【春のお彼岸】2022年は3月18日~2022年3月24日まで!どんな日?正しいお墓参りの仕方としてはいけないこと&牡丹餅(ぼたもち)を食べる意味
占い師 聖子
占い師 聖子
micaneで占いをしている聖子と申します。このページを訪れてくださったあなたへ、今一番必要なことについてお話するわね。

日本は勿論世界が大変革を迎えている2024年。地震や不安定な株価…。そんな中で前に進もうとする経済や社会、世界中の人々が昔とは違う「変化」や「前進」にチャレンジしようとしています。

そして、いよいよ近づいてきた2025年。時の流れと言うものは本当に早いものです。

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毎年やってくる「春のお彼岸」ですが、お墓参りに行くことが当たり前という人も多いといえます。

「春のお彼岸」にはどうしてお墓参りに行くのか、明確な理由はわからない、といった人も少なくないものです。

「春のお彼岸」というのは、一体どんな日なのか、お墓参りの正しいお参りの仕方、やってはいけないことや、お供え物であるぼた餅について、解説していきます。

「お墓参りに行くことが出来ない!」という時の、供養の方法も併せて紹介しますので、参考にしてみてください。

目次

春の彼岸って?どんな日?2022年はいつからいつまでなの?

 

春分の日を中日として前後1週間

「春のお彼岸」とは、春分の日を真ん中に、前後3日間ずつを含めた、一週間の期間のことをいうのです。

お彼岸というのは、「春のお彼岸」だけでなく、秋にも「秋のお彼岸」という期間があり、これは秋分の日を真ん中にして、前後3日間ずつを含めた、一週間の期間のことを指しています。

春分の日も、秋分の日も、国立天文台によって決められているのです。

国立天文台が毎年2月に発表している、翌年の「暦要項(れきようこう)」で発表しています。

「暦要項(れきようこう)」には、翌年の国民の祝日や、日曜表、二十四節気や日食・月食などが含まれていて、国立天文台が天文学的に計算をして割り出しているのです。

春分の日や、秋分の日は、二十四節気の暦の一つなので、ここで発表されています。

前年の2月に発表されていますので、2022年の春分の日、秋分の日も今年の2月1日に発表されました。

2022年の春分の日は、3月21日です。

ちなみに2022年の秋分の日は、9月23日になります。

2022年の春のお彼岸は2022年3月18日~2022年3月24日まで

2022年の春分の日は3月21日です。

春分の日である3月21日を中心とした前後3日間を合わせた一週間が、「春のお彼岸」となりますので、2022年は、3月18日から3月24日までが「春のお彼岸」になります。

ちなみに2022年の「秋のお彼岸」は、秋分の日である9月23日を中心とした、9月20日から9月26日までです。

「お彼岸」の一週間のうち、初日を「彼岸の入り」といい、春分の日・秋分の日にあたる日を「中日」、最終日のことを「彼岸の明け」といいます。

春分の日も、秋分の日も昼と夜の長さが同じになる日だというのは、多くの人が知っていることです。

そんな日を中心としている「お彼岸」ですが、昔から「暑さ寒さも彼岸まで」といわれています。

「お彼岸」は昔から、季節の変わり目の指標ともされていたといえるのです。

「春のお彼岸」は寒さも和らいで、暖かくなってくることを、ご先祖様と一緒に喜ぶ日といってもいいものかもしれません。

お彼岸は仏教が由来

「お彼岸」にはお墓参りをして、ご先祖様の供養をするものだと思っている人も少なくありません。

「お彼岸」というのはどういったものなのか、聞かれた時に迷いなく答えることが出来る人は、そう多くないのが事実です。

まずこの「彼岸」というのは、仏教の言葉で、由来はサンスクリット語にあります。

サンスクリット語で「波羅蜜多(パーラミター)」という言葉があるのですが、「この世に存在する、ありとあらゆる苦しみ・煩悩から離れて、悟りの境地・安らぎの世界といわれる極楽浄土や涅槃(ねはん)に至ること」という意味を持っているのです。

