
パワースポットの多い沖縄には、行ってはいけないといわれるパワースポットがあります。
パワースポット巡りをしたい人にとっては、行ってはいけないといわれる理由や注意点等も知っておきたいはずです。
今回は、沖縄の行ってはいけないパワースポットについて、解説します。
神聖な場所に行き、パワーチャージをしたいと考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
強力すぎる!沖縄の行ってはいけないパワースポット5選
沖縄の行ってはいけないパワースポットをご紹介します。
最強のエネルギーを持つ聖地でありながら、行ってはいけないといわれるスピリチュアルな理由を解説するので、ぜひチェックしてみてください。
斎場御嶽
沖縄の行ってはいけないパワースポットの一つは、世界文化遺産でもある斎場御嶽(せーふぁうたき)です。
琉球王国の祈りの場であり沖縄で最も神聖な場所の一つ
斎場御嶽は、琉球王国最高の聖地とも呼ばれる場所です。
御嶽は「聖地」の総省であり、琉球開闢(りゅうきゅうかいびゃく)伝説にも現れている最高聖地が斎場御嶽となります。
琉球信仰の最高位の女神が、斎場御嶽で儀式を行い神と同格になった場所。
現在でも聖地巡礼の行事を伝える参拝地として、多くの参拝客が崇拝しています。
琉球王国時代の国家的な大きな催事の際に、「神の島」と呼ばれる久高島から聖なる白砂を運んできて、御嶽に敷き詰めました。
御嶽には六つの神域である「イビ」があり、各所を参拝しながら国家繁栄・五穀豊穣・安寧・航海安全など神に祈願した行事が東御廻り(あがりうまーい)です。
斎場御嶽の特徴は神殿などが建設されておらず、自然の中の樹木や巨石のエネルギーをいただきます。
斎場御嶽に行ってはいけない理由
斎場御嶽に行ってはいけない理由は、琉球王国を築き上げてきた中で大切な聖地だからこそ軽い気持ちで訪れてはいけない場所だからです。
神聖な場所にふさわしいように、派手な服装は控え肌の露出がないものを選び、歩きやすい靴を選びましょう。
厳かな雰囲気を壊さないよう、清らかな気持ちで静かに訪れるのもマナーの一つです。
またエネルギーが強い場所なので、スピリチュアル能力が高い人は体調面でも影響を受けやすいといわれています。
元々体調が悪い人、精神的に不安定な人、心の準備が出来ていない人はお勧めしません。
斎場御嶽の中には、「立ち入り禁止」「撮影禁止」と書かれた看板があるので、注意書きの看板には必ず従うことです。
行く場合は、現地の注意事項をよく知るガイドツアーを活用すると良いでしょう。
ガンガラーの谷
沖縄の行ってはいけないパワースポットの一つは、生命の神秘を感じられるガンガラーの谷です。
イナグ洞とイキガ洞のある神秘的な洞窟と森
ガンガラーの谷は、女神が宿るイナグ洞と男神が宿るイキガ洞のある神秘的な太古の洞窟と森です。
数十万年前の鍾乳洞が崩れ落ちた出来た谷であり、古代の人々が生活をしていた痕跡や推定樹齢150年の生命力豊かな大きなガジュマルがあります。
イナグ洞は、良縁や安産への祈りが捧げられてきた場所です。
今でもユタ・カミンチュという方々が、祈りのために訪れます。
またイキガ洞は、男神が宿っている洞窟で子宝や子供の成長を願う場所です。
長い月日をかけて出来上がっている鍾乳洞や洞窟、森のエネルギーは非常に強力なものとなっています。
また、太古の人類が生活をしていた場所として、霊的なエネルギーも残っているそうです。
ガンガラーの谷に行ってはいけない理由
ガンガラーの谷に行ってはいけない理由は、安全面を配慮してのことと合わせて霊的なエネルギーも強く残る場所だからです。
沖縄の伝統文化や祈りのエネルギーはとても神聖であり、興味本位で足を踏み入れると失礼に当たります。
