生まれたときから誰もが持っている特別なものである誕生日。
その誕生日にはそれぞれ誕生花というものを持っています。
3月10日生まれの誕生花は「ルピナス」、その花言葉は「想像力」です。
ルピナスは5月に最盛期を迎え、青や紫など豊かな花色を持で、ノボリフジという別名を持っています。
あなたが生まれた日の誕生花が、あなたに教えてくれることはたくさんあるはずです。
この記事では、花の名前の由来や種類、花言葉の意味や、怖い花言葉についてまで完全に紹介していきます。
自分の生まれた日の誕生花についてよく知ることは、自分についてよく知るということでもあります。
ルピナスについての知識を深めて、あなたの人生をより豊かなものにしていきましょう。
目次
3月10日生まれの誕生花「ルピナス」の基本情報
英名 | Lupine (Lupin) |
花言葉 | 想像力 |
科・属名 | マメ科・ルピナス属 |
分類 | 一年草または多年草 |
原産地 | 北アメリカ・南アフリカ・地中海沿岸 |
開花期 | 4月下旬~6月 |
別名 | ノボリフジ・タチフジ |
3月10日以外の誕生花の月日 | 3月17日 5月31日 11月2日 |
3月10日生まれの誕生花「ルピナス」の花の名前の由来や種類
「ルピナス」の花の名前の由来
ルピナスの花の名前は、意外なことにオオカミにあります。
その可憐な花姿からオオカミはまるで想像できませんが、見た目がオオカミに似ているわけではありません。
ルピナスがオオカミに似ているのは、強いという部分に関してです。
ルピナスはオオカミのようにどんな荒れた土地にも適応し、強く生き抜く植物です。
吸肥力に優れ、どんな痩せた土地でも育つ強さを持っています。
これは荒れた土地で群れをなさなくても生きていく、オオカミの強い姿と重なります。
そのことからラテン語でオオカミを意味するLupusが変化し、ルピナスになっていったのだそうです。
ルピナスの別名であるノボリフジやタチフジは、花の姿に由来しており、まるでフジの花を逆さにしたようであることから付けられました。
「ルピナス」の種類
ルピナスにはさまざまな色や種類がありますが、その中でも主なものを3つご紹介していきます。
まずは南ヨーロッパが原産の傘咲きルピナス。
花の色は紫から濃い青をしており、葉が大きいのが特徴です。
葉が大きく下を向いているのが傘のように見えることから、こうした名前となっています。
次は黄花ルピナス。
南ヨーロッパが原産で、その名の通り花色は黄色をしています。
黄色の花は甘い香りを漂わせるのが特徴で、切り花として楽しまれることが多い種類です。
3つ目にご紹介するのは、ラッセルルピナス。
アメリカ北西部を原産とし、紫、青、ピンク、白といった豊かな花色を持っています。
この種類は別名「宿根ルピナス」とも呼ばれ、その名の通り宿根草で一度植えれば長年にわたって楽しむことができる種類です。
夏には枯れて休眠してしまいますが、また涼しくなると芽を出し毎年、私たちを楽しませてくれる花となるでしょう。
たくさんのルピナスの中から、あなた好みのルピナスを探し出してみてくださいね。
3月10日生まれのその他の誕生花
スプレーカーネーション
スプレーカーネーションは南ヨーロッパや地中海沿岸を原産とする、和名オランダナデシコの花です。
代表的な花言葉は「愛情・魅力」で、色別の花言葉も持っています。
母の日のプレゼントとしてよく知られる花で、プレゼントしたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
人気も高く一般的な花で、育てやすい植物でもあります。
ブルーレースフラワー
ブルーレースフラワーはオーストラリアを原産とする、和名ソライロレースソウの花です。
代表的な花言葉は「無言の愛」で、その名の通り青い花が印象的な花となっています。
青くレース状の優雅な花姿をしているので人気が高く、フラワーアレンジメントなどでもよく使われる花です。
自然が生み出したレース模様を楽しんでみましょう。
タンポポ
タンポポはヨーロッパを原産とする、英名Dandelionの花です。
代表的な花言葉は「幸福・神託」で、春になるとそこら中で見られる身近な草花の1つでしょう。
黄色い花は綿毛となり、根は煎じてタンポポコーヒーとして楽しむこともできます。
タンポポの綿毛はふわふわと風に乗り、どこへでも飛んでいくので、タンポポはどの野原にも生えているでしょう。
ローンデイジー
ローンデイジーは地中海沿岸を原産とする、別名イングリッシュデージーの花です。