「お彼岸」の時期には、中日はご先祖様に感謝の意を伝え、それ以外の6日では、悟りの境地に達するために必要な「六波羅蜜行」を行う日とされています。

「六波羅蜜行」とは「布施波羅蜜(ふせはらみつ)」「持戒波羅蜜(じかいはらみつ)」「忍辱波羅蜜(にんにくはらみつ)」「精進波羅蜜(しょうじんはらみつ)」「禅定波羅蜜(ぜんじょうはらみつ)」「般若波羅蜜(はんにゃはらみつ)」の6つのことを指しているのです。

これを一日一つずつ行うことで、悟りの境地である「彼岸」に近づくことが出来るということ。

「布施波羅蜜(ふせはらみつ)」というのは、見返りを求めることなく、人のために施しをすること、「持戒波羅蜜(じかいはらみつ)」というのは、自らを戒め、規律やルール・道徳を重んじて規則正しい生活を送ること、「忍辱波羅蜜(にんにくはらみつ)」とは、寛容な心を持ち、苦痛や屈辱に耐え忍ぶこと、「精進波羅蜜(しょうじんはらみつ)」とは、怠けることなく、目標に向かって努力して進んで行くこと、「禅定波羅蜜(ぜんじょうはらみつ)」とは、精神を統一させて、静かに真実を考えること、「般若波羅蜜(はんにゃはらみつ)」とは、正しい行いをするために、仏についての正しい知識を身につけること、をいうのです。

先祖供養は日本だけの風習

日本では、昔から「太陽信仰」や「先祖崇拝」という信仰が強くありました。

春分の日や秋分の日が、昼と夜の長さが同じであり、この日を境に逆転する日でもあるので、太陽が真東から上って、真西に沈んでいくことと合わせて、「この世」と「あの世」である「極楽浄土」が通じやすい日だと考えられるようになったのです。

仏教では、「極楽浄土」は「はるか西の彼方」にあるとされています。

このことから日本では、「お彼岸」の間にはさまざまな法要儀式を、執り行うようになったのです。

その一つが「お墓参り」でもあり、ご先祖様に感謝の気持ちを示したり、ご供養をして成仏を祈ったりする風習に繋がっています。

「お彼岸」は基本的には仏教の教えではあるのですが、ほかの仏教信仰国であるインドや中国などには、「お彼岸」に法要儀式を行うといったことや、ご先祖様の供養をする、などといったことは行われていません。

日本の仏教の考え方や、昔からの「先祖崇拝」の信仰などが加わったことで出来た、日本独自の風習だといえるのです。

此岸と彼岸はあの世とこの世

「彼岸」と「此岸(しがん)」という言葉を聞いたことがある人が多いものですが、一体何のことなのか。

「彼岸」といえば、仏教の考え方で、いわゆる「あの世」のことで、仏様の世界のことを言います。

「彼岸」に対して「此岸(しがん)」というのが、私たちが今いる世界である「この世」のことなのです。

「彼岸」と「此岸(しがん)」の間に流れているのが、「三途の川」。

仏様の世界と、私たちの世界を分けている川です。

「彼岸」は仏様の世界とされている、煩悩のない、悟りの境地であり、極楽浄土・涅槃(ねはん)のこと。

煩悩とは、私たちを精神的・肉体的に悩ませたり、心を乱したり煩わせたり、時には汚すこともある、悟りの境地に達しようとせんことを妨げようとする、あらゆるものです。

「彼岸」と「此岸(しがん)」という言葉は、日本の風習が生んだ言葉で、「人は死を迎えると彼岸に行くことができ、煩悩に囚われることなく、いつまでも穏やかに暮らしていける」と説いた日本の仏教の教えからきています。

