「小児殺って、実際どのような影響を引き寄せてしまうの?」「小児殺の影響を受ける年齢を知りたい」「どこを見れば、小児殺の方位が分かるのかな」と気になっているあなた。
今回は、小児殺(しょうにさつ)の方位の見方、受ける影響、対策の方法までご紹介します。
小児殺がもたらすマイナスの気を熟知することは、あなたの家族を守る行動になるのです。
子どもしか凶作用の影響を受けないため、小児殺の方角を知ることは、我が子を守る行動を意味します。
小児殺の影響や対策を把握し、家族が素敵な日々を過ごす為の参考にしましょう。
小児殺(しょうにさつ)の意味とは?
十二支の巡る位置と月ごとの干支から、小児殺(しょうにさつ)を読み解きます。
十二支でも、月のものと、年で見るもの、どちらも小児殺を打ち出す大事なカギです。
その年の干支と、月の干支、両方から見なければなりません。
小さな子に悪運をもたらす方位のことで、月ごとに次々と方角が変わるというもの。
九星気学では、月ごとの運勢を読み解く際にも、毎月1日始まりではないため、注意して見る必要があります。
凶方位が巡る方角を気にしながらも、その月の運勢の期間を正しく知ることは、家族を含めた人生を進むうえで欠かせないのです。
幼い子にマイナスの影響をもたらす小児殺は、方位盤に毎回表れるとは限りません。
方位盤の真ん中に、18歳未満の子供に危険が伴う出来事が舞い込む小児殺が位置する時は、凶殺の効力を失います。
中央に巡る時だけは、小児殺の凶方位がないものができるということ。
また、小児殺は方角に対して長距離や短距離の移動で、影響が大きく変わることはありません。
凶作用や吉作用を受ける時は、距離が遠くなるほど、強い効果を与えられるのも事実です。
しかし、小児殺に関しては、距離に関係なく、災いをもたらす力があるので、対象の年齢であれば気を付けて行動しなくてはなりません。
小児殺の対象年齢にも、影響を受けるパワーに違いがありますので、よく注意して調べましょう。
生年月日から導き出される本命星で巡る方位が変わることはありません。
どの星を持つ人でも、小児殺が巡る場所は、変わらないので、みんなが凶殺として気を付けなければならない方位は同じ場所となるのです。
小児殺の影響。何歳まで凶作用が現れるのか?
小児殺の影響は、基本的に18歳以下の子どもに悪影響をもたらす凶殺だと言われています。
しかし、18歳以下の子供が対象年齢だとしても、乳児や幼児など大まかな時期によって、受ける災厄の強さは異なるので注意しましょう。
特に、4歳未満の乳幼児は、近場への移動であっても、マイナスの影響を受けてしまうのです。
成人している人からすれば、近い距離だとしても、4歳未満の子どもからすると、同じ場所でも遠く感じるため、小児殺は、対象の年齢から見ての距離感で考えることが重要だと言えます。
近所の公園が大人になれば、「すぐ近くだから」と感じても、歩幅が小さい乳幼児からすると、なかなか辿り着かない、目的地まで遠く感じてしまう距離になるのです。
12歳ぐらいになれば、小児殺の凶作用を乳幼児に比べれば気にしなくても良いほど。
ただ、全く影響を受けないということはないので、避けるべき凶方位ではあるのです。
年齢を重ねるにつれ、受ける悪影響は軽くなるので、徐々に小児殺を気にしなくてよくなるのも事実。
小児殺に移動すると、アレルギーを発症したり、高熱が出たり、消化器系で体調を崩すなど、身体へと影響が出ます。
特に新生児の時期は注意が必要で、発達障害やアレルギー性の問題を引き起こす可能性があるのです。
怪我を招くこともあり、遊具からの転落やドアに指を挟むなど、トラブルを招く方位となるので十分注意しましょう。
小児殺の対策
小児殺への対策は、吉方位の方角への神社参拝がおすすめです。
子どもだけが対象となる凶方位なので、家族を巻き込んで吉方位旅行で運気アップを図ろうとしても難しいことがあります。
吉方位旅行は、子どもの本命星が吉作用をもたらす方位に移動したとしても、付き添う大人が凶作用をもたらすと意味がありません。
