ひとつの魂が二つに分かれたのがツインレイ…。
だからこそ、ツインレイの魂は“陰と陽”に分かれているとされています。
ツインレイの魂が統合するということは、この陰と陽がひとつになることなのですが、ではそもそも“陰陽”とはどんな意味があって、ツインレイにどのような影響を与えるのでしょうか。
今回は、ツインレイが統合するために重要なキーとなる陰陽について詳しく説明していきたいと思います。
目次
ツインレイの陰陽とはどんな意味?
陰陽と聞くと、言葉は知っているけれど、一体どのようなことを指すのか分からない…という人も少なくないと思います。
ここではまず、ツインレイにおいて陰陽というのが何を意味するのかについて説明していきたいと思います。
ツインレイには陰陽があり、陰と陽それぞれの役割を持って生まれてきている。
統合するまではお互いがそれぞれのエネルギーを使ってツインレイの関係に影響を及ぼすことで魂を成長させていくことができる。
陰は女性性・陽は男性性を意味する
ツインレイの魂は、もともとひとつだったものが、勾玉のように半分に分かれ、片方が陰の魂、そしてもう片方が陽の魂として生れ落ちることになります。
陰陽のマークも、勾玉のようにひとつの円が二つに分けられていますが、まさにこの形のようにツインレイの魂も分かれているのです。
そしてツインレイの魂における陰は女性性、そして陽は男性性を司っているとされています。
つまり、ツインレイ女性は“陰”、ツインレイ男性は“陽”の役割を担っていると考えることができるのです。
“陰”というとどこかくらいイメージがあり、“陽”というと明るいイメージがあるかもしれませんが、実際にはそうではなく、いわば“陰”は“目に見えない精神的なもの”、そして“陽”は現実的に目に見えるものという考え方ができるのです。
どちらも強大なエネルギーを持っており、陰の力はツインレイの絆を強めるためにツインレイの精神面に強く作用し、陽の力はツインレイの統合へ向けた目に見える行動部分を司っています。
それぞれが目に見えない“精神”と目に見える“行動”を司ることでバランスを保ち、それぞれの力を発揮し、ツインレイを統合へと導いているのだと考えられるでしょう。
ツインレイの女性性についてはこちらでさらに詳しく説明しています。
陰陽統合によってツインレイの魂は完全な形に戻る
ツインレイの統合というのは、このツインレイそれぞれが持っている陰陽の力がひとつに重なることです。
半分に分かれていた陰と陽の力を持つ魂は、ひとつに混じり合うことで一つの完全な魂の形を取り戻すことができるようになります。
ツインレイの統合というのは、つまり陰陽統合というふうに考えることもでき、精神的な働きをする陰と行動的な働きをする陽の性質をそれぞれ持っている魂が統合することでツインレイの魂は本来あるべき姿に戻っていくのだと考えることができるのです。
ツインレイの陰陽は男女が逆のこともある
ツインレイにおいて、陰は女性、陽は男性であることがほとんどだとされていますが、稀に、陰が男性、陽が女性となることもあります。
これは、ツインレイのランナーとチェイサーの役割が入れ替わることがあるのと同じ考えだと捉えることができるでしょう。
ツインレイのチェイサーが陰の魂を持っており、ツインレイのランナーが陽の魂を持っていると考えれば、本来であれば女性がチェイサーで陰、ランナーが男性で陽であるのが、反対になり、チェイサーで陰の力を持っている男性、そしてランナーで陽の力を持っている女性の組み合わせになることがあるというわけです。
それぞれが持っている役割が完全に入れ替わっているだけであるため、ツインレイとして目指すべき道、踏むべき段階はまったく同じものとなります。
ただ、それぞれがチェイサーとランナーの役割を果たしていかなければならないので、出会いから統合期までに本来男性が取るべき行動や乗り越えるべき試練を女性が、そして女性が取るべき行動や乗り越えるべき試練を男性が経験していくことになることを覚えておきましょう。
ツインレイのチェイサーとランナーが入れ替わることに関してはこちらで詳しく説明しています。
ツインレイの陰陽の特徴と男女の役割
ツインレイ女性は主に陰、ツインレイ男性は主に陽の役割を担っています。
ここではツインレイにおける陰陽がどのような特徴を持っていて、それによってツインレイ男性とツインレイ女性の役割がどのようなものになるのかについてを説明していきましょう。
ツインレイの「陰」
まずはツインレイの“陰”について紹介していきたいと思います。
ツインレイの陰のエネルギーはどのように作用し、ツインレイにどのような役割を与えるのかを知りましょう。
