身の回りで良くないことが続くと「ご先祖様が怒ってるのかな?」と不安になるものです。
特にお墓参りやお仏壇の手入れなどを欠かしている時などは、「やっぱり見られているんだ」と反省し、怒っているのか不安になります。
この記事では、ご先祖様が怒ってるのかを見極めるためのサインをご紹介しましょう。
ご先祖様が怒る本当の理由も合わせてお伝えするので、ご先祖様からのメッセージを受け取る為のヒントにしてみてくださいね。
目次
ご先祖様が怒ってる9つのサイン
ご先祖様が怒っている時には、どんなサインが見られるのでしょうか。
何となく不安なままでいるのではなく、サインを見つけてメッセージを受け取ってみましょう。
ろうそくの火が赤く燃える
仏壇やお墓にお供えしているろうそくの炎が赤く燃えているのは、ご先祖様が怒っているサインです。
ろうそくの炎の状態は、ご先祖様からのメッセージが込められています。
赤色には闘争心や情熱・警告などの意味があり、昂る感情や活力などが影響している色です。
ご先祖様は、あなたの日頃の行いや生きる姿勢について傲慢さや横柄さがあると心配しています。
毎日の過ごし方や人との関わり方が、ご先祖様に誇れるものであるか振り返ってみましょう。
ご先祖様が怒ってる夢を見る
夢の中にご先祖様が出てきて怒っていたのであれば、そのままメッセージとして受け取りましょう。
あなたが間違えた考えに固執していたり、周りの人からの意見を無視して良くない選択をしようとしていたりすると、ご先祖様が夢に出てきて怒って知らせてくれます。
身近な存在であるご先祖様が夢の中で怒っている姿を見せたのなら、「何が違うのだろう」と現実世界で向き合ってみることも大切です。
ご先祖様からの暗示を無視して突き進めば、過酷な現実が待っている可能性があります。
悪い予感がする
虫の知らせとよくいいますが、なんとなく悪い予感がする時にはご先祖様からの怒りのメッセージと受け取りましょう。
予感というのは直感の一つであり、良いも悪いもご先祖様や高次元の存在からのサポートがあって感じ取っているものです。
嫌な予感は、ご先祖様から危機回避のメッセージが込められているといっても過言ではありません。
食器が割れる
ご先祖様が怒っている時には、食器が割れるというサインも見られます。
特に陶器の食器は、ご先祖様からの警告メッセージであるとされているものです。
家族関係において良くない知らせを届けており、健康や身の回りの出来事などに注意を払う必要があります。
親戚関係が疎遠になっている家庭は、久しぶりの連絡を入れてみたり近況を尋ねてみたりすると、密かに助けを必要としている人が出てくる可能性も。
「身近な人との関わりほど気を引き締めて大切にするように」とのメッセージとも受け取れます。
家電の調子が悪くなる
次々と家の中の家電の調子が悪くなるのも、ご先祖様が怒ってるサインです。
特に仏壇や神棚の近くにある家電が壊れた場合には、ご先祖様から何かメッセージを送られている可能性があります。
現代社会において家電はなくてはならない必需品です。
当たり前に使っていると、感謝を忘れてしまうもの。
よく使う家電が壊れたことで、当たり前のような毎日に感謝をするきっかけにもなります。
カラスが目に付く
カラスがよく目に付くようになった時には、ご先祖様が怒ってるサインである可能性があります。
不吉な動物として思われることの多いカラスですが、昔は神様からの使いとして知られるほど賢い動物の象徴でした。
何か言いたそうにカラスが見つめてきていたり、決まった時間にカラスを見ることが多かったりするのは、ご先祖様からメッセージが送られているサインと考えられます。
体調が悪くなる
原因が分からなくて体調が悪くなった場合には、ご先祖様が怒ってるサインである可能性があります。
流行風邪をひいたり、思い当たる節がある不調だったりは、体を休めればじきに治ってくるものです。
突然体が痛くなったり不調になったりするのは、ご先祖様への感謝が不足していることに気付かせるためのメッセージかもしれません。
ご先祖様があっての自分の命であることに感謝しましょう。
近くに雷が落ちる
家や自分の近くに雷が落ちるのも、ご先祖様が怒ってるサインの一つにあげられます。
自然現象である雷は、いつどこに落ちるか分からないものです。
しかし、自分のすぐ近くや家の近くに落ちるというのは不運といえる出来事となります。
昔から親や近所の大人に怒られる時に「雷を落とされる」という表現をすることがありますが、自然現象の雷が落ちることも見えない存在からの怒りという意味を持つのでしょう。
人間関係に問題が起きる
人間関係に問題が起きるのも、ご先祖様が怒ってるサインの一つです。
社会の中で生きていると、何かと問題になるのが人間関係。
人間関係が上手くいっていると何もかもが良い方向に動き出すものです。
逆も然りで、人間関係が悪化すれば全ての出来事がネガティブな方向に進むことも少なくありません。
人間関係でトラブルが続くのは、ご先祖様から仕切り直しのサインと受け取り、今進めていることは一度足を止めてみましょう。
不運が続くのはご先祖様が怒ってるから?