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はるのお彼岸の正しいお墓参りの仕方

お墓のただしい掃除の仕方

「お彼岸」にはお墓参りへ出かける人も多いものですが、お墓参りには正しいやり方というものがあります。

お墓に着いたら一番にすることは、お墓に手を合わせることです。

人の家へお邪魔するときにはその家の人にご挨拶をするのと一緒で、お墓に着いたらご先祖様にご挨拶をします。

ご挨拶が終わると、お墓の掃除に移るのですが、掃除にも順番があるのです。

初めに取り掛かるのは、敷地内の掃除。

お墓によっては、敷地内に木が植えられているところもありますので、その場合にはまず木の剪定から行ってください。

落ちている枯葉やゴミを集めて、この時期には長くのびてしまっている草抜きをがんばりましょう。

お墓に玉砂利が敷いてあって、汚れがひどくなっているようなら水洗いも忘れずに。

敷地の掃除が終わったら、墓石の番です。

基本的には墓石は水拭きで、スポンジや雑巾などを使って丁寧に拭きます。

あまりに汚れがひどかったり、なかなか取れない汚れがついている場合は、墓石用の洗剤を使う方法もあるのです。

墓石に刻んでいる文字の部分は、汚れが溜まっていたりしやすいので、忘れずにチェックしてキレイにしましょう。

キレイに洗い終わったら、乾燥したタオルで乾拭きをして、水滴を残さないようにしてください。

最後に花筒や線香皿もキレイに洗って、お花を供えましょう。

線香皿は、燃やしたお線香がこびりついていたりしますので、しっかり磨いてください。

水滴を拭き取ったら、新しいお線香を焚いて、お墓に対して手を合わせましょう。

お墓が近くにあれば、頻繁に通うことも出来ますが、遠方にあったりして一年に数回しかお墓参りに行くことが出来ない人も少なくありません。

お墓に参った時には、心を込めて掃除をしてください。

仏具の手入れの仕方

お墓が遠方でなかなかお墓お参りできない場合、お家にあるお仏壇に手を合わせることでご先祖様の供養を行うということもあります。

その場合は、お墓の掃除ではなく、お仏壇のお手入れをしましょう。

「お彼岸」といえば、一年に何度か行うお仏壇の、掃除のタイミングのうちの一つといえます。

日頃からこまめに掃除をすることはもちろんですが、たくさんある仏具の一つ一つを細かく掃除しようと思えば、毎日行うのは大変なことです。

そのため「お彼岸」や「お盆」や「年末」だったり、「故人の命日」や「法事・法要」などといった、行事に合わせて掃除をして、ご先祖様をお迎えしていきたいところ。

「お墓参り」と一緒で、仏具の手入れを始める時には、お仏壇に手を合わせてご挨拶をしましょう。

お仏壇にはたくさんの仏具がありますので、挨拶を済ませた後には、一つずつ丁寧に外していきます。

仏具は直接床の上に置いたりすることがないよう、新聞紙や布を用意してその上に置くようにしてください。

仏具を取り外し終わったら、仏壇用の毛ばたきを使って、上から順番にホコリを落としていくのです

お仏壇には繊細な装飾がしてあるものもありますので、細かい部分は綿棒や筆を使うと、キレイに出来ます。

全体的にホコリを落とした後には、仏壇用の洗剤やクリームを使って布で拭いていきましょう。

強くこすらないように、気をつけてください。

乾拭きを済ませたら、仏具の手入れに移ります。

仏具は繊細なものですから、こすってしまうと傷がついたり、装飾が壊れたりといったこともあるので、毛ばたきや筆、綿棒などで優しくお手入れをしましょう。

全ての仏具をもとあった場所に戻したら、お仏壇に手を合わせてください。

仏具のお手入れは、晴れている日に行うようにしなければ、湿気が多い日に行うと、カビが生える原因になってしまいます。

またお仏壇に金箔が使われている場合には、特に気をつけなくては、金箔が剥がれ落ちてしまう可能性も高くなってしまいますので、心配なら業者さんにお願いをするというのも一つの方法です。

