4月9日の誕生石は、桜石。桜石は、桜色をしているのでなく結晶が桜の石のようになっていることから名づけられています。
そんな不思議な石である桜石を見ていきましょう。
目次
4月9日の誕生石「桜石」とは?
和名 | 桜石 |
英名 | チェリーストーン |
石言葉 | 精神美 |
色 | ピンク |
チャクラ | その他 |
キーワード | 邪気除け、冷静 |
4月9日の誕生石「桜石」の色の種類
桜石の色は「桜色」
桜石の桜部分は桜色です。桜石は、結晶の部分が桜色かつ見た目も桜の花のようであることから名づけられた石でもあります。
なので、色というよりは形が決め手になっている部分もあるでしょう。桜の色をした石はたくさんあっても桜の形の結晶の石はほとんどないと思います。
ベースは灰色
桜石は、桜の結晶の部分は桜色をしています。でも、ほとんどの部分は誰もが想像する石の色をしています。
俗にいう灰色ですね。この灰色の石を割ると桜色で桜のような形をした石が見えるのです。灰色だからこそ余計に桜の色が映えるということもありそうです。
4月9日の誕生石「桜石」の意味
涙の痕
4月9日は、メッカの聖域の中央部にあるイスラム教徒の最も崇拝するカーバ神殿の布を年1回取り換える日になっています。
カーバ神殿の東隅の壁には巡礼者たちが口づけをして敬う聖なる黒石があり、この石は巡礼者の涙によって黒く色が変わったと言われています。
建物の外側が黒い絹布で覆われているのですがこの布を取り換える日なのです。
桜がモチーフ
4月9日は日本では、入学式などが行われる時期となっています。日本で春を象徴する花は桜ですよね。
新入生や新入社員などフレッシュな人々が行きかう時期でもあります。そんな桜の見ごろは約3日間と言われ短いです。
短い期間で美しく咲いて、潔く散る姿は日本の武士にも例えられてきました。武士の象徴だからこそ日本の国花として扱われてきたのです。
桜石は、そのような寿命の短い桜を石の中に留めたような石です。自然の偉大さを私たちに見せつけてくれるでしょう。
京都の神社のシンボル
桜石は、京都府亀岡市で産出される石です。亀岡市の桜天満宮のシンボルとされてきました。昔は境内で産出される桜石をお守りとして参拝者に配布していたそうです。
今は、桜石が国の天然記念物に指定されたこともあり採取禁止になってしまいました。でも、桜石を眺めることはできます。
機会があれば見学してみましょう。
4月9日の誕生石「桜石」の本物・偽物の見分け方
桜の結晶の有無
桜石は、桜の結晶の有無で判断します。結晶が入っていない部分であれば桜石とは呼ばないようです。
でも、石の中に桜の形をした結晶が入っているのは不思議ですよね。自然が作り出したアートと呼んでいる人もいます。
周囲はアイオライト
桜の結晶がない部分はアイオライトだと言われています。アイオライトだと判明しても桜石とは言えないのでここで調べるのは意味をなさないのかもしれません。
アイオライトは、光を当てると様々な色に見えるという特性があると言われています。
そもそも採掘できない
そもそも現代で桜石を採掘することはできません。今、出回っているものは過去に採掘されたものになります。
なので、新しいものであれば偽物である可能性が高いと言えるでしょう。桜石自体は宝石としての価値というよりは芸術的なものに区分されているそうです。
4月9日の誕生石「桜石」の石言葉(宝石言葉)は「精神美」
精神美
桜石には、精神美や潔さなどの言葉があります。これは桜が昔から日本の武士の象徴だったからということが理由になっています。
善悪は置いといて武士は潔く自害をして自分の罪をわびたということもありますよね。
武士は何においても潔かったのです。今の日本人からか考えられないくらい精神性も高めていたと言われています。
武士のような心があれば荒れ狂う現代社会でも時が止まったかのように爽やかに過ごすことができるのかもしれませんね。
冷静さを取り戻す
桜石には冷静さを取り戻すという言葉があります。世の中の流れや強いものの意見に流されてしまうことも多いでしょう。
それは今の世も武士が暮らしていたころも同じです。そんなときに自分の心を取り戻すのです。
人に流されるのでなく、自分の目で目の前の物事を見抜くということを大切にしていきたいという意味かもしれません。
邪気除け
桜石には邪気除けという意味があります。古くから魔よけに使われてきたそうです。
