88星座のほうおう座「Phoenix(フェニックス)」の特徴や探し方、神話やほうおう座「Phoenix(フェニックス)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?
星言葉や特徴や運勢まで完全紹介いたします!
目次
ほうおう座「Phoenix(フェニックス)」の基本情報と特徴
星座名 | ほうおう座 |
略符 | Phe |
ラテン語(英語・読み方) | Phoenix (フェニックス) |
意味 | フェニックス |
季節 | 秋・南天 |
最も明るい恒星 | ほうおう座α星 |
ほうおう座「Phoenix(フェニックス)」の探し方
ほうおう座は冬、南の地平線上に上半分だけがかろうじて見ることのできる星座で秋の終わりのころの星座や南天の星座として紹介されています。
10月〜1月の南の夜空に現れ、秋に最も見頃を迎えますが地平線ギリギリにしか見えないので星全体を見ることは日本では難しいでしょう。
南半球の地域では8月〜12月ごろにかけて見ることができます。
星座の形は一つの2等星と3等星が形作る二等辺三角形に、その周囲を4等星以下の暗い星がいくつも散りばめられたように広がっています。
ほうおう座はひし形の一角からL字とI字に伸びて星が並んでいます。
L字に伸びたところにほうおう座唯一の2等星であるほうおう座α(アルファ)星があり、ちょうどほうおう座の左の翼部分に位置しています。
このほうおう座α(アルファ)星の固有名はアンカアといい、アラビア語ではフェニックスを指していますが、固有名として正式になったのは2016年7月20日のことです。
星の明るさからいえば、それほど目立つ星座ではありませんが、周辺に明るい星があまりないので条件の良い場所と時間さえあれば、地平線上にポツンと浮かぶ姿を見つけることができるでしょう。
ほうおう座の「鳳凰」とは、古代ギリシア周辺で信じられていた不死鳥のことです。
伝説によると不死鳥はインドに住み、500年の寿命を終えると自ら炎の中に飛び込んで、再び炎の中からよみがえるという鳥のことです。
ヨーロッパでは不死鳥はその名のごとく不死と再生の象徴とされ、後世では処刑から3日後に復活したイエス・キリストのシンボルとされていたこともあります。
ほうおう座はドイツの天文学者ヨハン・バイエルによって作られました。
探し方は、くじら座の2等星ベータ星とみなみのうお座のフォーマルハウトからたどり、この二つの星はほうおう座α(アルファ)星と正三角形を作っているので見つけやすく、くじら座のベータ星の南側の地平線近くを探すといいでしょう。
ほうおう座の北側にはちょうこくしつ座やエリダヌス座が見えます。
また南にはきょしちょう座やみずへび座が見え、東側にはろ座とエリダヌス座が見え、西側にはつる座やみなみのうお座、やぎ座が見えます。
さまざまな星座に囲まれていますが、特にエリダヌス座の1等星のエリダヌス座α(アルファ)星アケルナルはほうおう座を探す時の目印になるでしょう。
ほうおう座「Phoenix(フェニックス)」の神話
ほうおう座は1603年にドイツの天文学者ヨハン・バイエルによって新しく設定された星座なので、ギリシア神話に基づいた神話や伝説は伝わっていません。
ほうおう座の「鳳凰」とは日本語での不死鳥を題材として名付けられましたが、その由来は中国神話に出てくる鳥をモデルにしています。
鳳凰は聖人が国をきちんと治めている時にしか現れない「めでたい鳥」の象徴として日本では認識されています。
ほうおう座「Phoenix(フェニックス)」の誕生日星の人が何月何日生まれなのか?星言葉や特徴は?
