「生まれ持ってのブスはどうしたらいいの?もうわからない…」「自分がブサイクすぎて死にたい…」「自分の容姿が憎くて辛い…」と悩んでいるあなた。
容姿を他人に指摘され、心に深く傷を負う女性は多くいます。
「ブス」「何も似合わない」など、見た目で先の事や内面まで想像をされることも少なくありません。
自分の容姿を簡単に変えることはできず、変えたとしても過去の自身の姿を知る人間がいるからこそ苦しく、辛い、悩みの絶えない人生となるのです。
自分の容姿で起こりえる辛い出来事やブサイクすぎて死にたいと思う方の相談は、あなたにとって一つ、心に共感を抱けるものになります。
同じ思いで悩み、苦しんでいる人が自分とは別の場所に存在すると分かる事は、あなたにとっての希望にもなるのです。
容姿の事で悩んでいても、決して一人だけだと思わないこと。
容姿で悩む方への心に響くメッセージもご紹介しますので、対処法と併せて心に留めていただけたら幸いです。
目次
「ブスでどうしたらいいかわからない…ブサイクすぎて死にたい…」と思う方のご相談
「ブスと言われすぎて自分が分からない…」(20代/女性/H様)
だけど、中学2年の半ばからイジメられるようになって、そこからブスとしての人生が始まったようなもの。
「ブス」「死ね」は当たり前のように毎日言われ続け、「なんで私は生きているのだろう」「ここに居ても仕方ないのに…」と思うことが多くなった。
中学生の頃のイジメが本当に残酷で、生きていることさえ恨むのが当たり前過ぎて、何が楽しくて、みんなが何で笑っているのかさえも分からずに苦しくて堪らなく、泣く毎日…。
当時の私は、誰かに話すことも出来ずに、ただ泣くことしかできなかった。
一番辛い時に手を差し伸べてくれる人もいなければ、「助けて」と救いを求める相手もいなかった。
イジメられるまで仲良くしていた子が、私を虐める主犯だったから…。
何が原因なのかさえも分からず、ただ毎日「ブス」「死ね」「消えろ」と言われるばかり。
学年全体が私には関わろうともしてくれなかった。
私が近寄れば、「ブスがうつる」「汚い」と言われる。
私の存在自体を受け入れてもらえていない。
高校生になる時には、自分の中で「私はブスなんだ」と思い始めていたのです。
だから、高校に入学して声を掛けられても相手の顔を見ることすら怖かった。
その行動がまたイジメられるきっかけとなってしまう。
だけど中学よりも全然イジメのレベルはましだった。
暴力を振るわれることなく、物を壊されることもない。
ただ、ずっと一人でいることが苦しかった。
話しかけてきてくれた人がいるのに、私がきちんと反応できない。
怖いから、もうこれ以上傷つけられたくないから。
高校でも友達ができず、地元で誰かに会えば未だに「ブス」と言われる。
本当は大学にだって行きたかった。
だけど、学校に行けばまたイジメられるかもしれないと考えると、就職する選択肢しか私にはなくて…。
就職して、周りに自分を知っている人が誰一人いなくなった世界。
この環境が嬉しくて堪らなかった。
丁寧に仕事を教えてくれる、何気ない会話を振ってくれる。
だけど、私の何年もかけて育て上げた腐った心は簡単には変わらない。
誰かが近寄ってくると反射的に避けてしまう。
「来ないで」「やめて!」と咄嗟に言ってしまうこともあり、徐々に職場でも浮き始めるようになった。
自分が悪いのは分かってる。
だけど、次は何をされるのか。
また自分の顔をブス、汚い、などと罵倒されるのか。
何が起こるのか分からないから相手や環境が変わっても自信を持つことができない。
終いには、職場でも「顔が可愛くないんだから、愛想ぐらい良くした方が良いよ」と上司に言われた。
この言葉で私は、誰が見てもブスなんだと思った。
ブスの何がいけないのか分からない。
可愛くないと普通に生きることさえできないの?
もう自分の容姿を言われることが耐えられない…。
生まれ持った顔は私の責任でもなんでもない。
なのに、どうして私がこんなにも苦しまなければいけないの?