お墓参りに持っていくものは掃除道具とお供え物

お墓参りに持っていくものですが、大きく分けると掃除道具とお供え物の2つです。

掃除道具ですが、水を入れるための桶と柄杓・雑巾が数枚とスポンジ・ほうきや剪定用のハサミ・ゴミ袋と軍手といったもの。

水はお墓に着く前に、汲んでから行きましょう。

集合墓地であれば、水を汲むための水道が設置されていたりするのですが、個人墓では家から持っていかなければいけない場合もあります。

雑巾やスポンジですが、お墓が何基あるか、何人でお墓参りに行くか、によって用意する枚数や個数は変わってきますが、雑巾は水拭き用と乾拭き用と両方の用意が必要です。

敷地内に木があれば、剪定をしなければいけないので、剪定用のハサミも持っていかなければいけません。

数カ月に一回くらいしか行くことが出来ないと、落ち葉やゴミもたくさんあったり、剪定したものや抜いた草を入れるためのゴミ袋も必要です。

敷地が広いと、落ち葉を集めるためのほうきがあれば便利といえますし、草を刈ったり抜いたりする道具も持って行くのも一つ。

木や草を扱うので、ケガをしないように軍手も持っていっておいた方がいいといえます。

お供え物としては、仏式の場合は、お花やお線香・ろうそく・ろうそくに火をつけるためのマッチやライター・数珠・食べ物や故人が好きだったものなどです。

神道であれば、お花ではなく榊(さかき)ですし、数珠は必要ありません。

お供えするものや、お供えの仕方などは、宗派によって違いがありますので、これに限ったものではないといえます。

お供えする花の選び方

お供えするお花ですが、「これでなくてはいけない」という明確な決まりがあるわけではありません。

一般的には奇数本の花を飾ることが多く、菊やスターチス、キンセンカ・ユリなどがよく選ばれます。

お供えする花を選ぶ時には、日持ちする花や、枯れた時に散らかりにくい花が選ばれやすいのです。

避けられるものには、香りが強すぎる花・トゲを持っている花・毒を持っている花が挙げられます。

お墓に供えることを考えると、左右対称になるように準備をしてください。

花筒はあまり大きくないので、大きなものを持っていっても、お供えできませんので、本数は少なめにしておきましょう。

お花は、初彼岸なら法事などと同じように、白や紫などの淡い色の花を飾った方がいいといえますが、そうでなければ、赤やピンク・黄色などを使ってカラフルにしても問題はありません。

ご先祖様のことを想う気持ちが一番大切だといえますので、故人が好きだった花や色をお供えしてあげても、いいのです。

地域や宗派によっては、細かい決まり事がある場合がありますので、決まりがある場合はそちらに従ってお花も決めましょう。

お供え物は持ち帰るのが基本

お墓参りに行った際に、お供えしたものは帰る時にはどうすればいいのか、迷う人も少なくありません。

お線香やろうそくは片付けて帰りますが、では食べ物や飲み物、お花はなどのお供え物はどうすればいいのか。

基本的には、お供えしたものは帰る時には、すべて持ち帰るようにしましょう。

食べ物は野生の動物や鳥の餌になりますので、狙われてしまいます。

動物や鳥にお墓を荒らされてしまう、原因の一つにもなってしまうのです。

また食べ物を放置していると、腐って害虫が発生してしまうことも考えられますし、腐ってしまうと悪臭も発生してしまいます。

このような理由から、お供えした食べ物は持ち帰ることが基本となっているのです。

持ち帰った食べ物などのお供え物は、いただきましょう。

お供えしたものを食べるということも、供養の一環として考えられているのです。

一番いいのは、帰る前にお墓の前でいただくこと。

ご先祖様と一緒に飲食をするということになりますので、一番の供養だといえるのです。

どうしてもお墓の前でいただくのが難しいなら、お家でも構いません。

故人がお酒好きで、日本酒をお供えした後に帰る際、お酒を墓石にかけて帰る人がいますが、実はこの行為、墓石を痛めてしまう恐れがあるのです。

水受けにお酒を入れる行為も一緒で、劣化が早くなってしまいます。

お酒は開けずにお供えして、そのまま持ち帰るのが一番です。

また迷うことが多いのが、お花だといえます。

お花もずっと置いておくと腐敗していきますので、持ち帰りたいところ。

ただお花に限っては、集合墓地では管理者がいるので、定期的に回収してくれる墓地もあります。

そういったところでは、お花は持ち帰らずにお供えしておいたままでも大丈夫なので、確認してみてから決めても良いものです。

個人墓でも、「お彼岸」以外にも比較的頻繁に、定期的にお参りをしている人は、次のお供えのお花を持ってきたときに変えるまでお供えしていてもいいといえます。

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春のお彼岸にやってはいけないことってある?