「誕生日星」とは誕生日に太陽と一緒にのぼってくる星のことを指します。
365日それぞれに誕生日星があります。
誕生日星はその日に生まれた人の守護星でその人の人生を象徴すると言われています。
誕生日星の持つ意味を知ることで自分の本心を読み解くことができるようになります。
3月28日の誕生日星はザウラク(Zaurak)で、誕生星の星座はほうおう座α(アルファ)星、星言葉は「ドラマティックな運命」、特徴は、不可思議な人生になりやすい、自分の希望とは違う人生をたどる、満足感を得やすいという傾向があります。
4月7日の誕生日星はベータ・ポエニーキス(βPhoenicis)で、誕生星の星座はほうおう座β(ベータ)星、星言葉は「信頼を集める真摯さ」、特徴は、真面目で人望を得やすい、物事にまっすぐに向き合う、正当性を重んじるという傾向があります。
4月10日の誕生日星はニュー・ポエニーキス(νPhoenicis)で、誕生星の星座はほうおう座ν(ニュー)星、星言葉は「人情の厚い人柄」、特徴は、共感能力が高い、粋な姿勢を持つ、温厚で大らかな性格をしているという傾向があります。
ほうおう座「Phoenix(フェニックス)」の運勢
ほうおう座は比較的歴史が新しい星座であり、また神話などもない星座です。
そのため、3月28日、4月7日、4月10日にほうおう座を守護星を持つ人の運勢などを中心に運勢解釈を展開させていきます。
ほうおう座は36星座によると、おひつじ座の第1デークと第2デークに当たり、この時期に最もほうおう座のエネルギーが強くなるので運勢に生かすと良いでしょう。
「36星座」とは12星座をそれぞれ3つのデーク期間に分けたものです。デークとは一つの星座宮につき3つ存在します。
一つの星座宮は30度の角度で構成されていますが、さらにその30度を10度づつ区切ったものになります。
1デークは1〜9度、2デークは10〜19度、3デークは20〜29度になります。
まず誕生日星が3月28日生まれのほうおう座の人は、おひつじ座の第1デークにあたり、3月21日〜3月31日でさんかく座の支配下にあり、惑星だと火星の影響が最も強いとされています。
この期間に生まれている人は、12星座の始まりの星座のおひつじ座でさらに第1デークのさんかく座の支配を強く受けているので、非常に活発で純粋、そして熱いエネルギーを持っています。
人よりもエネルギーレベルが高いので、消極的になってしまうとエネルギーの循環が悪くなってしまい、追い込まれて行ってしまうところもあるでしょう。
エネルギーをいかに循環させるかが課題になります。
そのエネルギーは非常にパワフルで、まるで日のように燃え盛り、多くの人に影響を与えるようになります。
周囲の人を巻き込みながらさらにその内面のエネルギーを燃え立たせていくイメージです。
自分が思っていることを率直に表現し、心の中の思いをストレートに伝える傾向もあるので、まっすぐ過ぎてしまい周りの人に驚かれることもしばしばあります。
しかし、どんなことがあっても自己否定することはなく、むしろ純粋な自己肯定感を自分自身で生成することができ、常にチャレンジ精神を燃やしながら変化をすることを恐れない性格をしているので、結果的には非常に周りから愛される人柄です。
しかし時として競争心や闘争心が強く、求める成果を出そうとするときには、人を蹴落としても成功を手に入れることに執着したり、すぐに成果が出ないと精神的に揺らいでしまうこともあり、忍耐力には欠けてしまったり落ち着きがないことも。
自分の意志や決断をもとにして新しいことにチャレンジしたり、自分なりの人生を歩むことができれば、眠っている潜在能力を開花させることもできるでしょう。
性格的にはとておさっぱりとしていてどちらかというと男性のような面を感じさせ、野性的、直感的に物事を判断します。
雰囲気やムード、その場の空気に流されることなく、しっかりと自分を持っているのでストレートさが魅力になります。
それが周りの信頼感にもつながり、自分が先頭になってみんなを引っ張っていくようなリーダーとしての役割を担います。
