何月生まれかによってそれぞれの誕生石というものがあり、誕生石をモチーフにしているリングやネックレスがジュエリーショップで売られているように、自分の誕生石が何なのかを知っている人も多いといえます。
しかしながら誕生月の誕生石とは別の誕生石が存在していて、実は365日それぞれに、誕生日ごとの誕生石もあるのです。
一つ一つ誕生石には意味があり、自分の誕生石を持っていることで、御加護があるとされています。
ここでは誕生日ごとの誕生石の基本情報、意味、本物と偽物の見分け方、誕生石の持つ石言葉、スピリチュアルな効果や浄化方法、相性の良い石と相性の悪い石をご紹介。
今回は12月13日の誕生石である「ネフライト」です。
昔は翡翠として扱われていた、ネフライト。
武器や腰回りの治療として、使われていたという歴史もあります。
ネフライトについて詳しくご紹介していきますので、ネフライトのパワーを知って、ネフライトを誕生石としているあなたも、ネフライトの力を借りて、幸せに向かって歩んでいきましょう。
目次
12月13日の誕生石「ネフライト」とは?
和名 | 軟玉(なんぎょく) |
英名 | Nephrite |
石言葉 | 成熟の魅力・安らぎ・健康・長寿 |
色 | 白色・緑色・深緑色・黄緑色・黄色・黒色・茶色など |
チャクラ | 色によって異なる |
キーワード | 守護・心と身体のバランス・ポテンシャル |
12月13日の誕生石「ネフライト」の色の種類
ネフライトの色は、白色やさまざまな緑色をしています。
淡い緑色から濃い緑色、黄色が強い緑色など、ネフライトの緑色は、含まれている鉄分が多いほど濃くなり、マグネシウムが多くなるとクリームカラーになるのです。
見た目は翡翠に似ていて、もともとは翡翠として扱われてきた石ですが、1863年に翡翠とは区別されるようになりました。
翡翠と区別されるようになった背景ですが、翡翠とされているジェダイトという鉱物は輝石に属していますが、ネフライトは角閃石に属している石だということがフランスの鉱物学者によって発見されたためです。
1863年以降、ジェダイトとネフライトは、それぞれ「硬玉」と「軟玉」と呼ばれるようになり、別の鉱物だと認識されていくことになりました。
「硬玉」「軟玉」は石の硬度の違いからつけられていますが、実は「軟玉」であるネフライトの方が、石の特性から割れにくいとされているのです。
「硬玉」であるジェダイトよりも複雑な組織で出来ているとされているネフライトは、交差繊維状という強い構造をしています。
そのため武器として使われていたこともあるほど、ネフライトは強いとされていて、「アックス・ストーン(斧の石)」と呼ばれているのです。
12月13日の誕生石「ネフライト」の意味
ネフライトという名前は、ラテン語の「nephrus(肝臓)」からきているとされています。
ネフライトはその形が肝臓に似ていることから、「肝臓石」と呼ばれるなど、腰回りの治療に使われてきた石でもあるのです。
古くから健康長寿のお守りとしての意味を持ち、大切にされてきました。
浄化や魔除けの意味も持ち、持ち主を守護してくれるパワーを持った石です。
昔の王族や数多くの権力者たちも、お守りとして持っていたとされていて、成功を掴み取ることが出来るとされています。
心と身体のバランスを整えて、感情をコントロールすることができ、未来へと繋がっている正しい道を示してくれるのです。
持ち主のポテンシャルを引き出し、高めてくれますので、成功へと突き進んでいくことが出来るパワーをくれます。
12月13日の誕生石「ネフライト」の本物・偽物の見分け方
ネフライトの本物と偽物の見分け方ですが、よく間違われやすいのはやはりジェダイトです。
ネフライトとジェダイトの見分け方として、一番簡単な方法は光に当ててみる方法。
繊維が斜めに交差している状態が見られれば、ネフライトの可能性が高いといえます。
刃物を当てた時に、表面だけしか削れないという場合はジェダイト、石の内部にまで刃が入り込めばネフライト、という判断もできますが、この方法では石を壊してしまうことになりますので、おすすめできる方法とはいえません。
石を傷つけないで確実に知りたいとなれば、残念ながらプロに鑑定してもらうしかないのです。
ネフライトもジェダイトも、希少価値は高い石なので、全体的に偽物が多く出回っています。
ネフライトを見つけた時には、よく確認して買うようにしましょう。
12月13日の誕生石「ネフライト」の石言葉(宝石言葉)は「成熟の魅力・安らぎ・健康・長寿」