もう、この顔で生きることが辛い…外に出たくない…顔を上げることができない…。
ブスに生まれたらどうしたらいいの?
答えなんてどこにも書いてない、変わりたくても変われない。
自分の顔を見る度に嫌になる。
本当に自分を嫌いになってしまってる。
もう死んだ方が心が楽になるよ…。
「自分の事がブサイクすぎて嫌になる…」(30代/女性/S様)
誰かに何かを直接言われて自分の顔を嫌いになったわけではないけれど、好きになることはもちろん鏡を見ることさえ避けていました。
小学生から化粧を始め、学校に行くだけだけど、そこに好きな人がいるわけでもないけど、自分が素顔のままでいることが恥ずかしくて堪らなかったのです。
どんなに時間がギリギリでも化粧をしないと外には行けない。
近くのコンビニに行くだけでも、化粧をしないと恥ずかしくて顔を上げられずにいます。
自分に自信が持てるようにと色々な事に挑戦したけど、結局何も上手くは行かず…。
「私は何をしてもブサイクなまま」「他人に見せられる顔じゃない」と思い続けているのです。
好きな人ができて、「付き合いたい」という願望は女として強くあります。
だけど、付き合う先には、素顔を見せなきゃいけないと思うと、好きな人からの告白でも断ってしまう…。
好きになってくれたことは嬉しいし、自分と気持ちが一緒になれたのに…。
それでも私が考えるのは、「化粧で作られた私の顔だから好きになってくれている」と誰に対しても思ってしまうのです。
異性だけではなく、友達にも。
私と友達でいてくれるのは、化粧をしている私だから受け入れてもらえている。
もし、素顔を見せた時、どのような反応が返ってくるのかが怖くて仕方ありません。
自分のすべての顔のパーツが嫌いで、一か所整形しただけでは可愛くなれない。
化粧をしている時には、自分の中でも性格もすべて作られているもの。
化粧をしている時間は、自分を意識して保つことができます。
だけど、化粧をしていない時には、ネガティブな事ばかりを考え、そんな自分が嫌になる事も少なくありません。
どうやっても自分の思い通りに可愛くなることができず、毎日化粧を落とした後の自分を見ることが本当に大嫌い。
「ブサイクな事だけで悩む必要はない」と母親に言われたことがあります。
だけど、ブサイクなだけで気持ちが滅入り、顔を上げる自信すら持てない。
30代になってからは、化粧をしている自分の顔でも周囲に何かを言われている気がして堪らない…。
「ブサイク」「ブス」「キモい」って言われているような気がして、他人の顔を見られなくなってきました。
何かが起こったわけでもなく、突然そう思うようになってきてしまったのです。
本気で整形を考えることもしました。
今よりも気持が楽になれるなら、お金をかけて顔を変えたいと…。
だけど、整形して友達を作って恋人ができても、過去の自分を知られる恐怖に襲われると思うと行動を起こすことができません。
私の母親は「あなたがその顔で生きにくいなら整形してもいいよ」とは言ってくれている。
未来の事や過去の事を思うと、今整形しても変えられないものがある。
だから、今が苦しい。
周りは結婚して子供が産まれている。
私にも女としての幸せが欲しい。
でも、本当の自分の顔を見られるのが怖い。
子供を産んだとしても、「今度はその子が私と同じ思いをするのかな…」と考えると、幸せになったらいけないと思ってしまう。
私の素顔は生きているだけで迷惑な存在。
誰からも求められずに、恨まれるだけ…。
もう、このブサイクな自分の顔に疲れてきました。
自分の顔を見る度に「死にたい」「消えたい」と思う気持ちが大きくなります。
誰かに助けを求めたくても、みんなそれぞれ素顔を誰かには認められている。
私だけがこの世で一人だけ受け入れられていないようで苦しくて辛いです。
「ずっと悩んできた顔を子供にまで否定されるようになりました」(40代/女性/C様)
5年前の、娘が中学生の時に元夫とは離婚しました。
娘は、私が元夫から「ブス」と呼ばれていたことを知っています。
何年もの間ずっとブスと元夫に言われてきていた私に、娘が最近言うようになってきたのです。