昔話などによく出てくる鬼も桜石で追い払ったと言われています。1度、亀岡で桜が咲かなかったことがあったそうです。
そんな時でも桜石の中には満開の桜が咲いていたそうですよ。不思議な話ですよね。
4月9日の誕生石「桜石」のスピリチュアルな効果(効能)
邪気除け
桜石には、邪気除けという効果があります。桜石自体がミステリアスな存在ですが、しっかりと邪気を払ってくれるのです。
昔から邪気や鬼を桜石で払ってきたと言われています。現在は禁止されていますが亀岡市の桜天満宮では桜石をお守りとして配布していたそうです。
それぐらい邪気などの良くないものを追い払う力が強い石なのです。現代では鬼はいません。
でも、人の悪意などを追い払ってくれるのかもしれませんね。
冷静さを与える
桜石は、持ち主に冷静さを与えてくれます。冷静さを欠いてしまったときに我に戻る手伝いをしてくれる効果があります。
誰かの意見や大多数に流されてしまうことも多いでしょう。現代ではネットが登場したこともあり余計に自分で情報の真偽を確かめないといけなくなってきました。
桜石を身に着けることで自分の目を使って目の前の事柄が本当に正しいのか?ということを考えることができるようになるのです。
集中力を高める
桜石には集中力を高めるという効果があります。自分の中の気持ちを統一させることができます。
集中力がない時って自分の意識があちこちに飛んでしまっていることも多いでしょう。
その散らばってしまった意識を一点に戻してくれる効果があるのです。なので、集中力を高めたいときにおすすめです。
また、余計なことにばかり意識が向いてしまう時にぴったりでもあるでしょう。
4月9日の誕生石「桜石」のスピリチュアルな浄化方法
水や太陽光は×
桜石は、パワーストーンの浄化方法でよくある水や太陽光を使用する方法は避けた方が良いでしょう。
水や太陽光によって浄化する方法は簡単なので少し面倒に感じてしまうかもしれません。
桜石自体がもともとアイオライトが風化して出来上がったものであると言われています。
なので、さらに強い衝撃を加えると劣化の原因にもなってしまいます。太陽光に長時間当ててしまうと色が褪せてしまうようです。
なので、なるべく違う方法で浄化したいものですよね。
ホワイトセージでいぶす
桜石の浄化方法でおすすめなのがホワイトセージの煙でいぶすことです。ホワイトセージの煙を使えば衝撃を与えることはありません。
太陽光にさらした時のように色があせることを心配する必要もないでしょう。このセージを使った方法は、浄化の方法としても一般的です。
パワーストーンの浄化方法にもよく使われています。煙をメインに使う方法なので石に刺激を与えることもないと思われます。
水晶で浄化
桜石の浄化で必要なのは水晶による浄化です。桜石は、壊れやすいので刺激や衝撃を与えない方が良い石であると言えます。
水晶を利用する浄化であれば水晶クラスターお上にのせるだけなので簡単でしょう。ただし、水晶クラスターは形が様々です。
いびつな形であることも多いので落とさないように置くことを意識してください。水晶クラスター自体に不浄なものがたまるので浄化する必要があります。
水晶クラスターを浄化すれば桜石もきちんと浄化されていくでしょう。
4月9日の誕生石「桜石」の相性の良い石、悪い石
相性の良い石は「水晶」「アイオライト」「天眼石」
桜石と相性が良い石も水晶です。水晶は割と幅広い石と相性が良いので組み合わせやすいでしょう。
基本的には、もう一方の石の意味を強めてくれるという効果があります。さらに邪気除けという効果もあるので桜石の邪気除け効果も強めてくれるはずです。
桜石は、アイオライトが風化してできた石であると言われているのでアイオライトとの相性は良いとされます。
また、同じく邪気除けの意味がある天眼石との組み合わせもおすすめです。調子が悪いときや目に見えぬ力に邪魔されていると感じるタイミングにぴったりでしょう。
相性の悪い石は「特になし」
桜石は邪気除けの意味合いが強いということもあり、相性の悪い石は少ないでしょう。どちらかというと既に邪気がたまっている石と組み合わせると割れたり何かが起きるかもしれません。
また、崩れやすい石なのでなるべく硬い石とは組み合わせない方が良いでしょう。
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