ネフライトの石言葉は、「成熟の魅力」「安らぎ」「健康」「長寿」です。
ネフライトには「健康」や「長寿」といった意味があり、そのまま石言葉としてついています。
「成熟の魅力」や「安らぎ」という石言葉からも、健康や長寿といった言葉がイメージ出来るものです。
「安らぎ」という石言葉は、持ち主の心と身体を癒してくれる効果にも繋がっています。
どの石言葉も、ネフライトが意味していることを表している石言葉だといえます。
12月13日の誕生石「ネフライト」のスピリチュアルな効果(効能)
ネフライトが対応しているチャクラは、色によって異なってきます。
ネフライトで一番多いといえる緑色のネフライトは、第4チャクラに対応していて、愛を司るところになるのです。
持ち主の心を、愛で満たしてくれる意味や効果を持つネフライト。
愛で満たされることによって、寂しさが取り除かれますので、周りの人にも強い愛情を示すことが出来るようになります。
恋愛に対しては特に、家族や友人、仕事仲間との関係も強くすることが出来るのです。
浄化の力がありますので、心と身体のバランスを整えてくれる効果もあります。
ネガティブなエネルギーを取り除いてくれるので、魔除けのお守りとしての効果も。
持ち主を護ってくれますので、成功への道や、正しい方向へと導いてくれるのです。
悪い習慣を正したり、ポテンシャルを引き出してくれるなど、成功するための手助けをしてくれる石だといえます。
12月13日の誕生石「ネフライト」のスピリチュアルな浄化方法
ネフライトの浄化方法は、「水」「太陽光」「月光」「水晶クラスター」「セージ」です。
ネフライトは多孔質なので、肉眼では確認できない細かい隙間があります。
そのため「塩」での浄化は、おすすめできません。
ほかの浄化方法であれば、特に気にする必要はないので、取り入れやすいやり方で浄化をしてください。
効果的な浄化方法は、「水」や「セージ」による浄化です。
浄化能力の高い「セージ」での浄化は、特におすすめ。
ネフライトがネガティブなエネルギーを取り除いてくれるので、どうしても石自体が疲れてしまいやすいのです。
そのため浄化能力が高い「セージ」との相性が良いといえます。
12月13日の誕生石「ネフライト」の相性の良い石、悪い石
相性の良い石は「シルバールチルクォーツ」「ジャスパー」「ルビー」
ネフライトと相性の良い石は、「シルバールチルクォーツ」「ジャスパー」「ルビー」です。
「シルバールチルクォーツ」は、感性を高めたり、ポテンシャルを引き出してくれる石。
ネフライトもポテンシャルを引き出してくれる効果を持ちますし、持ち主を護り、導いてくれる石です。
勝負時や、チャンスが訪れた時などに、ネフライトとシルバールチルクォーツの組み合わせが助けてくれます。
「ジャスパー」は、守護力も高く、インスピレーションを高めてくれる石です。
ネフライトの守護の力と組み合わせれば、とても強い力で守ってくれ、物事を広く見渡すことが出来るようになりますので、成功へと結びつきやすくなります。
「ルビー」は、勝利をもたらしてくれる石で、ネフライトと組み合わせることで、より早く、より強く、成功を掴み取ることが出来るようになるのです。
相性の悪い石は「パワーの強すぎる石」「クセの強い石」
ネフライトと相性の悪い石は、「パワーの強すぎる石」「クセの強い石」です。
守護力に優れていて、心と身体を癒してくれる効果を持っているネフライトは、パワーは強いものの、そのエネルギーは優しいものに属しています。
そのためパワーが強すぎる石や、クセの強すぎる石と組み合わせてしまうと、ネフライトの持つパワーを発揮できないことがあるのです。
組み合わせても効果が感じられなかったり、体調を崩してしまうなどの変化が起こった時は、石の浄化を試してみましょう。
ネフライトの浄化と、組み合わせる石のどちらもを浄化することで、効果を得ることが可能になる場合もあります。
それでも改善しないなら、それぞれの石と持ち主との相性を確認してみてください。
効果が得られない原因がどこにあるのかを探ることで、対処法が見つかります。
12月13日生まれの性格や恋愛傾向や運勢・有名人や誕生花はコチラ
占い師 RINのワンポイントアドバイス
しかしながらネフライトの守護力は高く、成功を掴み取る手助けをしてくれますので、出会えたなら手に入れておきたい石の一つだといえるのです。
そんなネフライトを誕生石としているあなたも、ネフライトと出会って、その守護力とパワーを活かして成功を掴み取りましょう。