結婚は縁起の問題

「お彼岸」にしてはいけないと言われていることの一つに、「結婚式」があります。

特に年配の人は、「お彼岸」に結婚をすることは、縁起が悪いと考えている人が多いといえますが、若い子の間ではその認識は薄くなってきているといえるのです。

実際には、「お彼岸」に結婚をしてはいけない、という決まりがあるわけではありません。

しかしながら昔から、「仏事と神事を一緒にしてはいけない」といわれてきた日本の背景があることから、縁起が良くないといわれるようになったのです。

仏事は、「死」にまつわることが多く、その代表的なものが、お葬式・法事・お墓参りなどといったもの。

「お彼岸」は故人を偲び、ご先祖様のことに想いを馳せ、お墓参りをする日だとされていますので、仏事の一つです。

これに対して「結婚」とは、神事であり、お祝い事。

このような理由から「お彼岸」に「結婚」をすることは縁起が悪いことだとされ、してはいけないといわれるようになったということなのです。

とはいえ実際に春や秋は結婚式を挙げる人も多く、人気のシーズンでもあります。

日取りや都合の関係で「お彼岸」に、結婚式を挙げることになるカップルがいるのも事実です。

してはいけないわけではないのですが、年配の方には良く思われないこともありますので、ゲストの人に対してのひと言を添えた方が丁寧だともいえます。

引っ越しは問題ない

「お彼岸」にしてはいけないといわれることに、「引っ越し」があります。

しかしながら「引っ越し」をしてはいけないという明確な根拠は、何もありません。

昔の人の考え方で、「お彼岸」はご先祖様のことを想い、感謝するという「先祖供養」の日だとされてきたことから、「引っ越し」は慎むべきだと考えられていたことが、そのまま風習化したのです。

現在では「引っ越し」を「お彼岸」にすることはあまり抵抗なく行われているともいえますが、年配の人のなかには、「先祖供養」を優先させないことに、違和感や抵抗を感じる人がいらっしゃるのは事実。

「引っ越し」をする前にお墓参りを済ませるなどしてから、もしくはお彼岸の中日は避けて、その前後で済ませるなど、配慮した方が無難だといえるのです。

とはいえあまり気にしすぎることはありませんので、わざわざ避ける必要はなく、予定や都合を優先させて決めていいものだといえます。

喪中のお墓参りは普通通りに行っても良い

「お彼岸」を迎える前に、親族を亡くして喪中の場合、お墓参りに行ってもいいのかどうか、迷う人も多いものです。

特に亡くなった人のために建てた新しいお墓で、まだ四十九日を迎えていなくて納骨が終わっていない場合。

仏教の考え方でいえば、故人はまだ仏様の世界にはたどり着いていないとされる頃になるのです。

この場合は、わざわざお墓参りに行く必要はなく、遺骨を安置している自宅のお仏壇でお参りをすることになります。

喪中でも、先祖代々のお墓がある場合や、ほかの人のお墓参りなど、普通通りお墓参りに出かけても何も問題ありません。

納骨をする予定のお墓に、ご先祖様がいて、「お彼岸」にお墓参りに出かける場合は、「故人のことをよろしくお願いします」とご挨拶をしておくのも忘れないようにしましょう。

とはいえ宗派や地域によっては、喪中の過ごし方というものが細かく決まっていて、お墓参りに行ってはいけないとされているところもありますので、親族に効いたりするなど、その家の風習に従ってください。