私は決して自分の顔に自信を持っている方ではなく、どちらかと言うと自信がありません。
「可愛くなりたい」「綺麗になりたい」という願望は結婚前からずっと抱いています。
だけど、人には可愛くなるにも、綺麗になるにも限界がある。
どれだけ努力しても叶えられないことがあります。
ダイエットは努力で成功できることだとしても、ブスには限界がある。
顔のパーツは人それぞれ違うし、どれだけ頑張っても自分の力では変える事ができません。
それを私自身は理解しているし、どうにもならないと分かってしまった経験もしています。
時間やお金をかければ、確かに今よりはまともな顔になるのかもしれない。
それでも整形をしても、全てが完璧とはならないことも分かっています。
周りの友だちにも何人も整形をしている人はいるけど、やったからといって何もコンプレックスを抱かなくなった、不安をすべて捨てきれたという人を聞いたことがありません。
もちろん私も整形を考えたし、カウンセリングにも行きました。
それでも整形をしなかったのは、私を産んでくれた母親のため。
それなのに、元夫も娘も「一緒に歩きたくない」「恥ずかしいから来なくていい」と私のことを何も考えずに言い放つ。
そんなに私の顔が二人に迷惑をかけているとは思っていなかった。
娘は、「もっと綺麗なお母さんだったら家に友達を呼べるのに、どうしてブサイクなの?」と言ってきたこともある。
この言葉を聞いた時には、胸が抉られるというよりも、心が殺された気持ちになりました。
顔だけで判断する我が子に情けなさを感じながらも、自分の存在を完全に否定されたこと。
娘が反抗期の時期ということは理解していました。
だけど、一度言葉にして伝えられると私の頭から抜けることはない。
娘の顔を見ると、言われた言葉を思い出してしまう。
だから今、娘に対して笑うことができないし、話しかけることすら怖い。
どうして自分の家族に傷つけられ続けないといけないのか分からない。
今までもずっとそう思われてきてことを思うと、悔しくて堪りません。
どんなに私が家族を愛していても、相手は喜ばない…むしろ迷惑だと思っている。
こんな気持ちにさせられるために、ここまで私は生きて来たわけじゃないのに…。
我が子をこれだけ憎むことはこれまでなかったのに、もう私の心がボロボロで娘すら受け付けられない。
「家から出て行って欲しい」「私を一人にさせて」と何度も心の中で言い放ってたけど、自分の手で子供を捨てることができません。
家族であっても傷つく言葉はあり、一生忘れられないものです。
徐々に自分の心のバランスが保てていないことには、自分自身で気付いています。
たまに「このまま寝たら殺されるんじゃないのかな」と恐怖心で眠れないことも増えてきて、どうすればいいのか分かりません。
自分自身を選ぶべきなのか、子供を守るべきなのか。
私の今の感情はどちらにしても一刻も早く苦しい思いを捨て去りたいだけです。
選択肢を捨てるために、死を選べばもう傷つくことはないし、誰に何を思われることもない。
苦しい…。
本当に生きていることが私にとって悪い事だと感じさせてくる毎日。
お願いだから、楽に死ねる方法を知りたい。
せめて自分で自分自身をこれ以上傷つける選択はしたくありません。
この気持ちを誰かに分かってほしいわけでもなく、同情されたいのとも違います。
ただ、苦しくて、もう私の心が限界にきているだけ…。
容姿の事で悩む方への僧念師匠のアドバイス
H様へ「あなたの人生を他人に決められることはない」
H様は自分自身の良さを探すために行動を起こしてきていても、いつも誰かに道を邪魔されている人生が続いています。
しかし、H様の人生であり、他人から受ける助言はありがたいと思いながら、心に少し残しておく程度でも構わないのです。
H様のことを深く知らず、外見だけで言葉を放つ人の言霊に惑わされてはいけません。
人間誰もが、人に救いを求めるけれど、人は言葉として相手を傷つけることを平気で行います。
相手が憎くて堪らない状況ではなくても、自分自身の闇を他人に押し付けようと罵倒し、傷つけることは少なくありません。
