
ヒンドゥー教の幸運の女神であるラクシュミーは、美や豊穣、富を司る神様です。
インドで圧倒的に愛される女神・ラクシュミーは何の神様なのか、そしてどのような神様なのか性格や特徴を紹介していきたいと思います。
同時に、ヴィシュヌ神やアラクシュミーとの関係、仏教の吉祥天との関係など他の神様との関係についても説明していきましょう。
効果のある待ち受け画像や、マントラ、おまじないなども一緒に紹介しているので、ラクシュミーの名前を知り、もっとラクシュミーについて詳しく知りたいと思っている方は必見です。
目次
インドのラクシュミーとはどんな女神?

まずは、インドの女神であるラクシュミーがどのような神様なのかについて知っていきましょう。
ここでは、ラクシュミーがどこの国の何の神様であり、どのような性格をしているのかなど、基本的な情報について説明していきたいと思います。
美や豊穣を司るヒンドゥー教の幸運の女神
ラクシュミーはヒンドゥー教の神様であり、多くのご利益を授けてくれる女神であるとされています。
- 幸運
- 富・豊かさ
- 豊穣
- 愛
- 美
- 繁栄
また、ヒンドゥー教における三大女神の一人とされており、多くの神話に登場します。
これは、ラクシュミーが富・美・幸運の女神、サラスヴァティーが知識と芸術の女神、そしてパールヴァティーが破壊と創造の女神となっているものです。
蓮や水辺の上に座っている姿を描かれることが多く、蓮の花の衣を着て、腕は4本という姿をしているのも、ラクシュミーの特徴です。
金貨や壺などと一緒に描かれることが多いのですが、これは金運や商売繁盛など、現代も多くの人が抱く願いを叶えてくれるご利益がある神様であることを表していると考えられます。
ラクシュミー最大の特徴ともいえる4本の腕は、人々を導くためにあるとされており、人生における4つの目的を表しているのです。
その4つの目的とは、“法”・“富”・“愛”・“悟り”。
現世利益をもたらしてくれる神様として、現在も金運、商売繁盛、家庭円満、幸福、美、子宝などを願う人に深く信仰されている美しい女神なのです。
最高神であるヴィシュヌの妻であり化身

ラクシュミーを含む三大女神は、それぞれラクシュミーがヴィシュヌ、サラスヴァティーがブラフマー、そしてパールヴァティーがシヴァと、男性の三大神の配偶神とされることがあります。
ラクシュミーとヴィシュヌは常に二人で寄り添い、物質的な豊かさや精神的な豊かさ、そして繁栄をもたらしてくれるのです。
同時に、ラクシュミーはヴィシュヌの化身でもあります。
ヴィシュヌは、善悪のバランスを維持するために時折魚や亀、イノシシなどの動物に姿を変えることがありますが、場合によってはその際にラクシュミーに姿を変えることもあるのだといわれているのです。
ラクシュミーにとってヴィシュヌは夫であると同時に、自らがヴィシュヌの化身であり、常に二人で一体の存在となっています。
移り気な性格をしている女神
ヴィシュヌの妻、そして化身であるラクシュミーは、慈悲深い性格をしており、人々の悲しみを取り除いてくれたり、いつでも寄り添ってくれる優しさを持っている女神であるとされています。
三大女神といわれるほど崇高な存在であるにも関わらず、親しみやすい存在であり、人々の悲しみや不安、辛さや苦しみに寄り添い手を差し伸べてくれるのです。
そして非常に美しい女神であるともいわれています。
しかしその一方で、移り気な性格だといわれることもあります。
これは、ラクシュミーが幸運を司り女神であることが由来となっているようです。
「幸運の女神はどちらに微笑むのか」という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。
そのように、移り気な性格で時としてどちらに幸運を与えるのか、誰に幸運を授けるのかが変わるのは、ラクシュミーの性格が関係していると考えられているのだといえます。
ただ、決して気分屋なわけではなく、常に努力を積み重ねている人を好み、人々の幸せを願っている女神でもあるのです。
不幸を司るアラクシュミーの妹