「陰」を持つツインレイはチェイサーになる
陰を持つ側のツインレイはチェイサーとなり、一般的には女性がこの役割になるとされています。
チェイサーはツインレイにおいて“待つ側”“追う側”という役割を担っており、出会いの段階においては先にツインレイに気づくことができ、そしてサイレント期間においては先にツインレイの手放しと覚醒を起こし、テレパシーにおいて繋がっているランナーを覚醒に導くという役割を持っています。
“陰”には、包容力や優しさ、母性や許す心、共感力など、人を包んだり支えたりする力が詰まっているのです。
これは男性が持っているよりも女性が持っている方が強く作用するものばかりであるからこそ、陰を持つ女性はチェイサーとなるのだと考えることができるでしょう。
ツインレイのチェイサーの役割についてはこちらで詳しく説明しています。
「陰」は内面の強力なエネルギー
“陰”と聞くと一見、暗くて重たいイメージを抱く人が多いと思います。
しかし、陰陽における“陰”というのは決して暗いジメジメしたものではなく、むしろ非常に強いエネルギーを持っているといわれているのです。
陰のエネルギーは、精神的、内面的なエネルギーであり、目に見える部分でその力が発揮されることはあまりありません。
そして、ツインレイの関係においてこのエネルギーが発される場合でも、目に見える影響力があるわけでもないのです。
かといって、決して陰のエネルギーが何の役割も果たしていないだけではなく、目に見えないところで陽のエネルギーとうまく交わり、陽のエネルギーを支えてくれるため、なくてはならないものではあります。
主にツインレイの魂の繋がりを強める役割を果たしており、ツインレイのあらゆる形での結びつきに関わるのが陰のエネルギーだと考えることができるのです。
「陰」のツインレイは精神的に導く存在
陰を持つ側のツインレイは、精神世界に強い繋がりを持っており、ツインレイの精神世界に影響を与え、精神世界を司っています。
ツインレイの関係を信じたり、ツインレイとの絆を強めたり、そして統合に向けてツインレイを導くのが陰のツインレイの役割であり、陰のエネルギーがしっかり作用することで、ツインレイは統合することができるのだと考えられているのです。
ツインレイの関係は目に見えるものではなく、だからこそ精神的な結びつきが非常に重要となります。
一見、“陰”のエネルギーは目立つようなものではなく、イメージとしては暗い、ネガティブなイメージのように感じられるかもしれませんが、実際にはそうではなく、強い力を持ち、ツインレイを目に見えることがない影響力によって統合へ導く重要な役割になっているのです。
ツインレイの「陽」
ツインレイの陰が、精神世界を司る一方、ツインレイの陽はどのような役割を担っているのでしょうか。
早速、陽のエネルギーが発揮する力について確認していくことにしましょう。
「陽」を持つツインレイはランナーになる
ツインレイにおけるランナーは“逃げる側”という役割を担っています。
陽のツインレイはランナーとなり、ツインレイの関係に目に見える変化をもたらすことになります。
ランナーは、ツインレイと出会うと自分からアプローチをかけるなどアクティブに行動する一方で、ツインレイの関係が深まってくるとだんだんと精神の崩壊を起こし、価値観が崩れることでツインレイから逃げだそうとするのです。
これがツインレイのサイレント期間の始まりとなり、その後、チェイサーが覚醒することで自分も覚醒し、ツインレイと再びともに歩むために再会のきっかけを作り出します。
このように、陽のエネルギーが行動的なエネルギーであることから、陽のエネルギーを持つツインレイはランナーとなるのだと考えられます。
「陽」は現実世界を動かすエネルギー
陰のエネルギーは精神世界を司るものであるからこそ、現実世界には一見影響を与えていないように見えます。
それに対して陽のエネルギーは、ツインレイの関係に目に見える変化をもたらすことが多いとされているのです。
目に見える部分や外の世界にすぐに気づけるような変化をもたらすことになるのが陽のエネルギーの特徴であり、ツインレイのステージが進んでいくごとに“決定権を下す”ことができるのが、陽のエネルギーだと考えることができます。
ツインレイが自分たちの関係を前進させるために必ず陽のエネルギーが力を発揮することになり、陽のエネルギーを持っているランナーがアクションを起こすことがきっかけとなりツインレイの関係が動き出すことになるのです。
「陽」はツインレイを統合に向けて動かす存在
陽の力はツインレイを統合へと導く力を持っているといわれています。