他人の為に行動を起こしている人の中にも、すべてが自分自身の為だと思っている人はたくさんいます。
人から自分に向けられた言葉は何よりも心に重く圧し掛かり、忘れることができません。
それでも、他人に言われた言葉でH様の心が死んでしまってはいけないのです。
他人の言葉に流され、あなた自身が自分の価値を下げる必要はありません。
人の言葉は簡単に人の心を殺してしまうものですが、あなたが自分自身のすべての中から一つでもいいから誇れる場所を見つけてください。
それはH様の大きな支えとなります。
ブスやブサイクと言われても、H様の中で芯の強い部分が小さくても一つあれば、魂が成長するようになるのです。
他人が知らないあなたの魅力は、自分自身が一番に知るべきことであり、そのことがあなたの未来を少しずつ変えてくれます。
S様へ「内面を磨く美しさを取り入れるともっと輝けるようになります」
S様は、自分自身の良さを分かっている部分が見受けられます。
それを自分の中で受け入れられないのは、まだ他人に褒め言葉を掛けてもらえていないからです。
女性の挑戦は人生をかけたもの。
女性の決意は、どの選択肢であっても必ず先の未来の事を考え、行動を起こし、人生を賭けます。
S様はすでに人生を賭けて自分のお顔と向き合っている状態です。
コンプレックスだと感じながら、自分自身が少しでも前向きな気持ちになるようにと日々努力を重ねています。
まずは、そのような自分を評価してあげてください。
他人の目に惑わされて、自分自身を見失わないことは大事です。
毎日あなたがお化粧をやり続けていることは、将来の旦那様やお子さんと暮らす日々にはプラスの行動。
男性は毎日一緒に居る女性との関係であっても、常に美しくいてほしいと感じることがあります。
毎日ではなくても、自分自身の外見にきちんと磨きをかけられる人なのかを男性は見ているのです。
お化粧をして「本当の自分ではない」と思ってしまう取り繕ったお顔であろうと、それも本当のあなたの一部。
素顔にコンプレックスを大きく抱いていても、ほんの少しづつ自分自身を受け入れてみてください。
素顔を変えられないのであれば、外見にばかり力を入れるのではなく、内面に磨きをかけてみましょう。
内面で手放されなくなった女性は、外見で男性に捨てられることはありません。
考え方一つ変えるだけで人間の気持は大きく変わります。
ブスと思われていると思うことを減らし、「私は努力しないと可愛くなれない」と常に抱くようにしてみてください。
自分の事を受け入れる勇気は簡単なことのように感じますが、自分自身の事だから非常に難しいものでもあります。
S様自身が受け入れることができれば、自然と表情や言葉にも変化が起こるのです。
必ずS様だけの幸せを手にできるよう、まずは内面である心に変化を持たせてみてください。
C様へ「家族の力によって苦しい状況の時には嘘も必要となる」
C様は、一番近い存在であり、一番認められたい相手から否定されることで深い傷を背負っています。
しかし、あなたと深い関係である元旦那様や娘様は、ただC様を傷つけたい思いだけで発していることはありません。
元旦那様も娘様も自分自身を守りたくて、自分が可愛くて仕方ないから一番近くにいる何を言っても傍にいてくれるC様に言葉として刃を向けてきているのです。
それでも言葉を受けたC様は決して許すことのできないもの。
人から受けた言葉は忘れたくても、C様の脳裏から離れていくことがないのです。
だからこそ、C様は自分自身を追い込み、段々と相手を直視できなくなり、一刻も早く逃げ出したくなります。
”世の中にブスなんていない。自分のことをブスだと思う気持ちこそが、ブスだ‼あなたが、そこにいるのは、両親の愛情の証なんだ”という井上裕之さんの名言。
C様が守りたかったお顔は、誰の為でもなくあなたの為です。
あなたが生きていることがご両親への恩返しでもあります。
自分が家庭を持つことで、ご両親との関係が薄れたとしても、二人の愛情の証であるあなたには何も変わりがありません。
確かに愛情がある中でC様が産まれてきているのです。