人を元気にさせたり、勇気を与えることのできる天性のエネルギーを持っているので、年齢と経験を重ねることでコントロールすることで大きな成功をつかめるでしょう。
次に誕生日星が4月7日と4月10日のほうおう座の人は、おひつじ座の第2デークにあたり、エリダヌス座の支配下にあり、4月1日〜4月10日でさらにしし座の影響を受け、惑星だと太陽の影響が最も強いとされています。
この期間に生まれている人は、思い立ったら後先考えずにすぐに実行に移します。
特に新しいことに関しては強い興味をひかれ、怖いもの知らずでチャレンジしたり、多少のスリルがある方が燃えるところがあるでしょう。
行動力に関しては人の数倍あるので、人生の中でいろいろなことにチャレンジして自分の手の内にしてしまう経験を多くするでしょう。
しかし、感情と行動が即結びついているので、それが一時的な気分によって引き起こされたり、行き当たりばったりで物事を判断してしまうところもあり、深く洞察をするということが苦手です。
じっと物事を考えていると思考が混乱してしまうので、先に体が動いてしまうという面も強くあります。
またパイオニア精神が強く、すでにあるものの中で何かを行うよりも、自分で新しく開拓していくのが好きなので、リスクがあったとしてもそれを恐れずに向かっていく力を持っています。
うちなる情熱もつよく、エネルギッシュに取り組み、常に興味があることにそのエネルギーを注ぎ、パワフルに人生を歩みます。
あまり空気を読んだり、人の目を気にせずにマイペースでいるのでストレスもたまりにくいでしょう。
どんなことがあっても基本はポジティブ思考で乗り越えていくことができ、それが人に魅力を感じさせます。
たとえ失敗やトラブルなどがあっても、持ち前の前向きな思考ですぐに気持ちを切り替えていくので、深く落ち込むという経験も少ないでしょう。
なんでも思い立ったら行動するというスピード感があり、せっかちなくらいに早めに行動をしますが、その分、回りくどいものや、協調性を重視するようなものは苦手です。
例えばツアー旅行などでは一番先にバスに乗り込み、周りを待つタイプで、少しその時に遅刻してしまうようなゆるい時間感覚を持っている人には内心強い苛立ちを感じることも。
好奇心が旺盛で目標もはっきりとしているので、悩むことなく前に突き進んでいき、楽しみながら人生を謳歌することができるでしょう。
また変化と刺激を好むので、あちこちに旅行したり、引越しをすることも多いでしょう。
ほうおう座のキーワードは「Pioneer」で、開拓、先駆けというように無から有を生み出すような働きが強くなります。
スキルなどを身につけたら、自分で会社を起こしたり、商売をする方が成功しやすいでしょう。
運勢的に良いものとしては、自分らしさを大切にすること、考えるよりも体を動かすこと、有酸素運動をする、ダンスやフィットネスなど音楽と運動が一緒になっているものを嗜むこと、汗をかくこと、新しい場所に出かけること、SNSを上手に活用することなどが挙げられます。
逆に、マイナス面としては、人の話をさえぎって話してしまうこと、人の意見を聞かないこと、押しが強すぎること、好きな人とそうでない人との態度の差があり過ぎてしまうことなどが挙げられます。
恋愛面でほうおう座を活用する方法は、積極的に自分から話しかけること、告白をすること、相手の趣味などを中心に会話すること、セクシーな魅力を小出しにすることなどが挙げられます。
逆に恋愛面でのマイナスは、強引に恋愛に引き込むこと、駆け引きをしてしまうこと、自分の魅力を過度にアピールすることなどが挙げられます。
このおひつじ座の第1デーク、第2デーク以外の生まれの人でも、これらのことに注目していれば自然とほうおう座のエネルギーを得ることになります。
このデークの時期にはこのような側面の影響を受けることもあるので、良い部分は伸ばし、気をつけるべきところには気をつけるようにするといいでしょう。
占い師 聖子からのワンポイントアドバイス
日本では沖縄ではほうおう座の全貌を見ることができるわ。
鳳凰の持っているエネルギーを生かすことでさらに人生はパワフルにエネルギッシュに動かすこともできるわ!