陽のエネルギーには、何かを決めて前に推し進める力があるので、ツインレイの関係が変化しようとしているとき、新しいステージが始まろうとしているときには、必ず陽のエネルギーが強く働いているのです。
陽には能動的、実行力、現実主義など現実的に目に見える力を発揮するにふさわしい特徴を持っています。
ただし、ただ衝動的に動くだけではうまく物事が進むことがありません。
ここで、陰の精神世界に影響を与える力が役立つことになります。
先に陰の力で考え、そして陽の力で行動する…という流れを取ることでツインレイが統合へと進んでいくことができるのです。
ツインレイの統合には陰陽どちらのエネルギーも重要
ツインレイの魂は、二つに分かれたときから必ず“陰”と“陽”の組み合わせに分かれています。
これは絶対であり、“陰”と“陽”この二つが揃わなければツインレイは統合に進むことはできないのです。
陰が持つ精神性を司る力だけがあっても、行動に出ることができず、ツインレイの関係が進むことはありませんし、反対に陽が持つ行動性を司る力があったとしても、事前に考えることをせず無鉄砲に行き当たりばったりで行動してもツインレイが統合を迎えることはできません。
陰が精神性、陽が行動性それぞれを司り、お互いが目に見える部分と見えない部分とで支え合うことができて初めて、ツインレイは足並みをそろえて統合へと歩みを進めることができるのです。
もちろん、サイレント期間など一人ずつで試練を乗り越えるべき時期もありますが、その時期であってもツインレイは精神的に強い繋がりを持っているので、お互いの陰陽のエネルギーを相手に授け合い、魂の成長を遂げていくことができます。
魂の繋がりがあるツインレイに現れる陰陽の印
ツインレイの陰陽は、ツインレイ女性、ツインレイ男性それぞれが持っているあらゆる特徴に対比として現れるものだとされています。
同じ魂を持っていても、性格面で正反対になっていたり、考え方に正反対な部分があるなどするのがツインレイの特徴のひとつでもありますが、“陰陽の印”と呼ばれる対比というものもあるのです。
ツインレイとして逃げる、追いかけるというそれぞれの役割を持っているのも陰陽の特徴のひとつですが、それ以外にも数字に対比の特徴が現れることがあります。
誕生日などの数字に対比が現れることもありますが、問題と直面した際の対処法に関して、まず行動する側と考える側といった対比が現れるのです。
また、ツインレイが本物かどうかを確認するために使われる特徴に関しても、陰陽が影響している部分があります。
出会って強く惹かれ合うことも、陰と陽がお互いの片割れを見つけたから魂が共鳴することが原因ですし、身体的な特徴が左右対称に表れることなどもあります。
陰陽に分かれたツインレイが統合に進むまでの道のり
陰陽に分かれたツインレイが統合まで進んでいく中には、それぞれが陰陽のエネルギーを発揮してお互いに影響を与えあうタイミングがいくつもあります。
ここでは、陰陽に分かれたツインレイが統合進むまでの道のりについて段階的に紹介していきます。
「陽」のランナーが「陰」のチェイサーから逃げる
ツインレイのサイレント期間は、ランナーがチェイサーから逃げることで始まります。
ランナーは陽のエネルギーを持っており、チェイサーが陰のエネルギーを持っているわけですが、陽のツインレイは決して何のきっかけもなく陰のツインレイから逃げていくわけではありません。
サイレント期間の始まりの目に見えるきっかけは陽のツインレイが逃げることですが、その前からサイレント期間はすでに始まりの気配を色濃く見せているのです。
それは、陰のツインレイの精神性の部分が性エネルギー交流によって陽のツインレイに伝わることで始まる陽のツインレイの価値観の崩壊。
これによって、陽のツインレイは自分に自信がなくなり、精神的にボロボロになるほど辛い思いをすることになります。
陰のツインレイから離れたいと思うようになり、自分がボロボロになっても変わらず与えられる陰のツインレイからの愛情に応えることすら苦痛になってしまうのです。
このように陰のツインレイの精神性の部分で与えられる影響によって、陽のツインレイはツインレイ相手から逃げるという行動性を見せるようになります。
こうして、サイレント期間が始まるのです。
ツインレイのサイレント期間について詳しく知りたい方はこちら。
チェイサーは覚醒し、ランナーはチェイサーの愛に降伏する
陰のツインレイは、精神性を司り、陽のツインレイを精神的な部分で導くとされています。
それが色濃く反映されるのが、サイレント期間の後期、陰のツインレイが覚醒を起こしてからです。