今の環境がC様を苦しめるものであっても、自分自身を否定することは辞める勇気を持ちましょう。
元旦那様や娘様は、C様が心の広い人だと感じているから、許される言葉だと思い込んでいます。
娘様との関係はこれからも永遠に続くものとなるので、どこかで必ず和解できる日は来るのです。
C様が経験してきたことは、娘様にも同じように訪れます。
結婚し、子供を授かればC様の気持ちが痛い程に分かるのです。
今、急いで娘様と気持ちを分かり合える日が来なくても、「同じ道を歩む」とC様が心で言い聞かせることで、娘様は将来大きな勉強をします。
誰かの為だけに生きている辛さを大きくしていくのではなく、ご両親から受けた愛情に自信を持ち、C様の生きやすい事を選択してみる方法も大切です。
娘様を捨てることやC様自身が命を絶つことではなく、あなたが生きやすい心の持ち方を抱くこと。
大きな変化は訪れなくても、C様の心を保つためには大事な行いとなるので、毎日の深呼吸や好きな場所に出向くなど、自分の時間を大切にしてみてください。
容姿の悩み事で起こりえる辛い悩みや出来事
自分の存在を全否定されてしまう事
容姿の悩み事で起こりえる辛い悩みや出来事には、自分の存在を全否定されてしまう事が挙げられます。
自分がブスという事を認識したい女性はいません。
自分の容姿に自信がなくても、誰かに傷つけられることなく、褒められれば、先の事を楽しむことができます。
しかし、他人に「ブス」「ブサイク」と言われてしまうと、女性は自分の容姿に自信が持てなくなるもの。
「私は人にこう思われている…」と言葉で聞くことによって、自分の存在を否定されている気持ちになります。
可愛いと何をしても許されることが、ブスなだけで他人に受け入れられないことはいくつもあるのです。
一度ブスと自分に言葉で放たれることで、「何もしたらいけない」「私は許されない人間」と徐々にその思いを強くします。
本当は誰かに認められたくて、褒めてもらいたい気持ちが強くあるのに真逆の言葉を言われることで、極限まで自分を追い込むようになるのです。
ブスと言われても平気でいられる人はいないから、だんだんと自分の存在を否定されている気分になり、辛くなることが多くあります。
自信が持てなくなる
自信が持てなくなるのは、容姿の悩み事で起こりえる辛い悩みや出来事です。
人間は常にベストの状態で容姿を作り上げています。
気に入らないパーツがあったとしても、自分の中で「こうすれば印象が良くなるかもしれない」「こうすることで少しは可愛く見られるかも」と日々努力を重ねているのです。
容姿の事で悩みを抱えた時に、自分の思い通りに出来なかったり、他人から言われる言葉を受けたりすると、少しでも頑張ろうとしていた自身を馬鹿らしく思います。
それは、あなた自身が選んだ選択ではなく、人の言葉によって左右される心が人間にあるからこそ気持ちが保てなくなるのです。
傷ついた心を修復できないのは、誰かの言葉や自身で自分を否定し続けているから。
どんどん気持ちをマイナスに向かわせていくことで、これまで普通に出来ていたことさえ、自信を持ちながら行うことができません。
徐々に自分自身で苦しめる状況へと向かわせてしまうのです。
容姿に自信がないだけで何事にも「私は…」と前向きになる事ができなくなります。
行動や言動にも表れてくる
容姿の悩み事で起こりえる辛い悩みや出来事には、行動や言動にも表れてくるようになるのです。
「私はブスだからこの髪型にしても似合わない…」「こういう事は可愛い子がするものなのかもしれない」と容姿に悩むことで、自分自身が視野を狭めてしまうことがあります。
自分の見た目が悪いと思い、ブスだと感じている時には、どのような行動を起こすにもまず容姿を気にしてしまうのです。
そこで失敗をした時には、「やっぱり私はブサイクだから…」と終わらせてしまうことも少なくありません。
自分の見た目は他人よりも、自分自身が一番理解しているからこそ、自信を失くし、行動や言動に表れるようになります。
