
亡くなってしまった人がすぐそばにいるとき、さまざまなサインが現れます。
大切な人を亡くしてしまったとき、その人に会いたいという気持ちや、見えなくてもそばにいてくれたら…という気持ちが強くこみあげることもあるでしょう。
亡くなった人がそばにいるときに現れるサインを知っておけば、そしてそのサインの受け取りかたを理解していれば、大切な人がそばにいてくれることに気づけるかもしれません。
今回は、亡くなった人があなたのそばにいるサインや、そばにいてくれる理由、そばにいるサインの受け取りかたについて、紹介していきたいと思います。
目次
亡くなった人があなたのそばにいる10のサイン
まずは、亡くなった人がそばにいるサインについて、紹介していきましょう。
どのようなサインが現れたときに、あなたのそばに亡くなった人が来ているのか、ひとつひとつのサインを知ることで、実は普段からあなたのそばに亡くなった人がいてくれることに気づけるはずです。
ご先祖様が近くにいると現れるサインについても、紹介しているので気になる方は併せてこちらから確認してください。
亡くなった人がそばにいる気がする
亡くなった人が、自分のそばにいる気がする…。
そう感じるのは、あなたの直感がそう教えてくれているからでしょう。
霊感…いわゆるスピリチュアル能力が高い人であれば、気配を感じて亡くなった人がすぐそばにいると感じられるようになるのです。
スピリチュアル能力があまり高くない人でも、「会いたい」という気持ちが一時的にスピリチュアル能力を高め、気配を感じ取らせてくれることもあります。
誰かがそばに立っている気がする、誰かが見ている気がするなど、近くにいる感覚がする場合には、亡くなった人があなたに会いに来てくれているのかもしれません。
亡くなった人の匂いがする
亡くなった人の香りがするのも、亡くなった人が近くにいるサインとなります。
目に見えることができなくても、気配を感じとることができなくても、ふとした瞬間に懐かしい香りが鼻をくすぐり、その香りが亡くなった人が使っている香水であったり、洗剤の香りだったり、部屋で使っていたアロマの香りだったりと、亡くなったその人を連想させる香りであったなら、それは故人がそばに来ていることを知らせるために漂っている香りなのです。
スピリチュアル能力が低い人であっても香りに気づくことはできるため、亡くなった人が香りでそばにいることを知らせてくれているのだと考えられるでしょう。
亡くなった人にまつわる数字を目にする
亡くなった人にまつわる数字を頻繁に見る場合も、亡くなった人がそばにいるのだと考えられます。
亡くなった人の誕生日や命日、それ以外にも深く関係している数字をよく見るようになった場合には、亡くなった人がそばに来ていることを知らせるサインとして捉えることができるのです。
亡くなった人に関連する数字は、エンジェルナンバーと呼ばれる天界からのメッセージである確率が高く、天界の存在が、亡くなってしまった大切な人がそばに来てくれていますよ…と、教えてくれているのです。
見かけるエンジェルナンバーがどのような意味を持っているのかによって、あなたに会いに来た亡くなった人があなたに何を伝えようとしているのかを知ることもできます。
ふっと思い出がよみがえる
亡くなった人との思い出がふっとよみがえることもあるでしょう。
唐突に亡くなった人との記憶がよみがえることは、その人がそばに来てくれているサインでもあるのです。
これは、あなたの潜在意識に亡くなった人が働きかけて、記憶を呼び起こし、そばにいることを伝えているのだと考えられます。
写真を見ていた、ビデオを見ていたというわけでも、思い出の地に行ったというわけでもなく、本当に唐突に思い出がよみがえってきたときには、大切な人がそばに来てくれているのです。
夢に亡くなった人が現れる
夢の中で亡くなった人に会えることは、亡くなった人があなたに会うためにそばに来てくれているサインと考えられます。
普段目に見えることはなくても、夢の中であれば亡くなった人の姿が見えるのは、亡くなったその人もあなたに会いたいと考えて夢の中で会いに来てくれているのです。
霊感がなくても、スピリチュアル能力が人並み以上に高いわけではなくても、夢の中であれば亡くなった人に会うことができます。
よく、「亡くなった人に会いたいのになかなか夢に出てきてくれない」と嘆く人がいますが、夢で逢えるのはあなたが願うからではなく、亡くなった人が会いに来てくれているからなのです。
声が聞こえたり耳鳴りがする
亡くなった人の声が聞こえたり、耳鳴りがしている状態が続くのも、亡くなった人がそばに来てくれているからだといわれています。
亡くなった人があなたにとって大切な人であればあるほど、ふとしたときにその人の声がすればハッとさせられることでしょう。
「今、声が聞こえた気がする!」と感じたときには、亡くなった人があなたに会いに来てくれているときなのです。
また、ずっと耳鳴りがしているときも亡くなった人がそばにいるサインとされています。
この耳鳴りがあなたにとって決して不快でなく、むしろ心地よさを感じている場合にはそれが亡くなった人からのサインである可能性が高くなるのです。
電化製品の調子が悪くなる
霊は電磁波を発しているなどという説もあります。
これが本当かどうかは科学的にはっきりと証明されているわけではありませんが、亡くなった人が会いに来てくれた場合には、電化製品の調子がおかしくなってしまうことがあるようです。
昨日まで普通に動いていた電化製品が急に壊れたり、調子が悪くなってしまったり…。
それは、亡くなった人がそばに来てくれていることを告げているサインとして受け取ることができるのです。
触れられているような感覚がする