代表的な花言葉は「変わらぬ思い・飛翔」で、中央が黄色くその周りを白い花びらが囲んでいるのが特徴となっています。
暑さには弱いという性質を持っていますが、比較的簡単に育てられる植物でしょう。
3月10日生まれの誕生花「ルピナス」の代表的な花言葉「想像力」の意味
3月10日生まれの誕生花「ルピナス」の代表的な花言葉は「想像力」です。
確かに花色豊かで、変わった形のルピナスを見ていると想像力が湧いてきそうだと感じるでしょう。
想像力という花言葉の由来となったのは、古代ヨーロッパに伝わる話です。
古くからルピナスは食べると想像力を高めてくれると信じられてきました。
そうした俗話から生まれたのが、ルピナスの想像力という花言葉です。
古くから人にとって想像力はとても大切なものでした。
もし、私たち人間に想像力がなかったとしたら、私たちは今でもサルのような暮らしをしていたでしょう。
人は想像することができるから、新しいものを生み出せるのです。
古代ヨーロッパの人たちがルピナスを食べ、想像力を高めてくれたおかげで現代の豊かな暮らしがあるといっても過言ではないでしょう。
現代に生きる私たちもルピナスから想像力を得て、新しいものを生み出していきましょう。
ルピナスの持つ不思議な力なら、きっとそれが可能なはずです。
3月10日生まれの誕生花「ルピナス」のその他の花言葉の意味
いつも幸せ
ルピナスには想像力を高める効能の他にも、食べることで心が明るくなると信じられてきました。
だから、ルピナスを食べると明るい気持ちになれ、幸福感を得ることができたのです。
こうした俗話がルピナスの「いつも幸せ」という花言葉を生み出しました。
いつも幸せを感じていたいのなら、ルピナスを飾るといいでしょう。
あなたは私の安らぎ
ルピナスの「あなたは私の安らぎ」という花言葉も、かつてルピナスが安らぐために薬のように使われていたことが由来です。
現代ではルピナスを食べるということはありませんが、美しい花が安らぎをくれるのは変わりません。
ルピナスから安らぎの時間をもらってみましょう。
安らぐことは明日への活力となります。
多くの仲間
ルピナスは花の色別に花言葉が決められています。
黄色のルピナスには「多くの仲間」という花言葉があります。
これは黄色のルピナスが咲く様子が、多くの仲間が集っているように見えるからでしょう。
母性愛
白と青のルピナスには「母性愛」という花言葉があります。
たくさんの花をつけるルピナスの様子が、たくさんの子どもを持つ母親のように見えることが由来でしょう。
3月10日生まれの誕生花「ルピナス」の怖い花言葉と意味
貪欲
ルピナスはどんな土地でも育つ強い植物です。
この様子から「貪欲」という花言葉が付けられました。
荒れた土地であっても、栄養を探し出して吸収し花を咲かせていく。
これはまさに貪欲そのものと言えるでしょう。
「貪欲」という言葉だけを聞いてしまうと怖く感じられますが、その由来まで知るとルピナスの貪欲さを真似したくなってくるのではないでしょうか。
欲深い心
ルピナスの「欲深い心」というのも、ルピナスが強い植物であることが由来の花言葉です。
ルピナスが栄養を欲しがる様子が浅ましい心を持っているように感じられ、欲深い心と付けられたのでしょう。
不名誉な花言葉ですが、たとえ生きるためであっても欲しがり過ぎることは人から悪く見えることを教えてくれる花言葉です。
珍奇
赤いルピナスの花言葉に「珍奇」というものがあります。
その由来はよくわかりませんが、人に贈るときには珍奇という花言葉には注意した方がいいでしょう。
珍奇という花言葉を持つ花を贈られると、人によっては不快に感じることもあります。
想像
ルピナスには「想像力」の他にも「想像」という花言葉も持っています。
どちらも似たような言葉ですが、想像だけで現実を見ないということはあってはなりません。
想像を活かすのは現実世界においてである。
このことを忘れずに、ルピナスが与えてくれる想像を使うようにしていきましょう。
そうすればルピナスは、あなたの大きな助けとなってくれるはずです。
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占い師 小鳥のワンポイントアドバイス
フジの花を逆さにしたような花姿が、とってもキュートな花ね。
代表的な花言葉は「想像力」で、これは昔のヨーロッパで想像力を高めると信じられていたからだそうよ。
現代に生きる私たちにもルピナスは、豊かな想像力を与えてくれるわ。
新たな発想が欲しいときには、その力を借りてみてちょうだいね。