物事への積極性に欠け、「私にはできない」「似合わない」「ブスだから」と自分を否定する言葉を並べ、行動を起こすことができなくなるのです。
あなた自身が任されたことはやり遂げても、それ以上、それ以下の事には手出ししません。
それは自分の容姿が原因で自信を失くした心が行いに変化をもたらすようになるのです。
「私はこうしてみたい」と希望を抱くことよりも、極力自分が傷つかないようにと現状以上を求めることを辞めます。
それが一番自分にとって最善の選択と考えるようになるからです。
人間は自ら傷つくことに精神を追い込みたくないから、自分が納得いくように言動も行動も変わり始めるようになります。
容姿の事で悩む方の心に響くメッセージ
コンプレックスは見方を変えれば大きな武器になる
容姿の事で悩む方の心に響くメッセージに、コンプレックスは見方を変えれば大きな武器になるという意味を持つ名言があります。
マヤ・アンジェロウは「気に入らないことがあるならば、それを変えなさい。変えられないならば、それに対するあなたの見方を変えなさい。決して文句は言わぬように。」と言葉を残しています。
自分自身で欠点だと思い、気に入るように行動を起こすことは誰もが行っていること。
しかし、自分を変えようと努力した先には必ずしも思い通りに行く結果ばかりではありません。
そのため、容姿に悩む人は自分に自信がなくなり、心が空っぽになるまでの感情を抱くのです。
自分を変えようと努力して、それでもあなたの思い通りに行かなかった時には、見た目の変化ばかりを求てはいけないということ。
あなたの個性であり、全てを受け入れることは誰もができていることではありません。
目にコンプレックスを感じている場合には、「私の目は小さいけど、悪い事を引き起こすものは何もない」と感じることも大切なことです。
誰しも短所と感じる部分があって当然で、コンプレックスと思うものは必ず長所にも変えていくことできます。
人の言葉やテレビや雑誌で言葉や見たものに心を流されているから、コンプレックスの見方を変える事ができなくなっているのです。
文句となる、「やっぱり私にはできない」「そういった考え方をもつことはできない」というのは、いくらでも言えること。
それ以上に難しいのは、諦める言葉を吐き出さない事であり、自分に対しても他人に対しても文句を言わないことです。
心の綺麗さは必ず見た目の美しさに表れるようになるから、まずは見方を変えていきましょう。
みんなと違うことが成功の鍵
みんなと違うことが成功の鍵であり、容姿の事で悩む方の心に響くメッセージです。
ココ・シャネルは、「みんな、私の着ているものを見て笑ったわ。でもそれが成功の鍵。みんなと同じ格好をしなかったからよ。」というメッセージがあります。
容姿を気に入ることがないから、自分なりの工夫をこなし、少しでも理想の顔を目指していくのです。
たとえそのきっかけが他人の言葉によるものだとしても、変化して満足できたあなたは心が満たされます。
自分の好きな自分になるためには、挑戦した他人の考えを心に留めておかないことであり、あなたの気持ちを守るために大事なこととなるのです。
人間は自分が正しいと思っていることであっても、多数が反対を示せば、少なからず心が戸惑い、自分の意思を見失うこともあります。
自分の意思を貫くことは難しいことだけど、あなたの心の中には常に「自分らしさ」を維持させることが人生を楽しむためのきっかけとなるのです。
経験したことが視野を変える力になる
容姿の事で悩む方の心に響くメッセージには、経験したことが視野を変える力になる意味を持つ名言があります。
ドロシー・ディックスは「涙で目が洗えるほどたくさん泣いた女性は、視野が広くなるの。」というメッセージを残しているのです。
コンプレックスや自分を受け入れることができずに、悲しくて苦しい状況に立ち止まり、一人きりで悩みもがき続ける女性に送るメッセージ。
誰もが悩みを抱えずに生きているとは限りません。
しかし、個々に悩みの大小は違い、迷うことも違ってくるのです。
容姿に悩み傷ついている、未来に希望を抱けずに悔しい思いをしている人は、その経験があなたにあるからこそ、見える世界があります。
