88星座のいっかくじゅう座「Monoceros(モノケロス)」の特徴や探し方、神話やいっかくじゅう座「Monoceros(モノケロス)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?
星言葉や特徴や運勢まで完全紹介いたします!
目次
いっかくじゅう座「Monoceros(モノケロス)」の基本情報と特徴
星座名 | いっかくじゅう座 |
略符 | Mon |
ラテン語(英語・読み方) | Monoceros (モノケロス) |
意味 | ユニコーン |
季節 | 冬 |
最も明るい恒星 | いっかくじゅう座β(ベータ)星 |
いっかくじゅう座「Monoceros(モノケロス)」の探し方
いっかくじゅう座は晩冬から初春にかけて、東の空に見られる星座です。
おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオン、オリオン座のベテルギウスで作られる「冬の大三角」のちょうど真ん中にあり、場所を探すのはさほど難しくはありません。
しかし、4等星以下の星ばかりで、最も明るい星とされるいっかくじゅう座β(ベータ)星も4等星で、さらに星座自体が天の川の中にあるので、いっかくじゅう座の星を特定するのは少し大変かもしれません。
形は少し崩れたT字型をしています。
「いっかくじゅう」とは一本の角を持つ馬(もしくは山羊)のユニコーンのことを指しています。
一角獣の大きさは人間の子どもほどで足が速く、かつ凶暴な架空の生きものです。
しかし処女に対しては自らすり寄って、その膝に乗るといいます。
また一角獣の角を砕いて飲むと、万病を癒すことのできる力があるとされています。
星図では、Tの横棒の左半分を角と見て、前足を振り上げる一角獣の姿を描くことが多いのですが、星の並びだけではその姿を思い描くのはとても難しいでしょう。
さて、いっかくじゅう座の設定者は実のところはっきりとしていません。
一般的には1624年にドイツの天文学者のバルチウスが設定したという説や、1690年にへヴェリウスが発表したとする説がありますが、16世紀の中頃にはすでに一部で広まっている説などもあります。
いっかくじゅう座で特筆すべきなのは、何と言っても「ばら星雲」です。
これはオリオン座のベテルギウス、こいぬ座のプロキオンを結んだ線上のベテルギウス寄りに見られる星雲です。
肉眼では淡い霞のようにしか見えませんが、望遠鏡を使用して天体写真を撮影するとまるで赤い花びらを重ねたような美しい散光星雲が確認できます。
いっかくじゅう座の探し方は、冬の大三角の中央を探しましょう。
胴体は冬の大三角から少しはみ出た形になります。
見つけにくいので、夜空が暗く、空気が澄んだ場所で探すといいでしょう。
いっかくじゅう座「Monoceros(モノケロス)」の神話
いっかくじゅう座には特に星座と結びつけられたギリシア神話や伝説は存在しません。
比較的、新しい設定の星座です。
しかし、架空の生物としての期限は古く、キリスト教やユダヤ教の聖典の「旧約聖書」やキリスト教の聖典の「新約聖書」にも一角獣の言及が見られ、紀元前から認識されていました。
そのためにヨーロッパでは古くから神聖な動物として、数々の伝説があり、中世では、一角獣を捕まえたら幸せになるという言い伝えがあり、現在でも幸運のモチーフとして親しまれています。
いっかくじゅう座「Monoceros(モノケロス)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?星言葉や特徴は?
