「本命的殺の正しい意味を知らないまま行動していたかも」「本命的殺の凶作用って、何なの?」「引越しをする時に、避けた方が良いのはどうして?」と気にしているあなた。
今回は、本命的殺(ほんめいてきさつ)の凶殺が与える影響、対策をご紹介します。
大凶方位である本命的殺がもたらす意味を正しく知ることで、避けることのできる凶殺があるのです。
凶方位の持つ意味がそれぞれに違うからこそ、本命的殺の凶殺がどのような出来事を引き寄せるのか、危険な影響を与えるあるのものなのかを知り、対策を取り入れて対処することが大切。
悪影響をただ受けるだけではなく、効果的な対策を考慮しながら、あなたの出来る方法で凶作用の効果を少しでも軽くしましょう。
目次
本命的殺「ほんめいてきさつ」(月命的殺)の意味とは?
本命的殺の意味
本命的殺(ほんめいてきさつ)とは、自らを破る凶殺です。
方位盤では、本命殺(ほんめいさつ)が巡る、あなたの本命星が位置する真向いに当たる方角。
本命的殺は、方位盤で本命星の真向いに位置し、本命殺とは対局しているのです。
中宮に本命星が巡る時には、本命殺が無くなるように、本命的殺も同じように凶作用の力を無くすというもの。
引越しや就職、旅行などの際には、行動することを避けてほしい五大凶方位の一つとなります。
あなたが本命的殺の方角に動く行為は、自分に悪影響をもたらす働きを引き寄せてしまう事なのです。
自分が原因となり、災いを引き寄せる凶殺。
ただ、本命的殺は、本命殺よりも凶作用の力が弱いとも言われています。
本命的殺は、主に精神面が潰されてしまうので、一度病んでしまうと、自分を取り戻すまでに時間がかかることも少なくありません。
本命殺が肉体的なトラブルを引き寄せることとは反対で、気持ちの面で問題を抱えやすくなるのです。
「やる気が出ないな」という単純な気分の浮き沈みではなく、発端となる原因を招き、そこから徐々に気持ちが滅入ります。
月命的殺とは?本命的殺との違いや意味
月命的殺(げつめいてきさつ)と本命的殺(ほんめいてきさつ)の違いは、生まれた月から読み解くということ。
本命的殺は、自分の生まれた年から、本命星を導き出します。
しかし、月命的殺は名前の如く、生まれた月から導き出した月命星から自分の星を見つけ出すのです。
また、本命的殺と月命的殺の意味として大きな違いは、凶作用の影響を受ける年齢があるということ。
本命的殺は、どの年齢においても凶作用の効果や影響が変わることはないのです。
月命的殺に関しては、18歳までに主に影響力がもたらされます。
18歳になるまでは、月命星の力が強いので、本命的殺とともに、月命的殺の凶作用も受けることになるので、倍の注意力が必要です。
注意点としては、18歳以下であっても、社会的に自立している人に限っては、月命星を気にしなくても良いというもの。
社会的に自立している場合、本命星だけの影響を受けることになるので、本命的殺の凶作用を熟知し、対処することが大切です。
月命的殺は、本命的殺よりも影響力が弱いと言われていますが、精神面で追い込まれる状況に変わりはないので、油断はできません。
月命的殺の方位に移動する時は、精神面から自分の環境が崩れるので、認識しておくのは大切な心掛けです。
本命的殺の影響
本命的殺は、様々なトラブルを引き起こす原因を作ってしまうというもの。
凶方位に行動を起こせば、何も問題のなかったところから、トラブルが発生します。
関係ない問題であっても、原因をあなたに擦り付けられる可能性が高いのも事実です。
本命的殺の方位は、自分では背負いきれないほどの責任や誤解を招くことも少なくありません。
人に罵倒されたり、対人関係が悪化する出来事を招くなど、あなたの心が正常な状態で保てなくなるほど、精神状態が崩壊へと向かいます。
精神的に不安定になる、自分に自信を失くしてしまう、挫折や気力の喪失、自律神経失調、対人関係の悪化、パニック障害を引き起こす危険性、自信過剰になりがち、成果を残すことができない焦りなど。
本命的殺の方角に向かうと、精神面が不安定となり、無駄に自信を失くしたり、過剰なほど自分を評価できたりと、バランスを崩してしまうのです。
正常な判断ができない状態が訪れるので、トラブルを招けば、どんどん問題が拡大していくことも少なくありません。
問題を解決するための、気持ちの余裕がないため、目の前で起きている事に必死になるのです。
ただ、周囲の人の助言を聞き入れることの出来ない状態となり、本命的殺の影響を打ち消し、通常の状態に戻るのは難しいもの。
一度本命的殺に向かい、悪い出来事に遭遇して自信を失ってしまえば、当分の間は、自分を疑う行動をしてみたり、周りばかりを評価したりと、自分自身の存在を否定する行動に出る人も少なくないのです。
ストレスや疲労なども蓄積しやすく、上手く解消できずに苦しむのも、特徴に挙げられます。