そのため、遠方への旅行で運気アップを望むよりも、子どもの吉方位となる方角にある神社に出向き、参拝することが小児殺の凶作用を対策する方法です。
子供であれば、マイナスエネルギーを多くは吸収していない状態なので、神社などの気の高い場所に行けば、エネルギーを高められます。
月ごとに小児殺の方角が変わりますが、その年で見た子どもの本命星が示す吉方位に行動することがおすすめです。
南の方角が、子どもの吉方位となるのであれば、定期的にその方角に進み、ゆっくりとした時間を過ごすのも大切なこと。
長距離の移動でなくても、近場でも定期的に高い気を吸収できる方位に向かう行動が重要です。
他にも、月ごとでみる方位盤には、吉神が位置する方位も示されています。
高い吉作用を受けられる方位なので、子どもの本命星の方位盤から「天道」「天徳」などの力を持つ方位に進みましょう。
一つの物事が終われば、吉神が巡る方位へ動くのも、開運方法の一つです。
吉神から授かれるご利益は、行動を起こすことで、天からの救いを受けられるというもの。
小児殺の方角に進んでしまった場合には、吉神の方位を求めて、凶作用の効力を減退させるのも悪くはありません。
小児殺の方位
小児殺の方位は、難しい読み解き方ではありません。
その年の十二支が、子年・寅年・辰年・午年・申年・戌年の場合。
2月の寅月は中央、3月の卯月は西北、4月の辰月は西、5月の巳月は北東、6月の午月は南、7月の未月は北、8月の申月は南西、9月の酉月は東、10月の戌月は東南、11月の亥月は中央、12月の子月は西北、1月の丑月は西。
残りの、丑年・卯年・巳年・未年・酉年・亥年の場合。
2月の寅月は南、3月の卯月は北、4月の辰月は南西、5月の巳月は東、6月の午月は東南、7月の未月は中央、8月の申月は西北、9月の酉月は西、10月の戌月は北東、11月の亥月は南、12月の子月は北、1月の丑月は南西。
丑年の年の8月に引越しを考えている場合であれば、北の方角に凶殺が巡るので、移動してはいけない方位となります。
真ん中に凶殺が位置するときは、凶作用の効力はありませんが、増改築やリフォームなどの、小さなお子さんのいる自宅を大きく変化させると、怪我を招く恐れが出てくるので注意しましょう。
中でも、新しく家を建てることは避けてほしいと言われていることです。
月の十二支 / 年の十二支 | 子・寅・辰・午・申・戌 | 丑・卯・巳・未・酉・亥 |
2月(寅月) | 中央 | 南 |
3月(卯月) | 西北 | 北 |
4月(辰月) | 西北 | 南西 |
5月(巳月) | 北西 | 東 |
6月(午月) | 南 | 東南 |
7月(未月) | 北西 | 中央 |
8月(申月) | 西南 | 西北 |
9月(酉月) | 東 | 西 |
10月(戌月) | 東南 | 北西 |
11月(亥月) | 中央 | 南 |
12月(子月) | 西北 | 北 |
1月(丑月) | 西 | 南西 |
占い師 MIYUKIのワンポイントアドバイス
凶方位である小児殺は、誰にでも凶作用をもたらすものではありません。
凶方位の中でも、注目されることが少ない凶殺ですが、年齢によっては運勢を左右する重要なカギが隠されているのです。
子どもにだけ悪い影響をもたらす凶殺なので、大人の方は気にする必要はありません。
ただ、家族で出掛ける際には、子どものいる家庭では、小児殺に注意して旅行やお出かけする方位を決める意識を持つと、我が子を守ることができるのです。
そもそも凶作用が健康面への悪影響を与えるものだからこそ、我が子に対して降りかかる災難に恐ろしさを感じるのも仕方ありません。
小さな身体にマイナスのエネルギーをもたらす小児殺は、大人からすれば興味をもたれない凶殺だとしても、子どもを持つ家庭にとっては、最も重要視される方位なのです。
どの星を持つ子どもでも、小児殺が巡る場所は同じなので、行動しやすいのも確か。
月ごとに小児殺が巡る方角は変わってきますので、日付に注意しながら、正しく読み解きましょう。