また武芸洞では約2,500年前の石棺や人の骨が見つかっており、現在も遺跡調査が続けられているところです。
体調が優れない人や精神的に不安定な人には、お勧めできません。
洞窟内の構造が危険であるとのことで、イナグ洞は立ち入り禁止区域です。
またガンガラーの谷自体が、予約制のツアーガイドでなければ訪れられない場所となっています。
予約の時間以外は行ってはいけないので、移動時間も考慮して計画を立てましょう。
久高島
沖縄の行ってはいけないパワースポットの一つは、神聖な御嶽や特有の文化を持つ久高島です。
琉球建国の神「アマミキヨ」が降り立った聖地
久高島は琉球開闢(かいびゃく)の始祖でもあるアマミキヨが降り立った地として、琉球王国時代から特別な島であり、最高峰の聖地です。
沖縄本島の南東部の海上5.3kmに位置する、小さな島。
琉球神話が島民にも深く息づいており、神事が今でも大切に執り行われています。
そのため「神の島」と呼ばれている島が久高島です。
斎場御嶽(せーふあーたき)から見て、太陽が昇る方向にある久高島には神様が住んでいると考えられていたように、聖地とも深く関わりがあります。
島内にも御嶽があり聖域となっている場所があったり、アマミキヨが降り立ったとされるカベ―ル岬があったりと、様々な場所で琉球神話を感じられるはずです。
立ち入り禁止区域であるフボー御嶽もまた、格別な聖地だといわれています。
久高島に行ってはいけない理由
久高島に行ってはいけない理由は、島民の思いに敬意を払うためです。
パワースポットとしても有名な久高島は、観光客も多い島ではありますが島民の思いを大切に繋ぎ続けている島でもあります。
神聖な儀式が執り行われる日は、観光客の受け入れを止めるなどの徹底ぶり。
特に立ち入り禁止区域であるクボー御嶽は、無断で足を踏み入れることを一切禁止しています。
久高島島民のルールも公表されており、その中には挨拶や各地域の決まりを観光客も守るようにという注意書きもあるほど。
沖縄は綺麗な海で有名ですが、海水浴が可能なのはメーギ浜のみなので注意しましょう。
ヤシガニを捕獲してはいけない他、島内のものは砂一粒も持ち出し禁止です。
人の畑や敷地内に入り込むのも厳禁であり、必ず島のルールを守る必要があります。
アマミチューの墓とシルミチューの拝所
沖縄の行ってはいけないパワースポットの一つは、アマミチューの墓とシルミチュー拝所のです。
琉球を創った神様の住居とお墓
琉球神話に登場する男女の神々であるアマミチュー(アマミキヨ)とシルミチュー(シネリキヨ)が祀られている非常に神聖な場所です。
アマミチューとシルミチューが浜比嘉島に降臨し、子孫を増やしたことが琉球王国の始まりといわれています。
そのため琉球の神にまつわる史跡が沢山の残っており、強力なパワースポットとなっているのです。
アマミチューの墓は、アマミキヨを始め木や岩に宿る様々な神が祀られています。
また神々の住居と呼ばれているシルミチューの拝所は、アマミチューとシルミチューが住んでいたとされる洞窟がある場所です。
子宝に恵まれるといわれていて、正月には字比嘉のノロ(祝女)が子孫繁栄・豊穣・無病息災などを祈願しています。
アマミチューの墓とシルミチューの拝所に行ってはいけない理由
アマミチューの墓とシルミチューの拝所に行ってはいけないといわれる理由は、地元の人々にとって祈りを行う神聖な場所だからです。
大前提として、静かに敬意をもって参拝することがマナー。
ふざけたり騒音を立てて、軽い気持ちで祈りの場のエネルギーを乱すのはご法度です。
またお墓と拝所なので、勝手に写真を撮るのもNG行為となります。
琉球神話の始祖であるアマミキヨとシネリキヨに対して、及び現在も祈りを捧げる現地の人に対して失礼です。
石や植物に触れるのもタブーとされているため、勝手に触らないよう注意しましょう。