「誕生日星」とは誕生日に太陽と一緒にのぼってくる星のことを指します。
365日それぞれに誕生日星があります。
誕生日星はその日に生まれた人の守護星でその人の人生を象徴すると言われています。
誕生日星の持つ意味を知ることで自分の本心を読み解くことができるようになります。
7月8日の誕生日星はデルタ・モノケローティス(δMonocerotis)で、誕生星の星座はいっかくじゅう座δ(デルタ)星、星言葉は「余裕のある愛情」、特徴は、憐れみと慈しみの精神を持っている、人に深い愛情と影響を与える、神秘的な雰囲気を持っているという傾向があります。
7月20日の誕生日星は27・モノケローティス(27Monocerotis)で、誕生星の星座はいっかくじゅう座27星、星言葉は「信頼あつき公正さ」、特徴は、人の信頼を得やすい、公正かつ公平に人に接する、差別を好まないという傾向があります。
いっかくじゅう座「Monoceros(モノケロス)」の運勢
いっかくじゅう座は比較的歴史が新しい星座であり、ギリシア神話などもありません。
そのため、7月8日と7月20日にいっかくじゅう座を守護星を持つ人の運勢などを中心に運勢解釈を展開させていきます。
いっかくじゅう座は36星座によると、かに座の第2デークのうみへび座とかに座の第3デークのカメレオン座に当たり、この時期に最もいっかくじゅう座のエネルギーが強くなるので運勢に生かすと良いでしょう。
「36星座」とは12星座をそれぞれ3つのデーク期間に分けたものです。デークとは一つの星座宮につき3つ存在します。
一つの星座宮は30度の角度で構成されていますが、さらにその30度を10度づつ区切ったものになります。
1デークは1〜9度、2デークは10〜19度、3デークは20〜29度になります。
誕生日星が7月8日の人のいっかくじゅう座はかに座の第2デークのうみへび座にあたり、7月1日〜7月10日で、さらにさそり座と惑星だと冥王星の影響が最も強いとされています。
この期間に生まれている人は、誰に対しても優しく、気配りができ、困っている人がそばにいると、自分のことのように心配して人一倍に優しく接するのでとても情が深い性格をしています。
平和を愛し、争いごとを好まず、母性的な愛情を基にして人と関わります。
自分の意見を主張するよりは周りの意見を大切にし、話すよりは聞き役に徹することが多いでしょう。
また女性らしさが特に際立ち、自然と家庭的で愛らしい雰囲気になるので、かなりモテる傾向もあります。
さらに寂しがりやで甘え上手な面もあるので、非常に可愛らしい側面が前面に出ることで人から愛されることが多いでしょう。
その反面、孤独に弱く、それが長く続くとストレスを強く感じたり、自己否定しやすいというもろさも併せ持っています。
また本来の性格にさそり座の資質が加わるので、物事に対して深く洞察するということを得意とします。
一見すると人への共感能力が高く、優しさと慈しみを元にすると、どうしても理性よりも感情主体になって動きますが、さそり座特有の物事を俯瞰して見る傾向もあるので、決して感情に流されるような行動にはなりません。
優しさがありながらも、理性的に何をするのが一番良いのかということを常に計算しているところもあるので、あまりブレてしまうことがなく、どっしりと地に足がついている印象を与えます。
そのためにかなり人からの信頼が高く、仕事場では高い評価を得ることも。
また真面目に物事に取り組んだり、粘り強さも兼ね備えているので、一度決めたことは最後までやり通すという意思もあり、それが評価の高さと密接に繋がっています。
人間関係ではどちらかといえばシャイで人見知りをしてしまうところがあり、警戒心は強い傾向があるでしょう。
初対面やあまり知らない人間関係では自分の本心を隠すところもありますが、自分をしっかりとガードすることを大切にしています。
しかし仲良くなれば相手に心を開き、本当の姿を見せるでしょう。
人に対してはかなり愛情深いのですが、一人になると抑圧しているものが表面化しやすく、喜怒哀楽が激しくなってしまうところも。なかなかいやと言えない性格なので、顔で笑っていても心で泣いているということも多くあるでしょう。
しかし感情に降り回されてしまうことが少ないので、人の本質を見抜く洞察力もあり、敵に回すと執念深く、かなり怖いタイプでもあります。
多芸多才で社交性もあり、物腰も柔らかく知性的なので、総合力としては非常に優れたものを持っています。
