき、発揮するエネルギーが弱くなってしまうことも挙げられるため、湿気の多い場所にアメジストは置くべきではありません。
ゴミゴミと不衛生な場所
ゴミ箱のそばや、埃が溜まって汚れているなど、清潔感に欠けた場所にアメジストを置くのもNGです。
不衛生だと感じられる場所では、本来浄化作用の強いアメジストが常に不浄にさらされることとなり、自身に近づく不浄を浄化することで精一杯になってしまい、持ち主の心身の浄化にまで手が回らなくなってしまいます。
不衛生な場所は、悪い気が溜まりやすい場所でもあるため、アメジストの浄化作用を維持したいのであれば、汚れた場所には置かないようにしてください。
負のエネルギーが溜まりやすい場所
負のエネルギーが溜まりやすい場所にアメジストを置き続けることも、避けなければなりません。
アメジストは負のエネルギーが渦巻く場所に置かれ、負のエネルギーが蓄積し続けると途端にその力を失ってしまうからです。
力を失ったアメジストを浄化しないままさらにその場に放置してしまうと、アメジスト自体が浄化のパワーを失い、本来のアメジストの能力が完全になくなってしまいます。
汚れている、散らかっている部屋なども、負のエネルギーが溜まりやすくなってしまっているので、そこにアメジストを置き続けることがないようにしましょう。
電磁波に晒される場所
アメジストは電磁波との相性が悪いパワーストーンです。
そのため、電磁波を発している電子機器のそばに置いておくのはNGとされています。
特に電子レンジなど電磁波が強く放出される家電製品の近くに置いてしまうと、アメジストが安らぐことができず、本来持っているパワーを発揮することができなくなってしまうのです。
家の中に置いていくとしても、電化製品がそばにない、木や石といった自然由来のものに囲まれている場所を選ぶようにしてください。
他人が触れやすい場所
アメジストは、持ち主以外がむやみに触ることを避けるべきだといわれています。
持ち主以外のさまざまな人が簡単に触れられるような場所に置いてしまうと、触れる人たちが持っている良い気や悪い気がかわるがわるアメジストに入り込むこととなり、それがアメジストを疲弊させてしまうことに繋がるのです。
持ち主を守り、浄化する役割を持っているアメジストに他の人が触れることは、余計なエネルギーの蓄積に繋がり、本来の力や効果を発揮できなくなる原因となってしまいますから、あまり人に触れられない場所に置くことがおすすめだといえます。
家族がいて触れる可能性があるなら、触れないようにお願いするなどして、自分以外が触らないようにしましょう。
傾いていたり安定しない場所
不安定な場所にアメジストを置くのもいけません。
斜めになっていたり、少し触れれば落ちそうなってしまうような場所に置くことは、アメジストのエネルギーがあちこちへ漏れ出てしまうことに繋がります。
安定している棚や机などの上に置き、アメジストの形次第では布の上に置くなどして、がたついたり、左右に偏ってしまうような置き方にならないよう、注意することが大切です。
家の中でアメジストを置いてはいけない5つの場所
アメジストを置いてはいけない場所を紹介しましたが、次は具体的に、家の中でどのような場所に置いてはいけないのかについて、説明していきましょう。
トイレやお風呂場、キッチンなど、アメジストを置いてはいけない場所を、その理由とともに紹介していきます。
トイレ
トイレは不浄の場所です。
どんなに清潔にしていても、排泄物や汚れが一時的に集まる空間であるため、アメジストを置くと、アメジストの浄化作用がトイレに溜まる不浄に負けてしまいます。
アメジストも一生懸命に浄化を試みてくれるのですが、日常的に使われているトイレでは、アメジストの浄化作用が追いつかなくなり、本来のアメジストの効果を発揮することができなくなってしまうので、注意しましょう。
お風呂場
アメジストは、水分で劣化してしまうとされる石です。
浴室は湿気が多く、じめじめしていること、水分が多いことから、アメジストを置くのを避けるべき場所だといえるでしょう。
アメジストは変色したり、劣化してしまえば持っているパワーを存分に発揮することができなくなってしまうため、持ち主に十分な効果を授けることができなくなってしまいます。
そのため、浴室に置くべきではないのです。
キッチン
キッチンは水を使う場所であるため、それだけでもアメジストにとってはよくない環境といえますが、さらに、アメジストにとって良くないものが置かれている場所でもあるのです。
それは、調味料。
油や塩分などといった成分がアメジストに付着してしまうと、アメジスト本来の輝きや色味が変化してしまうのです。
さらに、調理中にはアメジストにとって良くないもののひとつ、“熱”が発生することでアメジストが変色したり、劣化してしまう可能性もあるため、キッチンに置くのはやめておきましょう。
地下室
最近では地下に部屋を作っている家も珍しくありませんが、そんな家でも地下室にアメジストを置くのも避けたほうが良いでしょう。
どんなに明るい部屋であっても、やはり地盤の下に作られた部屋は、マイナスエネルギーが溜まりやすくなってしまいます。
アメジストの浄化能力では、常に地下室に置かれている環境ではマイナスエネルギーに負けてしまうのです。
電気を消すと真っ暗になってしまうような地下室にアメジストを置くのは避けましょう。
パソコン周辺
パソコン周辺は、電磁波が渦巻いているような場所なので、アメジストを置くのは適していません。
デスクトップのパソコンの周りにアメジストを置く、またはアメジストを置いてある場所の近くにノートPCを置いて作業をするというのは、アメジストの効果を大幅に下げてしまう可能性が高まります。
アメジストは本来、とても穏やかでそれでも確実な浄化の作用を発揮してくれるので、強い電磁波とは相性が悪いのです。
スピリチュアル効果が高まるアメジストの置き場所
アメジストを置いてはいけない場所を紹介してきましたが、それではどこに置くのが良いのでしょうか?