不運が続く時には、なぜ「ご先祖様が怒ってるから」ということになるのでしょうか。
ご先祖様がどういう存在かご紹介します。
先祖供養やお墓参りをしなくてもご先祖様は怒らない
悪いことが続いていると「ご先祖様が怒ってる」と思うこともあります。
お墓参りや先祖供養が出来ていなければ、余計に不運の理由をそのせいにしてしまいがちです。
しかし、基本的にはご先祖様は先祖供養やお墓参りが出来ていなくても怒ることはありません。
ご先祖様は一族の繁栄を望んでおり、子孫は目に入れても痛くないほど愛しい存在だからです。
自分が死んだ後のことを想像してみると、お墓参りに来てくれない孫に対してそれだけが理由で怒ることはないでしょう。
寂しく感じることはあっても、お墓参りや先祖供養をしていないだけでは怒ることはないのです。
あなたの行いに対して怒ってる可能性はある
お墓参りや先祖供養をしないことでは怒らなくても、不運が続くときには子孫であるあなたの行いに対してご先祖様が怒ってる可能性があります。
お墓は家族の幸せのシンボルであり、先祖に対して感謝の気持ちを表すための場所です。
ご先祖様が子孫を苦しめたり足を引っ張ったりすることは、基本的にはありえません。
しかしあなたの行いがご先祖様の目に止まり、メッセージを伝える必要がある場合にはサインを出していることもあります。
ご先祖様が怒ってしまう本当の理由
ご先祖様が怒ってしまう本当の理由はなんでしょうか。
いつも近くで見守ってくれている存在だからこそ、あなたの行いがご先祖様を怒らせてしまう原因になることを知っておきましょう。
ご先祖様を敬う心を忘れている
ご先祖様が怒ってる理由は、あなたの心の中にご先祖様の存在がなくなってしまっているからです。
お墓参りや先祖供養をすることを忘れていてもバチを与えたり、怒ったりすることはありません。
しかしご先祖様を敬う心を忘れてしまったときには、怒ってサインを送ります。
自分が生まれてきたのは、両親があってそのまた両親があって…とご先祖様から脈々と受け継がれてきた命があるからです。
代々紡いできたご先祖様の意思を敬い、今自分があることに感謝をすることが大切。
ご先祖様を敬わないのは、自分のルーツを敬わないという意味であり、自分自身を蔑ろにしてしまうことに繋がります。
あなた自身を大切にしてもらいたいからこそ、ご先祖様は自分のルーツを思い出し想いを馳せて欲しいと願っているわけです。
自分勝手な行いを繰り返している
あなたが自分勝手な行いを繰り返していると、ご先祖様は怒ってしまいます。
ご先祖様にとって、子孫であるあなたは目に入れても痛くないほど愛おしくて可愛い存在です。
そんなあなたが周りへの感謝を忘れ、一人で生まれて生きているかのような顔をしていると、ご先祖様は「感謝を思い出して欲しい」と願います。
子孫を大切に思っているご先祖様だからこそ、お天道様に胸を張れないような生き方をしていると放っておけないのでしょう。
家族を蔑ろにしている
家族を蔑ろにしている時にも、ご先祖様は怒ってしまいます。
子孫の幸せを願っているご先祖様は、あなたはもちろんですが関係している家族全てを大切に思っているわけです。
家庭円満を願っているからこそ、あなたが家族を大切にしない言動をしているととても悲しい思いをします。
日本人の国民性として、家族よりも仕事を優先する人が多いからこそ、晩年に後悔するケースも少なくありません。
ご先祖様は子孫にそんな後悔もして欲しくないため、家族との時間や関係性を大切に築いてい欲しいと願っています。
自分の心に嘘をついている
自分の心に嘘をついている時にも、ご先祖様は怒っています。
ご先祖様は、子孫の幸せを願っているため自分らしく生きて欲しいと強く望んでいるわけです。