あなたが何で心を休め、リセットするための方法をすればいいのかさえも理解できなくなるのが、本命的殺が自分に影響してくる凶殺です。
自分で心を切り替えられたり、疲れを癒すことができれば、パフォーマンスが変わり、あなたのモチベーションは格段に違ってきます。
精神面でのトラブルが付き物となり、なかなか自分で解消できない歯痒さを感じ続ける、煩わしい凶方位が本命的殺となるのです。
本命的殺の対策
本命的殺の方角へ進む時の対策は、凶作用を弱めるための方法を実践することだと言えます。
凶作用の力が強い、本命的殺の影響を完全に取り消すことはできません。
ただ、凶作用の効果を弱めることが出来ます。
あなたに悪い影響を引き寄せる方角に移動する時にするべき対策として、事前に吉方位へと旅行に行く、神社に方位除けに出向く、方違え(かたたがえ)を行い吉の方角へ進むなど。
神社で方位除けのお祓いをしてもらうことが、最も悪い気を鎮める効果を持つと言われています。
しかし、実際には個人差があるものなので、効果を打ち消すことが出来る人もいれば、凶作用が弱まった状態なのかなと、不安に感じる人もいるのです。
あなたが安心できるものを選択することが最適。
どの方法を組み合わせて実践しても問題はありません。
方位除けを行い時は、凶作用の力が強いので、出来れば祈祷を受けましょう。
吉方位旅行の場合は、最低でも500キロ以上離れた場所で、7泊以上泊まらなければ効果は期待できないので注意。
吉方位旅行は、誰かと一緒に行く必要はありません。
一人で行く方が、高い気を十分に吸収できます。
誰かのペースに合わせること、自分の欲を我慢したりする行動は、吉方位旅行には向いていないのです。
あなたが「今から、あの自然の中に行ってみたい」「明日行く予定だったけど、今日、あそこに行きたいな」と思うのは、吉方の地で引き寄せが起こっているから。
出来るだけ、吉方位旅行ヘは、一人で向かうことがおすすめです。
方違えとは、目的地の前日に、中間地点となる方角で一泊すること。
あなたの出発地点が東の方角で、目的地であり、本命的殺が巡る場所は西の場合。
西に到着する前に、前日の日に一泊、北の方角を経由することで、凶方位を吉方位へと変える方法です。
注意点として、前日に一泊することなので、日付が変わる前には、あなたが寝泊まりする場所に到着している状態を作らなければなりません。
午前0時を過ぎてしまえば、前日ではなくなるので、本命的殺の凶作用を弱めることに失敗するのです。
本命的殺の方位への引越しや旅行など移動
本命的殺の方位への引越しや旅行など移動の影響
本命的殺の方位へと引越しや旅行などで移動する時の影響は、神経に作用をもたらすほど、精神面に問題が起こります。
本命的殺は、肉体に悪影響を及ぼすというよりも、精神面を狂わす出来事を引き寄せるのです。
凶方位に転居してから、自分の判断能力が鈍ってしまったり、人とのコミュニケーションが円滑に進められなかったり。
あなたが普段できていることが、出来なくなるので、大きなストレスへと変わり、自分を苦しめます。
心が落ち着いた状態を保てないので、感情的に怒りをぶつけたり、落ち込みが激しくなったりと、自分をコントロールできません。
ストレスや心の疲れだけでなく、神経を弱らせてしまい、病気を患う可能性もあります。
神経痛や頭痛など、本命的殺への引越しが原因で引き寄せるトラブルは少なくないのです。
また、本命的殺への旅行に向かうと、事故に遭いやすいので注意しましょう。
本命的殺は、他動的なトラブルも引き寄せてしまいます。
そのため、あなたが十分注意しながら、横断歩道を渡っていたとしても、いきなり車が突っ込んでくることも。
あなたが予測できない問題が、旅行先で起こります。
旅行で本命的殺の方角に旅行に行くと、どれだけ気持ちを強く保ったままの状態で向かったとしても、自分の考えが180度変わってしまうのです。
自分に自信を持ち、新しい分野に挑戦しようと、勉強を含めて旅行に出掛けたとしても、旅先であなたが抱いた感情を否定する考えに苦しめられます。
旅行から帰ってくると、「職場の人の態度が変わった気がする」「理由は分からないけど、恋人がずっと不機嫌なまま」など。
人との関わりで、悪影響をもたらし、あなたの生活が変わる出来事を引き寄せる可能性があります。
「恋人が不機嫌になり、別れにまで至ってしまった」「普通に話していた職場の人と、一切喋らなくなった」と、あなたの環境が変わることは珍しくありません。
ただ、どのような環境の変化もストレスに変わるので注意しましょう。
本命的殺の方位への引越しや旅行など移動する時の対策
本命的殺への引越しや旅行などの移動をする際の対策は、方位除けや八方除けのお祓いを行い、神様を自宅に祀ることです。
方位除けは、あなたに凶方位となる方角を吉方に変えるご利益を授かることができます。