次は、家の中でアメジストを置くことでスピリチュアル効果が高まるとされる場所をいくつか紹介していきたいと思います。
玄関
玄関にアメジストを置くと、入ってくるエネルギーを入り口で浄化してくれるため、家の中にマイナスエネルギーが入ってこないようにしてくれる効果があります。
風通しも良く、湿気が溜まりにくい状態にし、なおかつ直射日光がアメジストに当たらないように置くことで、常に浄化作用を発揮してくれるので、外でマイナスエネルギーをまとってしまっても、家の中に入ると同時にアメジストに浄化してもらう…ということも可能なのです。
ただし玄関となると他の人が触れる機会も多くなるので、ふと手をついたときに触れてしまわないよう、手の届かない場所に置くことをおすすめします。
リビング
リビングは家族でのんびりとできる場所。
くつろぎや癒しの場所となります。
そこにアメジストを置くと、空気を浄化し、調和やコミュニケーションの効果を高めてくれるようになるのです。
家を心安らぐ場所にしたいと考えている人は、リビングにアメジストを置くようにすると良いですが、リビングだからこそ、家族みんなが触れてしまうこともあるため、触れないようにお願いしておきましょう。
書斎や勉強部屋
アメジストには集中力を高めてくれる効果があります。
そのため、仕事や趣味の読書などを楽しむ仕事部屋や書斎にアメジストを置くことで、その効果を受けることができるのです。
精神的な安定や癒しも与えてくれるため、仕事や趣味に集中しながら精神を穏やかに、安定させることができるので、癒しや穏やかな暮らしを求めている人は、書斎や仕事部屋にアメジストを置くようにしましょう。
寝室
安眠と癒しを与えてくれるアメジストを、寝室に置くのも良いでしょう。
ただ、朝、日光が強く当たる窓辺に置くのは避けるべきなのと、部屋の空気をこまめに入れ替えるようにすることを心がけるようにしてください。
寝室にはその日の疲労などマイナスのエネルギーが放出されることもあるため、その空気を浄化するアメジストが非常に効果的なのですが、同時にアメジストを浄化するようにしなければ、アメジストが疲弊してしまうので注意が必要です。
リラックスしたい場所
リラックスしたい場所にアメジストを置くのも良いでしょう。
一人でのんびり過ごす自分の部屋では、アメジストが瞑想を行う場合に心の平穏をもたらしてくれますし、自分を見つめなおそうとする精神を支えてくれる効果も授けてくれます。
ただし、浄化作用を高めるのであれば、アメジストと一緒に他のパワーストーンを置いて、アメジストが常に健康的な状態でいられるようにサポートしてもらうこともおすすめです。
置き場所より重要!アメジストを置くときの注意点
アメジストのパワーを存分に発揮させ、その効果を得るには、アメジストを置く場所も大切ですが、それ以上に大切なポイントがいくつかあります。
ここでは場所以上に大切なアメジストを置くときの注意点について説明していきましょう。
定期的に浄化やお手入れをする
アメジストは強く確かな効果を発揮してくれる一方で、とてもデリケートなパワーストーンです。
そのため、こまめな浄化が必要ですし、お手入れをしてあげることも大切だといえるでしょう。
ずっと置いているだけでも、埃がかぶってしまったり、色味がくすんでしまったりすることもありますから、少しでもアメジストが汚れていると感じたら、その都度、お手入れをしてあげてください。
- 超音波洗浄
- 石鹸をぬるま湯に溶かし柔らかい歯ブラシで磨く
- シリコンクロスで磨く
アメジストが染色加工をされていない場合には、超音波洗浄で目に見えない汚れまで落とすことができます。
また、石鹸水などを使う場合には長い時間水に濡れたままにしないよう気をつけてください。
洗浄も大切ですが、浄化も大切といえます。
浄化方法も紹介しておきましょう。
- 月光浴での浄化
- 水洗いでの浄化
- ホワイトセージの煙で浄化
太陽の光はアメジストを劣化させてたり変色させてしまうことがありますが、月の光ではアメジストにダメージを与えることはなく、より早く浄化をしてくれます。
また、水洗いの場合には水道水ではなく、天然水など塩素の入っていない水を使うようにすることで浄化の作用を高めることができるでしょう。
アメジスト同様、ホワイトセージの香りや、ホワイトセージを焚いた煙には強い浄化作用があるため、煙を当てることで浄化の効果が期待できます。
他のパワーストーンとの組み合わせに気を付ける
アメジストは、他の石との組み合わせに気をつけるようにすれば、より効果を高めることができます。
特に、アメジストの場合には水晶系の石との相性がよく、お互いの効果を高めあうことができるため、ローズクォーツやシトリン、アクアマリン、サファイアと一緒に置いておくようにすると、浄化作用やリラックス、心の平穏を与えてくれる効果が高まります。
また、ラピスラズリは本来アメジストが持っているパワーをさらに倍増させてくれる効果を持っているので、一緒に飾ることがおすすめです。
穏やかなエネルギーを持っている石ですから、相性の悪い石というのはなく、どんな石とでも相乗効果を発揮することができるので、組み合わせが悪くなることを心配する必要はありません。
占い師CRISSのワンポイントアドバイス「正しい場所にアメジストを置いて効果を実感しよう」

だから、置いてはいけない場所、置いたほうがいい場所をしっかりと確認して、よりアメジストの効果を高めることができるところに置くようにしてね。
正しい場所に置いたうえで、きちんとお手入れをして穏やかで優しい石だけれど、持ち主をしっかりと守ってくれるから、あなたがアメジストに求めている効果をしっかりと発揮してくれるはずよ。