悩む今は視野が本当に狭く、その中でだけ生き延びようとしている状態です。
どれだけの涙を流したか分からないほどに悩み続けた女性は、この先必ず希望を抱くことができます。
悩む毎日の中で、自分の感情と向き合ってきたからこそ、目に見えるもの、捉えるものがこの先違いを見せてくるのです。
「ブサイクだから」「ブスなのに」という言葉の呪縛から解放されるために、あなたの視野を広げ、色々なものを見れるようになりましょう。
それはあなたの生き甲斐となる可能性も秘めているのです。
それだけ悩み続けて視野が広がった女性には、大きな強みが待っています。
泣いてもいいけど、諦めてはいけない事を胸に、気持ちを腐らせない努力をしていきましょう。
容姿の事で悩む方への対処法
本当の自分を一度受け入れる覚悟を持つ
容姿の事で悩む方への対処法は、本当の自分を一度受け入れる覚悟を持つことが大切です。
「あの人の方が可愛いから」「彼女に比べて私は全く整っていない容姿をしている…」と人と比べることで、あなた自身の悩みはどんどん大きくなっていきます。
しかし、容姿の事で悩み苦しい時には、今の本当のあなたを一度受け入れてみてください。
誰かと比較するのではなく、ただあなたが自分と向き合う事。
顔の一つ一つのパーツを見て、自分の見た目がどうなっているのか細かく知る事は、あなたの良さを知る覚悟となるのです。
見えてくるのは良い事ばかりではありません。
悪いところを見つけられるほど、あなたは自分と向き合うことができていて、悩みの解消に近付く一歩となるのです。
他人と比べても何にもならない
他人と比べても何にもならない事が、容姿の事で悩む方への対処法に挙げられます。
「クラスが一緒のあの子は容姿が整っているのに、どうして私には備わってないの…」と誰かと比べることで、本来の悩みから脱線することがあるのです。
あなたが気にしている場所は口だけだったはずなのに、他の人を見て比べることで、「ここも劣ってる」と自信を持てなくなるところが増えてきます。
しかし、誰かと比べても、結果が一緒になる事はありません。
他人と比べて得するのは、自分の考えが正しいと過信している人。
人間は一人一人違うからこそ、個性があり、輝けるものを秘めているのです。
あなたが他人と比べることで輝ける場所を隠しているからこそ、負の感情が埋め尽くし、悩みを膨らます以上に、心が崩壊します。
自分は自分だと何度も言い聞かせ、他人と比べる癖を改善していきましょう。
外見で闘う勇気がない時は内面で勝負を賭ける
容姿の事で悩む方への対処法には、外見で闘う勇気がない時には内面で勝負を賭けることです。
「見た目と中身は全く考え方が違うから…」と思っている人はたくさんいます。
しかし、外見で闘う勇気がない時には、ここで無理する必要はありません。
外見を磨くよりも難しいのは、内面です。
極めることが難しい内面で勝負を賭ける準備をしてみてください。
「ありがとう」を口癖にしようと思っても、普段から意識していなければ、なかなかできないこと。
一時の意識では変えられない難しさがあるのが内面の美しさです。
容姿に自信がなくても、内面を少しずつ磨いていけば、必ず見た目に変化が訪れます。
内面を磨くと女性は、外見にも輝きが増し、見た目で勝負できなかった自分から、どちらにも自信を持てるようになるのです。
内から出てくる美しさで、自信の持てない容姿を変えていく努力を積み重ねていきましょう。
僧念師匠のワンポイントアドバイス
自分の容姿が受け入れられない女性は少なくありません。
容姿はあなたの印象を決める大事なものだからこそ、人は外見を気にし、受け入れることができないと心まで閉ざしてしまうのです。
あなたの容姿にも必ず魅力となり輝けるものがあります。
今はその事に気付けていないだけで、悩めば悩むほど、あなたが持つ外見の良さを失っているだけです。
他人に容姿を指摘されることは屈辱でしかありません。
どんどん気持ちが落ちていく中でも、あなたが上を向いて努力できることを何か見つけ出し、踏ん張る勇気を持つようにしましょう。