お見舞いは相手の心情を考慮して

「お彼岸」の時期の「お見舞い」は、最も気をつけなければいけない事だといえます。

仏教で「してはいけない」と決められているわけではないのですが、お見舞いの相手の心情を考えると、控えておきたいことなのです。

遠方に住んでいて、お墓参りに帰省したから「お彼岸」にしかお見舞いに行けるチャンスがない、どうしても「お彼岸」の間にしか行くことが出来ないなどの理由や、相手の方から「お彼岸」の期間でもいいと申し出があった場合、家族などといった間柄でしょっちゅうお見舞いに顔を出している、などといったケースでは、「お彼岸」の間にお見舞いに行くこともあります。

しかしながら「お彼岸」は、ご先祖様や故人のことを想ってお墓参りをする時。

そんな時期にお見舞いに行くということは、相手の人からすれば「まだ生きているのに…」「お墓参りに来られたような複雑な気持ち…」「なんとなく縁起が悪い…」などといった気持ちを抱いてしまいやすいといえるのです。

もちろんお見舞いは相手のことを想っていくものなので、来てくれたことがうれしいもので、そのような気持ちを抱く人ばかりではありませんが、病院に入院している以上、不安な気持ちになってしまう人も、多いということがいえます。

「お彼岸」のお見舞いは、相手のメンタル的な部分も関わってきますので、気をつけましょう。

お彼岸にすること|遠方&お墓参りに行けない時はどうする?

故人の好物をお供えしましょう

「お彼岸」には、家族でお墓参りが当たり前の行事となっている家庭も多く、昔から家族の恒例行事となっているといってもいいもの。

しかし小さい頃は家族に連れられて行くのが当たり前だったお墓参りも、大人になってそれぞれ自立をして実家を離れていくと、遠方でなかなか「お彼岸」にお墓参りに行くことが出来なくなってしまった人や、仕事が忙しい時期と重なって行くことが難しい。

また昨年からは、コロナウイルス感染症の拡大を抑えるために、県境をまたいでの移動が制限されたり、不要不急の外出を控えるなどしなくてはいけないこともあって、行きたくても行ける状態にないこともあります。

そんな時はどうすればいいのか、不安になってしまう人も少なくありません。

どうしてもお墓参りに行くことが出来ない時は、故人の好きだった食べ物や、飲み物をお仏壇にお供えして、手を合わせましょう。

実家にお仏壇があって、実家に行くのも難しいという場合は、実家に送って、代わりに供えてもらえばいいのです。

手を合わせるだけなら、お仏壇の前でなくても、自宅で出来ます。

お仏壇やお墓のある方向に向いて、手を合わせて感謝を伝えましょう。

どこからでも、ご先祖様のことを想う、あなたの気持ちが一番大切なことなのです。

故人の好きだったものや、思い出を話しましょう

お墓参りに行くことが出来ない理由は、いろいろありますが、たとえお墓と比較的近い場所に住んでいたり、実家にいるからといっても、体調不良でお墓参りに行くこと困難な時もあれば、現在の世の中の状況のように、外出自体が難しい時もあります。

そんな時は、自宅でお仏壇に故人の好きだった食べ物や、飲み物をお供えして、お仏壇に手を合わせること以外にも、ご先祖様の供養として出来ることがあるのです。

それは、故人の思い出話をすること。

家族と一緒に、故人・ご先祖様の好きだったものについて話をしたり、「こんなことがあったよね…」「この時はこうだったよね…」などと、写真があれば写真を見ながら、思い出話に花を咲かせることで、ご先祖様の供養をすることに繋がっているのです。

ご先祖様や故人のことを、大切に想って、いつまでも忘れていません、いつも心のなかにいます、ということを伝える意味で、家族と思い出話をすると、ご先祖様や故人もきっと喜んでくれます。

テレビ電話で実家と繋ぐ

実家に帰ることが出来ればお仏壇に手を合わせることも出来るけれど、実家に帰ることも難しいという人もいます。

お供えしてほしいものも実家に送って、お願いしたし、手も合わせた。

「でもやっぱりお仏壇に向かって、手を合わせたい!」、そう思う人もいるはずです。

そんな時は、実家にテレビ電話をかけてみるという方法があります。

スマートフォンやパソコンなどがあれば、お互いに顔を見て話が出来る時代になった現代なので、実家にテレビ電話を繋いで、実家にいる家族の人にお仏壇を映してもらうことも出来るのです。