あなたに凶作用をもたらす方位だとしても、祈祷を受けることで、吉方へと変え、災いを引き寄せない方位を作ること。
方位除けを行う場合は、あなたが祈願した神社のお札やお守りを一緒に持ち、自宅へと帰宅しましょう。
神様と繋がることのできるアイテムを自宅に持ち帰るのは、運気アップに欠かせない方法です。
お札は神棚に置く、無い場合には、人間の目線よりも高い位置で清潔な場所に祀りましょう。
お守りを購入した時は、肌身離さず持ち歩くのが一番です。
凶方位がもたらす災いは、いつ、どこで、どのような形であなたが引き寄せてしまうのかは分かりません。
出先でマイナスの気を吸収する場合もあるので、出掛ける時には、必ずお守りを持ち歩き、神様に守ってもらいましょう。
外出先でマイナスの気を吸収し、そのまま事故などに遭うことが最も避けたいもの。
本命的殺の凶殺が、事故に遭う確率を高めているので、自宅に神様をお祀りしている状況でも、常に身近に置いておくのは大切です。
あなたと一緒に行動し、厄を引き寄せてしまいそうな時には、跳ね除けてもらい、難を逃れましょう。
ただ、お守りを持つ時には、いくつかの注意点があります。
お守りは、願いが違うものなど、いくつも同時に持っても良いのです。
神様同士は喧嘩にならないので、お守りはいくつあなたが持っていても構いません。
そのため、方位除けのお守りを持つから、他のものは自宅に置いておこうと考えるのは止めましょう。
お守りは、自宅に帰ったらサッとで構わないので、拭き取りを行うこと。
外気に触れ、沢山のエネルギーの触れ合った状態なので、簡単に拭き取りを行い、綺麗なまま保てるようにしましょう。
方位除けと八方除けの意味が分からないという人がいますが、あなたに目指す目的がある場合は、八方を選択してください。
これから行動を起こすときなどは、あなたが動ける場所を求めて八方除けを行います。
あなたが悪い影響を極力引き寄せないための行動であれば、方位除けで構わないのです。
どちらも方角に関するものなので、「意味が違うものを購入したかもしれない」と思っても、気にする必要はありません。
二大凶方位の「五黄殺」「暗剣殺」にも注意!
二大凶方位でもある五黄殺(ごおうさつ)は、腐敗の意味を持ちます。
五黄殺の方角へとあなたが移動することで、腐敗の凶作用を自分自身へと招き入れてしまうのです。
移動すると決断した瞬間から、マイナスの気を吸収してしまうので、あなたが行動する前から災いをもたらします。
「明日は、あのお店に出かけよう」と五黄殺の方角に行動することを決めた段階から、あなたは凶作用の効果を引き寄せ、どんどんマイナスエネルギーを吸収してしまうというもの。
五黄殺は、自らの行動で災いを引き寄せ、腐敗の状態にまで陥る原因を招きます。
自分の言動が原因で、友人との仲が悪化したり、恋人と破局したり、家族関係に亀裂が走るなどで、大切な人を失うこともあるのです。
五黄殺に動いた後に、物事が失敗する方向へと向かうことも少なくありません。
また、暗剣殺(あんけんさつ)は、その方角に移動すると悪運を引き寄せる大凶殺です。
暗剣殺の特徴としては、あなたが自ら招く災いではありません。
暗剣殺に行動すると、あなたの身の回りや身体へと悪運を引き寄せます。
自分が原因ではなく、他動的なトラブルを引き寄せ、あなたが巻き込まれてしまうのです。
事故や怪我など、あなたが予測できないトラブルを招きます。
突発的に起こる問題を招くので、肉体的にも精神的にも辛い状況となります。
突然、自分の身に起こる災難、災厄なので、逃れることができません。
外出先でスリに遭ったり、詐欺被害や強盗など、あなたには防ぐことのできない問題を引き寄せたりすることに破壊を意味する大凶方位です。
占い師 MIYUKIのワンポイントアドバイス
本命的殺は、あなたが行動すると、自分が原因となりトラブルを招く危険のある凶殺。
その中でも、精神的の心労が圧し掛かってくるので、気を付けなければ、精神病を患う可能性があるので注意しましょう。
あなたが何も気にせず、無意識にやってしまった行動が原因で、自分の心を苦しめ続ける結果を招くということ。
楽しい感情も嬉しい気持ちも、心が疲れてしまうと感じることが鈍くなるので、運気低下を引き寄せます。
本命的殺の大凶方位に注意し、特に大きな物事に挑戦するときや、環境を変える時には重要視するべき方角です。
あなたの行動が無駄にならないように、対策も徹底的に行い、幸福を引き寄せるための働きに変えていきましょう。
本命的殺の影響から、あなたと人との関係を壊す恐れがあるというもの。
人間関係を変えてしまうので、本命的殺の方角に向かった時は、周囲の人をよく見て、正しい判断を下すことが大切です。
相手の思いのままにあなたが感情的になると、マイナスの気に流されるままなので、悪い出来事を引き寄せた時は、いつもより冷静な対処を取りましょう。