誰もいない、そばに何もないにも関わらず、何かに触れられているような感覚がするのは、亡くなった人がそばにいるからです。
時には、ふと肩に手を置かれているような感覚があったり、髪に触れられた感覚があったり…。
ハッとして周りを見てももちろんそこには誰もおらず、「気のせいか…」と忘れてしまう。
しかし、その“感覚”こそが、あなたが会いたいと感じている、亡くなった人が近くにいてくれているサインである可能性が高いのです。
動物がそばに寄って来る
動物がそばに寄ってくるときも、亡くなった人が近くにいるときです。
動物好きな人からすれば嬉しいことかもしれませんが、苦手な人にでも動物が寄ってくることがあります。
動物が苦手なのに動物が自分から寄ってくる…というのは、とても不思議な感覚かもしれません。
しかし、動物はあなた自身ではなく、亡くなった人の気配に誘われて寄ってきているのです。
動物は、本来自分に好意的な人間と、悪意を持っている人間を見極めることができるといわれています。
動物が苦手な人は、動物にとっても本来は近寄るべき相手ではないと考えているはずなのですが、亡くなった人の温かいオーラに誘われているのだと考えられるのです。
風がないのにカーテンが揺れる
窓が閉じており、室内に風が通る場所もないのにカーテンがふわっと揺れる…。
そんな現象を目の当たりにしたのであれば、それこそが亡くなった人がそばに来てくれているサインです。
カーテンだけでなく、扉が勝手に開く、物が勝手に動くなど、心霊現象でいうところの“ポルターガイスト”と呼べるような出来事が起こった場合には、それが亡くなった人がすぐ近くにいるサインとして捉えることができるでしょう。
会いに来たものの、スピリチュアル能力がそこまで高くなく、霊を目視できる能力がない相手に自分が会いに来ていることを知らせるために、物理的に現象を起こし、知らせようとしているのです。
亡くなった人があなたのそばに現れる理由
亡くなった人は、なぜあなたのもとに会いに来てくれたのでしょうか?
ここでは、亡くなった人があなたのそばに現れる理由について、説明していきたいと思います。
あなたの悲しみを癒したい
大切な人を失い、亡くなった人を思い出すと涙が止まらなくなる…。
その感情は、生きている人にとっても、そして失くなってしまった人にとっても、同じものなのです。
亡くなった人も、大切な人と会えなくなってしまうことを悲しんでいます。
そして、何よりも自分が死んでしまったことによって大切な人を悲しませてしまっている事実に心をひどく痛めているのです。
そんな悲しみの中にある自分の大切な人を癒したいと考えて、そばに現れているのだといえるでしょう。
幸せになるのを近くで見届けたい
あなたが幸せになることを一番近くで見届けたい…。
そういう想いを抱いている亡くなった人が、あなたのそばに来ていることがあります。
亡くなった人にとっても、あなたの存在がとても大切なものであるため、常にあなたの幸せを願っているし、あなたの幸せは自分の幸せだと考えてくれているのです。
あなたに人生の転機が訪れていたり、幸せな出来事が起ころうとしているタイミングであなたのそばに来て見守ろうとしてくれます。
愛しているからそばにいたい
亡くなった人は、あなたに対して深い愛情を抱いています。
愛しているからそばにいたい…そんな感情を持っている場合もあるのです。
亡くなった人があなたにとって恋愛関係にあった相手であれば、相手も同じようにあなたと死別することを悲しみ、後悔していたことでしょう。
そして、深く愛した相手だからこそ、亡くなってからも会いに行きたい、そしてずっとそばにいたいという気持ちを持っているのです。
結果的に、あなたの近くにやってきて、自分が会いに来ていることをサインにして伝え、亡くなってからも尚、愛情であなたを包み込もうとしてくれるのだといえます。
あなたに伝えたいメッセージがある
亡くなった人があなたの近くに来るのは、あなたに何か伝えたいメッセージがあるからです。
それは、亡くなる前に伝えられなかった言葉かもしれませんし、今現在のあなたに対する吉兆や凶兆を伝えるメッセージかもしれません。
何を伝えようとしているのかは、サインとして現れるエンジェルナンバーや、直感で受け取るしかありませんが、亡くなった人が何かを伝えたくて会いに来てくれている場合には必ず何らかの形でメッセージが送られてくるはずなので、それに気づけるようにしましょう。
最後のお別れをしたい
大切な人が亡くなって間もないときであれば、あなたの近くに来ることがあなたにお別れを言いに来た可能性があると考えるようにしなければなりません。
最後のお別れを言うために、あなたの近くにやってきたのです。
死によって大切な人とお別れすることは、生きている人にとっても、亡くなった人にとっても、覚悟ができないままその時を迎えてしまう場合が多く、亡くなった人がきちんとお別れを伝えようとやってきてくれたのだと考えるようにしてください。
危険や危機を知らせたい
すぐに知らせたいことがある場合にも、亡くなった人が近くに来ることがあります。
すぐに知らせたいこと…というのは、危険や危機が迫っていることです。
早く伝えないと、トラブルに巻き込まれてしまう、怪我や病気にかかってしまう可能性があるため、できるだけ早くあなたのところへ行き、そしてメッセージを伝えなければと考えているのでしょう。
危険や危機を知らせるために亡くなった人が近くに来ている場合には、そのサインも派手なことが多く、比較的早めに気づくことができるとされています。
亡くなった人がそばにいるサインを受け取る方法
亡くなった人がそばにいるサインを受け取るにはどのようなポイントを意識すれば良いのでしょうか?