ラクシュミーには、アラクシュミーという女神の姉がいます。
アラクシュミーは不運や貧困を司る神様であり、ヒンドゥー教においてこの2人の女神は完全に対照的な存在であると考えられているのです。
人生における光と影、豊かさと不運という相反するものを司る姉妹神ですが、まずはラクシュミーがひとつの家に富や繁栄、豊かさを与えたとしましょう。
しかし、アラクシュミーはラクシュミーの後を追ってきており、ラクシュミーが去ったあとのその家にやってきて貧困や不幸を招き入れてしまうのです。
人の豊かさにはその裏に心の乱れがあるとされており、その原因となっている強欲な心、怠惰な心がアラクシュミーそのものだと考えることもできます。
ラクシュミーはそんな姉を嫌うようなことはなく、ヴィシュヌの妻になる際の条件として、姉であるアラクシュミーにも永遠の伴侶を見つけてほしいと願ったとされています。
ヴィシュヌはラクシュミーの願いを叶え、アラクシュミーをリシと結婚させることにしました。
これによって、アラクシュミーも救済され、姉妹神のバランスが取れるようになったという逸話も残されているのです。
仏教の吉祥天の起源となる女神
ラクシュミーは、仏教における女神・吉祥天としても知られています。
幸福や家庭円満、繁栄の神様である吉祥天は、ラクシュミーとご利益が同じこともあり、ヒンドゥー教においてはヴィシュヌの妻であり、仏教においては毘沙門天の妻であるとされているのです。
如意宝珠と呼ばれる玉を持ち、美しい唐風の衣装に身を包んだ豪華絢爛な姿をしている吉祥天は弁財天とともに仏教における美しい女神の一人とされていましたが、弁財天の人気に押され、現在では七福神の座を弁財天に譲ることになっています。
日本においては、奈良時代に吉祥天の名が伝わってきたとされており、国家鎮護、五穀豊穣の女神とされ、その時代、時代に合ったご利益を授けてくれる神様として信仰されてきました。
吉祥天についてさらに詳しく知りたい方はこちらを参考にしてください。
ラクシュミー女神のマントラ(真言)

ラクシュミーの真言…マントラを唱えることで、ラクシュミーのご利益を授かることができるとされています。
ここでは、ラクシュミーのマントラとその意味について、紹介していきたいと思います。
マントラの意味
まずは、ラクシュミーのマントラとその読み方を紹介しましょう。
-
om mahādevyai ca vidmahe viṣṇupatnyai ca dhīmahi
オーム マハーデーヴィヤイ チャ ヴィッドゥマヘー ヴィシュヌパトニャイ チャ ディーマヒ
tanno lakṣmīḥ pracodayāt
タンノー ラクシュミーヒ プラチョーダヤートゥ
読み方が難しく複雑ではありますが、これがラクシュミーのマントラとなります。
ラクシュミーのマントラは、ラクシュミーに対して導きを求める人々の願いが込められています。
偉大な女神を知り、ヴィシュヌの妻であるラクシュミーを瞑想できるように、そしてラクシュミーの加護を受けることができるようにという意味があるのです。
ラクシュミーのマントラを唱えることで、ラクシュミーのご利益が授かれると考えらえていますが、それは自分自身の中に存在している豊かさに気づき、更なる幸運や繁栄を導き出すことに繋がるともいわれています。
願いを叶えてくれるおまじない

ラクシュミーのマントラは、願いが叶うおまじないとしても知られています。
ラクシュミーのマントラは自分の中に眠っている豊かさへの気づきを引き出し、より幸運を引き寄せてくれるとされているため、一種の引き寄せの法則が働くのだと考えることができるでしょう。
マントラを唱えるときには、願いを心の中で強く抱いたまま、マントラ“だけ”を唱えれば良いとされています。
自分が抱く願いを口にする必要はありません。
ラクシュミーは非常に美しい女神であり、愛や美を司る存在でもあることから、豊かさや繁栄だけでなく、恋愛の願いも叶えてくれるとされていたり、その他にもどのような願いでも叶えてくれるといわれているのです。
願いを叶えるおまじないとして唱える場合には、“oṃ śrī mahālakṣmyai namaḥ(オーム シュリー マハーラクシュミャイ ナマハ)”を唱えるようにしましょう。
ラクシュミーへの深い敬意とラクシュミーへの帰依を表す言葉であり、これが自身に幸運を呼び込む引き寄せの力を生み出します。
ラクシュミー女神の特徴