そうすれば、実際にお仏壇を見て手を合わせることが出来ますし、そのあと家族と故人・ご先祖様の話をすることも可能になります。

家族と時間を合わせて、テレビ電話を繋いでみることも一つの方法として考えてみてください。

お墓参りの掃除代行サービスに依頼

お墓参りに行くことができなくても、ご先祖様や故人に想いを伝えることが出来る、ご供養が出来る方法はわかった、という人も、やっぱり心配なのは、お墓参りに行くことが出来ないがために、お墓の掃除や手入れが出来ない、ということが気にかかる人も多いものです。

特に昨年からのコロナ感染症の影響もあって、お墓参りに行くことが出来ない人が増えてきているなか、注目されているサービスがあります。

それがお墓参りの代行サービスです。

もともとはコロナ感染症は流行する前からあったサービスで、自分しかお墓参りに行く人がいないけれども、なかなか行くことが出来ないという人や、自分の体力にも不安があって、お墓の掃除やお手入れが満足に出来ない、という人たちに向けて展開されていたものでした。

しかしコロナ感染症の影響で、元気でもお墓参りに行くことが出来なくなった状況から、この代行サービスがフューチャーされるようになったのです。

お墓参りの代行は、お参りだけもしてくれますが、お墓の掃除も一緒に行ってくれる業者がほとんどで、リモートでお墓と繋いでくれたりといったことをしてくれるところもあります。

お墓参りのみで、相場は1万円から、お墓の掃除とセットなら2万円が相場となっているので、実際に自分が行く時の交通費などを考えると、代行サービスに依頼するのも悪くない金額です。

「昨年一度もお墓参りに行くことが出来なくて…」「お墓の状態が心配だな…」という人は、選択肢の一つとして考えてみてください。

春のお彼岸のお供え物|牡丹餅(ぼたもち)なのはどうして?

おはぎと牡丹餅の違いは季節によって名前が違う

「お彼岸」といえば「ぼた餅!」という人と「いやいや、おはぎでしょ?」という人がいます。

「ぼた餅」と「おはぎ」はいったい何が違うのか。

もともとは「ぼた餅」と「おはぎ」の違いにはいくつかの違いがありました。

その名前の由来ですが、作られた時期によって呼び名が変わっていたのです。

「ぼた餅」は、春のお彼岸で食べられるものなので、その季節の花である「牡丹(ぼたん)」から名前を取って「ぼた餅」と呼ばれていました。

「おはぎ」が食べられていたのは、秋のお彼岸だったので、秋の七草の一つである「萩(はぎ)」から名前を取っています。

ちなみに夏には「夜船」と呼ばれ、冬には「北窓」と呼ぶなど、春夏秋冬で呼び方が変わっていたのです。

季節だけでなく、その形とあんこにも違いがあるのだといえます。

「ぼた餅」はドテッとした丸い形をしていて、こしあんを使っているのに対して、「おはぎ」は細長くて、米俵のような形をしていて、こしあんに代わって粒あんが使われていたのです。

これは、あんこの原料となる小豆が取れる時期が関係しています。

秋に収穫した小豆を使う「おはぎ」は、小豆が柔らかく、そのまま潰して食べることが出来たことから、そのままを使った粒あんが使われていたのです。

「ぼた餅」を作る時期といえば、収穫から時間が経って、小豆の皮が固くなってしまっていたため、皮をすべて取り除いた、滑らかなこしあんが使われていました。

現在では、粒あんかこしあんか、という違いや形の違いは、なくなってきているといえます。

これら以外にも、地域によって呼び方の違いもあり、一概に「これがぼた餅」「これがおはぎ」と決めることが出来ません。

例えば、もち米で作られているものを「ぼた餅」、うるち米を使っているものを「おはぎ」と呼ぶなど、お米の違いで分けている地域もあれば、あんこでお餅を覆っているものが「ぼた餅」、きな粉をまぶしているものを「おはぎ」と呼んでいる地域もあります。