亡くなった人がそばにいるサインはそもそも非常に分かりにくかったり、些細な事であったり、場合によっては気のせいで片づけられてしまう出来事であることも多いので、サインとして受け取るためのポイントを知っておくことが必要なのです。
そばにいてくれると信じる
亡くなった人がそばに来ているサインは、非常に小さな出来事であることが多く、人によっては気づかない、気づいても気のせいで終わってしまうようなものばかりです。
だからこそ、大切なのは亡くなった人が必ず自分に会いに近くに来てくれていると信じる気持ちを持つことだといえます。
きっとそばにいてくれている…そういう気持ちを持つことで、小さなサインでも気づき、近くに来てくれているのだと素直に受け入れることができるのです。
故人との思い出を振り返る
亡くなった人のことを常に思い出してあげることです。
これは、亡くなった人との絆を深める効果があります。
そのため、亡くなった人があなたに会いに来てくれたときに、送ってくれたサインを受け取りやすくなるのです。
一緒に撮影した写真を見る、動画を見るというのも良いですし、他に亡くなった人を知る人と一緒に、思い出話に浸ることも非常に有効となります。
このようにして、常に亡くなった人を心に置いておくことで、いざその人が近くに来てくれたときにすぐに気付けるようになるでしょう。
お墓参りや供養をする
亡くなった人との絆を深め、繋がりを強めることで近くに来てくれたときのサインを受け取りやすくするという目的では、お墓参りに行くことや供養をしてあげることが有効だと考えられます。
お墓参りに行くことが難しい場合には、供養として仏壇にお供えものをすると、お墓参りに行くのと同じ絆の結びかたができるのです。
写真を飾って手を合わせるだけでも供養ができたりと、方法はいくつかあるので、ぜひ実践してみてください。
自分でできる先祖供養の方法はこちらで紹介しているので、ここから自分でできる供養の方法を学んでみましょう。
前向きな言葉で話しかける
亡くなった人に向かって話かけることで、そばにいる故人を感じ取りやすくなります。
まれに、亡くなった人に話しかけてはいけないなどといわれますが、これは“何を話しかけるか”によるのだということを覚えておきましょう。
故人が成仏できなくなるため、話しかけないほうが良いといわれているのは、悲しい言葉です。
悲しみに暮れた言葉を故人に向かって伝え続けるのは、故人をこの世に留めて成仏できなくしてしまうことになるため、NGだと考えておきましょう。
亡くなった人を心配させない内容、明るい内容で安心させてあげられる話をすると、亡くなった人も楽しい気持ちになり、安心してあなたのそばにいられるようになります。
亡くなった人がそばにいるサインを受け取ったときのポイント
亡くなった人がそばにいるサインを受け取ったのであれば、心穏やかにその時間を過ごすようにしましょう。
悲しい気持ちを伝えるのでもなく、自分を置いていなくなってしまったことを責めるのでもなく、ただ楽しい話をして、今が幸せだから大丈夫と伝えて、笑顔で過ごしてください。
亡くなった人はあなたを心配してあなたのもとへやってきてくれているのですから、あなたがちゃんと元気に、幸せに日々を過ごしていることが分かれば安心してくれます。
ネガティブな発言もしないように気を付けて、不安を与えないようにすることが大切です。
そして最後には、「また会いに来てね」と、伝えましょう。
占い師CRISSのワンポイントアドバイス「大切な人なら亡くなった後もあなたをそばで見守っている」

そして、あなたが会いたいと願ってくれたとき、そしてあなたが悲しい思いをしているときや、危険や危機にみまわれているときには、必ずそばに来てくれるのよ。
常にあなたのそばで見守ってくれている存在であるからこそ、あなた自身も、会いに来てくれたことに感謝して、亡くなった人を安心させる言葉をかけてあげて。
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