冒頭で、ラクシュミーの特徴については大まかに紹介しましたが、ここではラクシュミーの特徴についてさらに詳しく説明していきたいと思います。
どのような姿をしているのか、何を持っているのか、そしてそれらひとつひとつに込められた意味を知ることで、よりラクシュミーがどのような女神であるのかを知ることができるでしょう。
スピリチュアルの象徴である蓮
ラクシュミーは蓮の上に座っている姿を描かれたり、蓮の花に囲まれている姿を描かれることが多いですが、蓮の花はいわば“スピリチュアルの象徴”です。
ラクシュミーが座っている蓮の花は、ラクシュミーの神聖なる真理を表しており、ラクシュミーの周りに存在している蓮の花はラクシュミーが司っている愛や美、豊かさや純粋さの象徴とえる存在となっています。
ラクシュミーの司る力がすべて蓮の花に反映されていると捉えれば良いでしょう。
金貨が流れ出る壷

ラクシュミーの掌、そしてラクシュミーが持っている壺からは金貨が溢れ出る様子が描かれています。
ラクシュミーは豊かさ、そして繁栄を司っているのはもちろんですが、その“豊かさ”というのは決して物質的な富や豊かさだけを表しているわけではありません。
精神的な豊かさも、ラクシュミーの壺から溢れ出る金貨に表されていると捉えることができるのです。
物質的な豊かさは精神的な豊かさから引き寄せられるものだとラクシュミーが教えてくれているのだと考えることができるのではないでしょうか。
人生の目的を表す4本の腕

ラクシュミーの特徴としてすぐに目に入るのは、腕が4本あるという点ではないでしょうか。
この4本の腕は、人が生きる中で人生において大切な目的を表しているとされています。
その目的とは、ダルマ(法)・アルタ(富)・カーマ(愛、欲望)・モクシャ(悟り)です。
ここでは、その4本の腕それぞれについてどのようなスピリチュアルな意味があるのかを説明しましょう。
ダルマ(法)
1つめの腕は、ダルマ(法)を表しています。
“法”という言葉で捉えると、現代では少し違った意味となってしまうことでしょう。
しかし、このダルマは現代でいえば法ではなく、“役割”のことを指していると解釈するほうが分かりやすくなります。
人が人生を生きる中で自分が与えられることになった役割を果たしていくこと。
何に天性の才能を発揮することができるか、自分にとって何が最も上手にできることなのか…そういったことは後回しで良いのです。
未熟だったとしても自分の役割を理解し、一生懸命にこなすことが何よりも大切なことであり、ラクシュミーはそれを教えようとしてくれています。
アルタ(富)
2つめの腕は、アルタ(富)を表しています。
ラクシュミーが教えてくれている富は物質的なものではなく、精神的な富…つまり心の豊かさも含まれているのです。
自分が与えられた使命や役割を果たしつつ、自分にとって必要な富・豊かさを手に入れていくことが、人生の目的だとラクシュミーが教えてくれているのだと捉えてください。
ラクシュミーは自らの腕1本を、アルタを表すために使うことで、人々に使命を果たし富や豊かさを求める者には力を貸してくれると伝えているのです。
カーマ(愛、欲望)
3つめの腕は、カーマ(愛・欲望)を表しています。
生きていく中で、人は愛されることを求め、人を愛するという感情を持ち、ときには行動に出ることもあります。
それは決して悪いことではありません。
人だけではなく動物や自然などもすべてが愛を求めているのです。
人生において何かを愛すること、何かに愛されることは人生の目的のひとつでもあるとラクシュミーは教えてくれています。
人を愛し、生きているものをすべて愛し、そして自然も愛することこそが、人生において果たすべき目的のひとつだというメッセージが込められているのです。
モクシャ(悟り)
ヒンドゥー教においても、仏教においても、究極とされている解脱。
モクシャ(悟り)…これが、ラクシュミーの4つめの腕に込められた意味となります。
ヒンドゥー教においては、人の神経回路はとても複雑であると同時に、誰もが悟りを開ける可能性を持っているとされているのです。
悟りのために人生があるとし、悟りを開くために生きることこそが最大の目的であると考えられているといっても良いでしょう。
1つめの腕から3つめの腕までで人生の目的とされていることを、4つめの腕が表すモクシャへと昇華させていくことが重要であるというメッセージにもなっています。
効果抜群!ラクシュミー女神の待ち受け画像