自分の心に嘘をつくと、その後必ず心が苦しくなります。
本音に蓋をして周りに合わせたり、無難な道を進もうとしたりしても、虚しさが募るばかりです。
自分との葛藤を続けることになるため、「間違っているよ」と知らせようとしてくれます。
自分を傷つける行動をとっている
あなたが自分自身を傷付ける行動をとっている時には、ご先祖様も怒ります。
子孫が可愛くて仕方がないご先祖様は、あなたが自分を傷付けている行為が許せません。
傷付ける対象が自分の体や心だとしても、見守っているご先祖様からすると「私の可愛い子孫に何をしてくれているんだ」という気持ちです。
傷ついても立ち上がる強さを持ってほしいからこそ、弱気になっているあなたに対して怒りのサインを出してくれます。
努力を放棄している
努力を放棄してダラダラと生きている時にも、ご先祖様は怒ってしまいます。
ご先祖様は、子孫の成長も望んでいるものです。
「子孫繁栄」とは魂の使命を全うしながら学び成長し、脈々と命を受け継いでいくこと。
ご先祖様は、本来は子孫がただ生きているだけでも喜んでくれます。
しかし命があることを当たり前とし、努力を放棄しダラダラと自堕落な生活をしているのは命を粗末にしているのと同じです。
子孫の間違った生き方には活を入れるべく、正しい道に戻そうとしてくれます。
怒ってるご先祖様を鎮めて守ってもらう方法
ご先祖様が怒ってるときには、どうやって怒りを鎮めてもらうのがいいのでしょうか。
怒ってはいてもそれは、あなたが正しい道に進むためであり行動を改めることで見守ってもらうことができます。
怒りを鎮めご先祖様に助けてもらう方法をご紹介するので、参考にしてみてください。こちらの記事もぜひ読んでみてくださいね。
自分も周りの人も大切にする
ご先祖様が怒ってるときに助けてもらう方法は、自分も周りの人も大切にすることです。
子孫の幸せや繁栄を願っているご先祖様は、あなたが正しい道を進み幸せになってくれることを望んでいます。
まずは自分自身はもちろん、周りの関わっている人を大切にして、手を取り合い愛のある人間関係を築いていくよう努力しましょう。
社会の一員として、貢献活動をするのももちろん喜ばれます。
まずは、自分と家族・近い友人に対して優しく親切にすることが、人として成長すべきでありご先祖様が望まれる部分です。
少しずつでも前進し続ける
ご先祖様は、あなたに少しづつでも前進し続けてもらいたいと願っています。
努力は人を幸せにするものです。
勤勉で優しく思いやりがある行動をしていると、必ずご縁は巡り巡ってくるもの。
困っている時に助け船がくるのは、ご先祖様が手を差し伸べてくださるからです。
少しずつでも周りに良い行いをし、成長する努力を止めないことが大切になります。
仏壇の手入れやお墓参りをする
お仏壇のお手入れやお墓参りをするのも、ご先祖様の怒りを鎮めて見守ってもらえるようになる方法です。
最初にお伝えしたように、お墓参りを怠ったからといってバチがあたるわけではありません。
自分のルーツであるご先祖様の存在を忘れ、蔑ろにすることで、自分自身を大切に思えない心が問題なのです。
仏壇の手入れやお墓参りをすると、手を合わせている間ご先祖様への感謝の気持ちを思い出したり、命あることが当たり前ではないと気付くきっかけになります。
自分自身を大切にする重要な時間となるため、仏壇やお墓に行って自分のルーツに感謝する気持ちを持ちましょう。
占い師 tomomiのワンポイントアドバイス「ご先祖様が怒ってるなら自分の行いを振り返ろう」
お墓参りや先祖供養をしていないことが原因なのではなく、今のあなたの在り方を見直すべきだというサインです。
自分のルーツに思いを馳せて、命に感謝して周りの人との関係性を見直していきましょう。