陰のツインレイはサイレント期間後期になるとツインレイへの執着や依存を手放し、ツインレイとしての覚醒を迎えることとなります。
そうすると、陰のツインレイと陽のツインレイはテレパシーという絆で結ばれているため、陰のツインレイが覚醒したことが伝わり、陽のツインレイの魂が共鳴し、陽のツインレイも陰のツインレイの愛情を感じ取り、その愛に降伏し、覚醒を迎えるようになるのです。
これはまさに、陰のツインレイが目に見えない精神的な部分で陽のツインレイを導き、陽のツインレイが自らの能動的なエネルギーを使ってアクションを起こすことになったというとても分かりやすい例だといえます。
このようにして、陰のツインレイは精神的な成長を誘導し、陽のツインレイにアクションを起こさせることができるのです。
チェイサーの手放しやランナーの降伏に関してはこちらで詳しく説明しています。
ランナーがチェイサーの元に戻り、統合期へ進む
ツインレイが双方覚醒を迎えることになると、今度は再会の瞬間を迎えることになります。
この再会の際には、先に陽のツインレイが行動を起こすことになります。
もちろん、そこまでの道のりで陰のツインレイによる精神的な導きがあったわけですが、その導きから能動性を引き出された陽のツインレイは陰のツインレイとの再会のきっかけを自ら作り出し、再会し、復縁することで再びともにツインレイ二人で歩む道を拓いていきます。
しかし、そこから先は再び陰のツインレイが目に見えない部分で強い影響力をもたらして活躍をすることになるのです。
統合へと、さらに魂を成長させられるように、自身の魂の成長だけでなく、陽のツインレイの魂が成長できるように導いていってくれるようになります。
ツインレイの統合に関しての詳細はこちらから。
「陰」を持つツインレイ女性は「不動の愛で待つ」のが大切
陰のエネルギーを持っているツインレイ女性は、自身の役割がチェイサーであり、時には追いかけ、時には待つ役割を持っているのだということを自認する必要があります。
もちろん自分の役割を知るのはツインレイ女性だけでなく、ツインレイ男性にも必要なことではありますが、常に目に見えない部分でツインレイを引っ張っていかなければいけない陰のエネルギーを持っているツインレイ女性としては、より早く自分の役割に気づくべきなのです。
特に、ツインレイ女性は自分が待つ役割であることをしっかりと自覚して、その役割を全うしなければなりません。
サイレント期間に入り、ツインレイ男性が自分から離れていっても無理に追いかけることはせず、じっと待つことが必要で、その間に自分と向き合い、自分を愛し、精神的にも社会的にも自立し、無償の愛を知るなど、一人でできることをただひたすらに全うすべきだということを覚えておきましょう。
そうすることで、さらに陰のエネルギーを持っているツインレイとして、精神面でツインレイ相手を引っ張っていくことができるのです。
ツインレイの「陰」が動くときとは?
ツインレイの関係において、状況によっては陰のツインレイが行動を起こす場合があるともいわれています。
行動を起こす…というと物理的に行動することのように思われてしまうので、これによってサイレント期間に禁忌とされている自分から連絡を取ろうとする行動に出てしまう陰のツインレイも存在するのです。
しかし、ここでいう“陰のツインレイが行動を起こす”というのは、決して物理的で目に見える行動ではなく、精神面での行動となるので間違えないようにしましょう。
気や波動の動き、思考のためのエネルギーの動き、エネルギーの変化や精神的なエネルギーの動きといった、決して目には見えない動きのことを指しているのです。
目に見えないエネルギーだったとしても、変化や動きが起こることは間違いなく陽のエネルギーを持っているツインレイ相手に伝わることとなり、ツインレイ相手にエネルギーや動きが伝わって初めて、ツインレイは目に見えて変化を迎え前進することができるのだということを忘れないでください。
ツインレイのサイレント期間にチェイサーからランナーに連絡してはいけない理由についてはこちら。
占い師CRISSのワンポイントアドバイス「陰陽に分かれたツインレイは二人で一つ!いつかは元の形に戻る」
そしてその半分ずつにそれぞれ陰と陽の役割が託されているのよ。
ツインレイとして正反対となる陰と陽のそれぞれの特徴は、どこをとっても二人がひとつであることを教えてくれるものになるわ。
そしてお互いが陰のエネルギー、陽のエネルギーをそれぞれ100%発揮して影響を与えあっていれば、必ずいつかはもともとのひとつの状態に戻ることができるようになるの。
そこで初めて、陰と陽がひとつに交わることになるのね。