大石林山=アスムイハイクス
沖縄の行ってはいけないパワースポットの一つは、琉球開闢の神が降り立ち最初の聖地が創られた大石林山です。
大石林山は、2024年12月からアスムイハイクスに変わっています。
強い浄化パワーを秘めたパワースポット
アスムイハイクス(大石林山)は、琉球開闢の神である阿摩美久(アマミク)が降り立ち、最初の聖地となる安須森(アスムイ)を創った場所です。
王族の繁栄や五穀豊穣、航海安全を祈った拝所が、今も60個以上も残っています。
2億5000万年前、海底から隆起した石灰岩層が、長い歴史の中で自然に侵食されて出来た四連の岩山が大石林山です。
世界自然遺産のやんばるの森には、「国立公園特別保護地域アムスイ」があります。
大自然の歴史を感じながら、琉球神話の社を巡れる場所です。
輪廻生まれ変わりの岩などのパワースポットがあり、浄化やリセットを求める人々に人気となっています。
大石林山に行ってはいけない理由
大石林山に行ってはいけない理由は、大自然をそのまま感じられる場所であるが故に非常に険しい地形であるからです。
日が沈むと視界が悪くなるだけでなく、霊的なエネルギーが増すといわれています。
霊感が強い人は、心身に強い影響を受ける可能性があるので注意が必要です。
また天候が悪ければ足元が滑りやすくなり、不安定になります。
社巡りにはガイドに沿って歩くとしても、約90分以上はかかるでしょう。
時間帯を計算していなければ、危険が高まる上によく見えないという残念な結果に終わってしまいます。
大自然のエネルギーを受け取る際には、心を静かにし、敬意をもって山と向き合わなければいけません。
沖縄のパワースポットに行ってはいけない人の特徴
沖縄のパワースポットに行ってはいけない人には、どんな特徴があるのでしょうか。
神聖な場所が多い沖縄のパワースポット。
どんな特徴の人が行ってはいけないのか、またその理由も解説するので当てはまるかご自身を振り返ってみてくださいね。
霊感が強すぎる人
沖縄のパワースポットに行ってはいけない人の特徴は、霊感が強すぎる人です。
現地の人や沖縄をよく知る人が「行ってはいけない」と言われるほど、パワースポットのエネルギーは強力。
そもそも霊感が強すぎる人には、影響が強く出過ぎてしまう恐れがあります。
霊感が強い人というのは、エネルギーの感じ方やスピリチュアル的な直感が非常に優れているものです。
他の人が感じない目に見えない変化も敏感に受け取り、心身に影響を受けてしまいます。
もちろん受け取ったエネルギーが良い方に作用することもあるため、絶対に行ってはいけないというわけではありません。
写真撮影のためだけに行く人
沖縄のパワースポットに行ってはいけない人の特徴は、写真撮影のためだけに行く人です。
神聖なスポットばかりであるため、心構えや理解をしないまま訪れてしまうことはタブーとなります。
信仰心も無くパワースポット自体に興味も持っていない状態で、有名だからという理由で写真を撮りたい人は要注意です。
その場に宿る力の主に対して非常に失礼に当たります。
そのため、罰が当たる可能性も否定できません。
ネガティブな感情や願いを抱えている人
沖縄のパワースポットに行ってはいけない人の特徴は、ネガティブな感情や願いを抱えている人です。
パワースポットには強力なエネルギーがあり、訪れる人のエネルギーも増幅させる力があります。
チャンスや幸運などのポジティブエネルギーが増幅されるだけでなく、ネガティブなものにも同じ作用が働く可能性があるのです。
ネガティブの増幅により、精神的や肉体的に負担になってしまいます。
沖縄の強力なパワースポットへ行くときの注意点
沖縄の行ってはいけない強力なパワースポットへ行くときには、どんなことに注意を払えばいいでしょうか。