ラクシュミーの画像を待ち受け画像に設定しておくことで、幸運や幸せ、豊かさを手にすることができるとされています。
普段から目にすることが多いスマホの待ち受け画像に設定しておき、たびたびラクシュミーの姿を目にすることだけでもご利益がありますが、ラクシュミーの姿が見えるたびに意識的に自分の願いを心の中で唱え、叶うことを強く祈ることでより効果を高めることもできるのです。
ラクシュミーの真言がまだ少し難しく上手に唱えられないという人は、まずラクシュミーの画像を待ち受けに設定することから始めてみると良いでしょう。
ラクシュミー女神に関するよくある質問

ラクシュミーについてここまで特徴や性格などを説明してきましたが、ラクシュミーのことを知れば知るほど、また新たな疑問が生まれることもあるでしょう。
ここでは、ラクシュミーを知っていく中で多くの人が疑問に思っていることについて、説明していきたいと思います。
ラクシュミーにはいくつかの別の呼び名があります。
ラクシュミーの名前に、敬意を込めた“マハー”をつけ、マハーラクシュミーと呼ぶ場合には、“偉大なラクシュミー”という意味となり、マントラなどでそう呼ばれることが多くなります。
また、サンスクリット語では、“シュリー”や“パドマーヴァティー”という呼び名があります。
パドマーヴァティーに関しては、“蓮の花を持つ女性”という意味があるようです。
他にも、“チャンチャラ”という幸運の女神を表す呼び名もあります。
仏教におけるラクシュミーは、吉祥天や功徳天と呼ばれるため、これもラクシュミーの別名だといえるでしょう。
叙事詩『ラーマーヤナ』のヒロインであり、ラーマ王子の妃であるシータは、ラクシュミーと同一人物と捉えられています。
これは、ラクシュミーの夫であるヴィシュヌがラーマーヤナの中でラーマ王子を化身とした際には、ラーマ王子の妻であるシータがラクシュミーの化身であったことが由来しています。
シータがラクシュミーの化身であるということは、ラクシュミーとシータは同一人物であると解釈することができるでしょう。
ヒンドゥー教の神様の一柱であるガネーシャがラクシュミーと一緒に祀られているのを見たことがある人は多いでしょう。
ラクシュミーは富と繁栄の神様であり、ガネーシャは知恵の神として障害を取り除いてくれるというご利益を授けてくれます。
二神が揃うことで知恵と富を手にできるという考えかたから、深い関係があると考えることはできます。
また、一説にはガネーシャが ラクシュミーの養子になったという神話もあります。
ラクシュミーが傲慢な性格になってしまった際、それを憂いたガネーシャの母が自らの息子を養子に与えたとされており、そこから親子神として祀られているという捉え方もできるのです。
ガネーシャの待ち受けも一緒に設定するとご利益が高まるといわれているので、気になる方はこちらから画像をダウンロードしてください。
占い師CRISSのワンポイントアドバイス「ラクシュミーはインドで大人気の女神様」
その美しさはもちろんのこと、人が幸せに生きていく中で必要な富や豊かさ、愛などすべてを与えてくれる神様だからこそ、それだけの人気があるのね。
金運も、幸運も、そして恋愛運や美容面においてもたくさんのご利益を授けてくれるラクシュミー神は待ち受け画像に設定するだけでもご利益を授けてくれるから、あなたもぜひ試してみて。
マントラを唱えることでより高い効果を得ることができるはずよ。
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