誕生日星が7月20日の人のいっかくじゅう座はかに座の第3デークのカメレオン座にあたり、7月11日〜7月22日で、さらにうお座と惑星だと海王星の影響が最も強いとされています。
この期間に生まれている人は、感情がとても優位に働き、またそれを基軸にして行動をします。
物腰は柔らかく、おとなしい印象を与えますが、内面はかなり強いこだわりがあり、また独特の強さもあります。
人と意見が対立すると、折れずに主張を曲げることも少ないでしょう。
そのために人に誤解されやすいところもあり、気難しさや自分中心だと受け取られてしまうこともあります。
またうお座の影響も受けているので、非常に豊かな感情を持っていて、人と自分の感情がリンクしてしまうところもあり、それが激しい場合だと人の感情が自分に乗り移ってしまうような部分もあるでしょう。
ちょっとしたことで気分変動が起こりやすく、気分屋で感情の起伏が激しくなり、自分でもそれをコントロールするのが難しいと感じるかもしれません。
それは自分と他者の境界線がある意味では低く、他人事なのに自分のことのようにして考えられる優しさを持っているからです。
人の痛みをまるで自分がそうされたかのように感じてしまう、ある意味ではスピリチュアルな感性が強いので、エンパス傾向が高いとも言えます。
また自分にとって、感情が動くか動かないかはかなり重要で、心を強く動かされた場合は恐れることなく大胆に行動し、心の赴くままに動きます。
そこには理屈や論理というものはなく、「自分がこう感じたから行動する」という側面がとても強いでしょう。
逆に感情を全く動かされないものに関してはスルーしたり、全く興味を示さないことも。
また人間関係では基本的にガードが強いのですが、決して人嫌いではありません。
その人に対して何をするのがベストなのかということを瞬時に判断し、その人が欲しい言葉を投げかけることができ、またそれがその人自信が自覚していない面をも伝えることができるので、人の心に大きな影響を与えるような言葉の力を持っています。
そのために、ある意味では特別に人を引きつけてやまない力があり、一部の人には教祖のようなカリスマ性を持っていると認識されている場合もあります。
基本的に人の話を聞くのが上手で、さらにそこに痒い所に手が届くような言葉を与えることができるので、自分の好き嫌いを超えて、人から好かれることも多いでしょう。
しかし、ある面では無意識にストレスを抱えていることもあるので、一人になると強い感情が押し寄せてきて、バランスを見失い、辛い思いをしてしまう場合もあります。
しっかりと自分をコントロールさせることができれば、少し心理的な距離を置きつつも、良いポジションを確立できるでしょう。
基本的には策略家で様々な手段や方法を取りながら自分の目指す目標を達成することができます。
感性や霊感なども発達するので、自分を理解することができればその特別な能力を発揮して、成功を収めることができます。
いっかくじゅう座のキーワードは「sensibility」で、感受性、感応性、人に共感するという働きが強くなります。それを良い意味で活かせば素晴らしい人生がひらけますが、コントロールができないと苦労も多くなってしまいます。
運勢的に良いものとしては、直感を大切にすること、人間観察をすること、あえて人と自分の境界線を大切にすること、占いをたしなむこと、料理や洗濯、掃除などの家事を楽しむこと、カウンセリング技術を学ぶことなどが挙げられます。
逆に、マイナス面としては、人の気持ちに深く入り込みすぎること、ストレスを溜め込んでしまうこと、自己否定してしまうことなどが挙げられます。
恋愛面でいっかくじゅう座を活用する方法は、母性的な雰囲気を大切にすること、料理などでもてなすこと、気配り心配りをすることなどが挙げられます。
逆に恋愛面でのマイナスは、相手を否定してしまう意見を言うこと、相手のスペックを見てしまうこと、寂しさから嫉妬深くなることなどが挙げられます。
この座の第 デーク以外の生まれの人でも、これらのことに注目していれば自然といっかくじゅう座のエネルギーを得ることになります。
このデークの時期にはこのような側面の影響を受けることもあるので、良い部分は伸ばし、気をつけるべきところには気をつけるようにするといいでしょう。
占い師 聖子からのワンポイントアドバイス
この星座を見るだけで幸せな気分になれそうね!