そもそも呼び方が全く違う地域もあって、お米の潰し方でお餅に粒が残っているものや、粒あんのものを「半殺し」、粒が残らないように潰した者や、こしあんのものを「皆殺し」「本殺し」と呼ぶのです。

その地域の人でなければ、何のことを言っているのか全く分からず、怖い話になってしまいます。

春がこしあんの理由は小豆の収穫時期

「春のお彼岸」に食べられる「ぼた餅」が、こしあんで出来ている理由は、小豆が取れる時期である秋から時間が経っているからなのです。

小豆は、収穫してすぐの頃は、皮が柔らかいために、ゆでてそのままでも潰すことが出来ます。

しかし収穫して春までといったら、半年ほど経ってしまっていますので、その間に小豆は乾燥してしまい、皮が固くなってしまうのです。

固くなった小豆は、ゆでたとしても皮が残るようになりますので、そのままあんこに使うことが出来ません。

そのため皮を全部取り除いて、小豆の中身だけを使ったこしあんにしなければ、食べることが出来なかったのです。

現在では、品種改良や保存の技術が進んできたことによって、一年中粒あんもこしあんも作られていますので、「春のお彼岸」はこしあんの「ぼた餅」と決まっているわけではなくなってきました。

小豆には邪気を払う力がある

「ぼた餅」に使われているあんこですが、その原料である小豆には、邪気を払う力があるとされています。

昔から赤い色は、邪気を払うとされていたこともあり、赤い色をしている小豆も、その一つとして考えられてきたのです。

神社にある鳥居が朱色をしているのも、邪気を払うという意味があるのと一緒だということ。

赤色は太陽・火・血といったもののシンボルとして扱われ、体内に取り込むことで邪気を払う力を得ようとしたことから、小豆は、人生の節目であるお祝い事や、仏事や神道の行事などで欠かせないものとなってきました。

「お彼岸」に食べる「ぼた餅」や「おはぎ」だけに関わらず、「小正月」には「小豆粥」を食べたり、おめでたい席では「お赤飯」を炊いたり、「五穀豊穣」の五穀の一つには小豆があったり、お団子やお饅頭といった和菓子など、小豆との関係は、昔から深いものがあったといえます。

現在では、風習だけが残っていて、その理由や由来を知っている人は少なくなってしまいましたが、小豆に邪気を払うパワーがあることから、このような風習が出来ていたのだということがいえるのです。

ハレの日にはお餅を食べる

「ぼた餅」が食べられるようになった理由は「小豆」だけではありません。

「お餅」も、もともとは霊力があるとされていた食べ物だったのです。

お餅やお団子といったものも、「小豆」と同じように仏事や神事に欠かせないものとされています。

農民の間では、稲には「稲霊(いなだま)」や「穀霊(こくれい)」が宿り、生命力を強くする霊力を持っていると信じられていました。

そのためお米は神聖なものとして扱われ、お米をもとに作られる「お餅」や「お酒」は、霊力をさらに強くするとされていたのです。

そのため、仏事や神事などでは欠かされることなくお供え物にされてきましたし、さまざまな場面で食べられるようになりました。

お祝いなどの特別な日のことを「ハレの日」ということもあり、「ハレの日」には「お餅」を食べることが習慣化されていったということなのです。

占い師 RINのワンポイントアドバイス「春のお彼岸は故人を忍び家族や親族で集まるとよい日!」

RIN
「春のお彼岸」は、ご先祖様や故人のことを想う日です。

お墓参りに行って、掃除をしたり、故人のことについて家族や、親戚などと思い出話をしたり、想いを馳せることが大切だといえます。

とはいえお墓参りに行くことが出来ない状況でもありますので、あなたのやり方でご先祖様や故人の供養をすることが大事なのです。

故人のことを考えて、お供え物を用意したり、お仏壇に向かって語りかけるなどしましょう。

ご先祖様もきっと、喜んでくれます。

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