安易に足を踏み入れてはいけない場所だからこそ、細心の注意を払って出向きたいものです。
注意点をしっかりと胸に刻んで、訪れる準備をしましょう。
神聖な場所への敬意を持つ
沖縄の行ってはいけないパワースポットに行く際には、神聖な場所という意識を強く持ち、敬意を祓いましょう。
それぞれのパワースポットが沖縄の地元の人にとっても神聖な場所となっています。
日常的に祈りの場としても活用されているほどです。
そんな神聖な場所であるということを認識し、現在活用されている方々へも敬意を持つことが大切。
礼儀やマナーを守り、地元の人の意思を尊重するよう心がけましょう。
敬意を持っていない状態で足を踏み入れると、強力なエネルギーに不釣り合いな状態で行くことになるため罰が当たる可能性も考えられます。
体調が良いときに訪れる
沖縄の強力なパワースポットへ訪れるのは、体調が良い時に限り実施しましょう。
強力なパワースポットは、心身共に影響が出やすくなります。
体調が良い時であっても影響が出る恐れは否めません。
しかし体調が優れない時には、エネルギー変化に対応出来なかったり影響が大きく出たりしてさらに体に異変が出る可能性もあります。
心の状態を整えていても、体調が優れない時にはエネルギーの強力さが悪影響となることを知っておきましょう。
夕方~夜の時間帯は避ける
沖縄の強力なパワースポットへ、夕方から夜の時間帯に訪れるのは避けるべきです。
日が落ちてくると、霊的なものの力が強くなる時間帯に入ります。
霊的な力が強まると、パワースポットに悪影響を与える可能性が高まるものです。
場所によっては、歴史の背景に悲しみや苦しみといったネガティブな感情がエネルギーとして残っている場合もあります。
霊的な力との相互作用で、よりネガティブエネルギーが強まる可能性も。
悪天候の日も同じで、霊的な力が不安定になりエネルギーバランスが崩れやすいため避けた方が良いといえます。
パワースポットは自然が多いため、動物や虫・視界が悪く足元が安定しないなどの物理的な危険性も上がるものです。
パワースポットのものを持ち帰らない
沖縄の強力なパワースポットでは、パワースポットにあるものを絶対に持ち帰らないという鉄則を守りましょう。
パワースポットにあるものは全てにその場の力が宿っています。
そこにあることで全てのバランスが整っているのです。
パワースポットにある石や木片、草なども全て必然。
持ち出してしまうと、パワースポットのエネルギーバランスを乱してしまいます。
また、持ち出した先で自分自身にもエネルギーを乱すという作用が起こるはずです。
呼ばれていないと感じたら行かない
沖縄の強力なパワースポットへは、呼ばれていないと感じるなら行くべきタイミングではありません。
もちろん大前提として、パワースポットなので呼ばれたと感じなくても良い場ではあります。
ところが「呼ばれていないな」と少しでもマイナス要因を感じ取るのであれば、行かない選択がベストです。
人間の直感は、必要な選択全てを知っています。
呼ばれていないサインもご紹介するので、当てはまる場合はタイミングをずらしましょう。
- 急に体調を崩す
- パワースポットの計画が進まない
- 何となく行きたくない
- 警告のエンジェルナンバー「1111」「1313」ばかり見る
- ネガティブな情報ばかりが気になる
- 周りの人から「やめた方がいい」と止められる
占い師 tomomiのワンポイントアドバイス「沖縄の最強パワースポットでエネルギーをチャージしよう」

「行きたい」と感じるのであれば、むしろ呼ばれている可能性があります。
必ず行ってはいけないわけではないので、聖域であることをよく理解して訪れる計画を立てましょう。
とても神聖で深い歴史があるスポットばかりなので、しっかりとエネルギーを受け取りパワーチャージが出来る場所です。